こんばんは

ご覧頂きありがとうございます

\(^▽^)/

 

 

 

 

 

本日は

 

想像力と全滅のとき

 

というテーマで

 

300

 

 

という映画を

 

解説させて頂ければと思います。

 

 

 

 

 

 

登場人物が全滅するという状況は

 

基本的にはバッドエンド!

 

 

 

 

 

 

できれば、全員が無事で映画が終わる

 

ハッピーエンドが望ましいですよね

 

ヽ(=´▽`=)ノ

 

 

 

 

 

 

けれど…

 

たとえ自分が死んだとしても

やり遂げるべき事がある

 

という局面も

 

人生には訪れる事があるのです…

 

 

 

 

 

 

このシリーズで

 

本作品を選ばせて頂いた理由は3つ。

 

 

 

推薦理由①

理由がある全滅は

決して無駄死ではない事が

描かれた映画だから

 

 

 

 

 

 

本作は

 

圧倒的多数のペルシャ軍の侵攻に対して

 

降伏を拒否して徹底抗戦を貫いた

 

スパルタのレオニダス王と300人の部下たちの

 

獅子奮迅の戦いを描いた映画。

 

↑戦いの中で死ぬ事を誇りとするスパルタ軍は

正に一騎当千の300人です!

 

 

 

 

 

 

と言っても

 

戦力差は100万人vs300人ですから

 

結果は見えていますよね…

 

↑戦力差のイメージはこんな感じ。

とても勝てる見込みはありませんね!

 

 

 

 

 

 

ではどうしてレオニダス王は

 

ペルシャの軍門に下らなかったのでしょう?

 

 

 

 

 

 

それは、ペルシャ軍への敗北が

 

国家の消滅を

意味していたから

 

なのです。

 

 

 

 

 

 

ご存知の通り、現在の世界も

 

勝ち残った国だけしか存続していません。

 

↑スペイン人によって滅ぼされたアステカ帝国。

 

アステカの文化を継承している国は

もはや存在しません…

 

 

 

 

 

 

敗北による屈服=国の消滅

 

なのであれば、逆に考えれば

 

敗北しても屈服しない

=国は消滅しない

 

という事ですね。

 

 

 

 

 

 

ですのでレオニダス王が

 

精神的に屈服しなかったのであれば

 

残された人々には

 

王の残してくれた国を守って戦おう!

 

という気概が残される事となります。

 

↑ワシの屍を超えて戦うのだ。スパルタの民よ!

 

 

 

 

 

 

つまり300の全滅は

 

残された国民が

精神的に負けないための全滅

 

だったのです!

 

↑スパルタの兵の強さは

全滅したとしても伝説として残り

それが国民たちの誇りとなっていく。

 

↑そんな戦いに赴くレオニダス王は

生還するつもりなど、端から無かったのです!

 

 

 

 

 

推薦理由②

精神的な敗北は

倒すべき相手に対して

再び戦いを挑もうとする気概を

摘み取ってしまう

 

 

 

 

 

 

300vs100万の結果は

 

想像すればお分かり頂けると思いますが

 

レオニダス王の全滅は

 

残されたスパルタの人々の心の中に

 

一体何を残したのでしよう?

 

 

 

 

 


それは是非、皆さん自身の目で

 

ご覧になって頂ければと思います。

 

↑敵のペルシャ王クセルクセスは

マッドマックスの敵のようなエクストリームな男!

 

そんなクセルクセスを怯ませたスパルタの全滅は

伝説となっていくのです…

 

 

 

 

 


本作を監督したザック・スナイダーは

 

人は運命に対し

どのように行動するべきか

 

という

 

人間の覚悟や哲学を問う映画を

 

好んで撮っている監督。

 

↑バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生も

自分の運命を自覚する

二人のスーパーヒーローが戦う映画です。

 

 

音譜バットマン vs スーパーマン

ジャスティスの誕生(前編)はコチラ音譜

 

 

音譜バットマン vs スーパーマン

ジャスティスの誕生(後編)はコチラ音譜

 

 

 

 

 

 

だからこそ、スパルタ兵300人の全滅は
 

ただの無謀な特攻や

 

戦局を読めない愚挙ではなく

 

全滅する事によって

国の命運を変えさせる

 

という

 

崇高な使命として描いているのです。

 

 


推薦理由③
身を捨ててこそ
浮かぶ瀬もあれ

 

↑当方は既に覚悟完了なり!

 

 

 

 

 


と言う訳で次回は引き続き

 

ザック・スナイダー監督による

 

女の子全滅映画

 

というテーマで

 

エンジェル・ウォーズ

 

という映画を解説してみたいと思いますので

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 


ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆

 

 

↑ペルシャ軍と互角以上に戦い壮絶な死を遂げた

スパルタの300人は伝説となり

反スパルタの象徴となっていきます。

 

続編の300~帝国の進撃~は

スパルタの戦いに勇気をもらった

アテナイの戦士たちが

ペルシャ軍を海戦で迎え撃つというお話です。