こんばんは
ご覧頂きありがとうございます
\(^▽^)/
本日も
想像力と
ヒトラーの残影
というテーマで
マダム・グルニエの
パリ解放大作戦
という映画を
解説してみたいと思います。
前回の博士の異常な愛情は
ピーター・セラーズというコメディ俳優が
1人3役を演じていた映画。
①アメリカ大統領!
↑②イギリス空軍司令官!!
↑③ドイツ人科学者ストレンジラブ博士!!!
1人3役って多芸ですよね
( ̄_ ̄ i)
けれど本作でのピーター・セラーズは
なんと1人7役なのです!
( ̄□ ̄;)
↑ナレーション+6人で1人7役!
このシリーズで
本作品を選ばせて頂いた理由は3つ。
推薦理由①
パリ占領下における
ナチスドイツへの抵抗運動を
コミカルに描いているから
本作は歴史的事実を基にした
第二次世界大戦時におけるナチスドイツの
パリ占領時から撤退までを描いたもの。
と言っても
歴史的事実はあくまでも
こういう事件がありました
という事だけ!
本作は
パリで起こった諸々の事件には
実はマダム・グルニエが経営している
パリの高級娼館が関係していた!
という
その時歴史が動いた!
みたいな映画なのです。
(ただしフィクション!)
↑占領下でもドイツ人相手にお仕事していた
マダム・グルニエの娼婦たちは
気がつけば救国の英雄になっていました!
というお話です。
描かれている主な出来事は
マルク・ブロック大尉による
フランス国内初の
ナチス抵抗運動での処刑
↑実在のマルス・ブロックは
銃殺になった時にフランス万歳と叫んだユダヤ人として
フランスでは有名なのです。
アメリカの第二次世界大戦における
ナチスドイツへの宣戦布告
↑本作では
マダム・グルニエの館に入り浸っていた
アメリカ大使館員が
宣戦布告の原因だと描きます。
ナチスのロシア侵攻に際して
パリからの援軍の中止
↑パリに駐留していたドイツの精鋭部隊は
なぜソ連に加勢に行かなかったか?
そして
ドイツ軍のパリ撤退時に
パリが爆破されなかった理由
↑パリを焼き払え!というヒトラーの命令は
なぜ実行されなかったのでしょう?
実際にパリで起こった数々の事件の裏には
マダム・グルニエの館の娼婦たちが
いろんなカタチで関与していていたのです。
一体どんな関与?
それは是非、皆さん自身の目で
ご覧になって頂ければと思います。
↑こんな子たちがパリを救ったの!?
本作はピーター・セラーズらしい
軽妙洒脱なコメディ映画。
↑ピーター・セラーズの持ち味は
ゆる~いお間抜け!
(「ピンクパンサー」より)
実際に起こった黒歴史とは別の
ドタバタコメディをどうぞ楽しんでください。
↑かわいい子の前で照れちゃうヒトラー!
もちろんピーター・セラーズです。
推薦理由②
陰鬱で悲惨な歴史を
笑いに変える事ができるのも
映画の一つの効用である
↑陰惨な歴史を過去のものにしようよ!
本作で徹底的に間抜けな存在として
描かれているのは
ドイツ秘密警察ゲシュタポ!
↑ゲシュタポのマークは…
↑前々回ご紹介させていただいた
オデッサファイルのタイトル文字にも描かれています。
疑い深いゲシュタポ長官は
その執念深い性格が仇になって
何度も間抜けな失敗をして
結果的に娼婦たちを活躍させる事になるのです。
↑娼婦たちを疑い
何としても捕えようとするゲシュタポ長官も
ピーター・セラーズです。
パリは女の都!
だからこそ、これから先も
例えパリを制圧した軍隊がいたとしても
パリの女性にメロメロになってるうちに
彼女たちに倒されちゃうかもしれませんね!
推薦理由③
パリは女性の都!
男性が武力だけで制圧するのは
不可能な街である
↑映画のラストで、パルチザンたちと共に
ドイツ軍内部まで潜入するマダム・グルニエの女の子たち!
パリの平和を守るためだったら
娼婦だって戦士になっちゃうのがパリなのです
ヽ(=´▽`=)ノ
と言う訳で次回は
ナチスとオカルト
というテーマで
キャプテン・アメリカ
ザ・ファースト・アベンジャー
という映画を解説してみたいと思いますので
どうぞよろしくお願いいたします。
ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆
↑ソフト・エッチなナチスへの抵抗運動!
いかにも1970年代っぽい大らかな雰囲気ですね。
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