こんばんは
ご覧頂きありがとうございます
\(^▽^)/
本日も
想像力と
発掘良品の再発掘
というテーマで
サボテン・ブラザース
という映画を
解説してみたいと思います。
ヒーローになる条件というのは
あるのでしょうか?
ヒーローの検定や資格はありませんし
教育機関がある訳でもありません。
そう。
ヒーローとは勇気と決断があれば
誰にでもなれるものなのです。
↑趣味でヒーローをやっている最強の男が登場し
公的なヒーローたちが
存在意義を改めて見つめるようになるマンガ
「ワンパンマン」
このシリーズで
本作品の推薦理由は3つ。
推薦理由①
実力がなくても
ヒーローを名乗っても良い
という事が
描かれた映画だから
本日の作品は
本物の正義のガンマンと間違えられた
コメディ役者たちのお話。
時は1916年。
まだサイレント映画全盛の時代に
スリー・アミーゴーズという
マリアッチのファッションをした
メキシコ風正義の味方の映画がありました。
↑映画の中だけの正義のヒーロー
スリー・アミーゴーズ!
何作もヒットした人気のシリーズでしたが
マンネリ化して人気は次第に下落し
シリーズは打ち切りとなってしまいました。
もちろん役者たちはお払い箱!
トレードマークだったマリアッチ服も
取りあげらてしまいます
↑おい!お払い箱のこいつらをつまみ出せ!
途方に暮れた役者たちですが
そんな時、メキシコの小さな村から
スリー・アミーゴーズを村に招きたいという電報が
届いたのです。
実はその電報の依頼は
スリーアミーゴーズの映画を観た村の娘が
本物の正義の味方だと勘違いして
悪党退治を依頼したものだっのです!
↑彼らなら村を救ってくれるわ!!
もちろん倒して欲しい悪党は
本物の凶悪な強盗!
↑娘の村を襲っている悪党エル・アポ!
けれど、そんな事知らない
能天気なサボテンアミーゴたちは
娘からの電報を公演の依頼と勘違いして
撮影所から服を盗み出し
ウキウキとメキシコの危険地帯へと
向かってしまったのです!
↑いつも陽気な3人組は、いつもの珍妙な格好で
村にやって来てしまいました。
映画など見たことがない村の人々は
本物のヒーローが来たと大喜び!
エル・アポの部下も
あまりに奇妙な3人組の出現に警戒して
撤退してしまうのです。
部下の報告を聞いたエル・アポは
大軍団を引き連れ村を襲撃してきました!
けれど鈍いスリーアミーゴーズたちは
エル・アポ一味を役者と勘違いして
愉快な演技を見せていたら撃たれてしまうのです!
↑いつも通りにしていたら…
↑撃たれちゃいました
さて、ただの役者であるスリーアミーゴーズは
果たしてどうなってしまうのでしょう?
それは是非、皆さん自身の目で
ご覧になって頂ければと思います。
↑あれ…ひっょとするとコレは
推薦理由②
ヒーローを演じるは楽しいが
実践するのは
危険を伴う事である!
スリーアミーゴーズはただの役者。
ヒーローではありません。
↑出来る事といえばこんな事!
けれど、彼らはずっと
正義の味方を演じ続けた人でした。
無自覚に事件に巻き込まれてしまった
コメディアンたちですが
スリーアミーゴーズを演じていた時
彼らの中に正義の心があったのは事実。
↑彼らは映画の中で
正義のヒーローを演じ続けてきたのです!
だからこそ彼らは
村人を見捨てて逃げることは
できなかったのです。
だからこの作品は
正確には偽者の映画ではありません。
スリーアミーゴーズは
真剣に戦わなければならない状況に遭遇し
本物のヒーローとしての自覚を持ち
悪と戦う事を決意します。
だから本作は、ヒーローを演じていた役者が
本物のヒーローとして生まれ変わる
という
ヒーローを演じるのではなく
本物のヒーローとして
生きる覚悟を決めた男たちの映画
なのです
ヽ(=´▽`=)ノ
↑役者が本物になろうとしちゃダメですか?
推薦理由③
目の前の困難から逃げずに
本気で立ち向う覚悟が出来たなら
誰もがヒーローになれる!
と言う訳で次回は
折角ですので発掘良品から離れて
一般人が
ヒーローになる時
というテーマで
ミステリー・メン
という映画を解説してみたいと思いますので
どうぞよろしくお願いいたします。
ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆
↑アホなギャグも満載ですが
なんだか観ていると元気になって来る
不思議な作品。
本作は
凡人が覚悟を決めるカッコよさを描いた
愛すべき名作でもあるのです。
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