こんばんは
ご覧頂きありがとうございます

\(^▽^)/

 

 

 

 

 

 

本日も

 

想像力と

発掘良品の再発掘

 

というテーマで

 

レモ/第1の挑戦

 

 

という映画を

 

解説してみたいと思います。

 

 

 

 


本作は発掘良品第一弾の中で

 

最も奇妙な作品。

 

 

 

 

 

 


恐らく今の若い方が

 

何の予備知識もなくこの映画を観たら

 

あんまり面白くない

 

という感想になっても仕方ない気がします

 

(ノ_-。)

 

 

 

 


けれど発掘良品シリーズには

 

そんな変なテイストの作品も少なくないのです。

 

 

 

 


第71弾のスーパーマリオ

魔界帝国の女神

 

↑… … …あせる

 

 

 

第55弾の超能力学園Z

 

↑どんな映画かは、ご想像にお任せしますあせる

 

 

 

 

 

これらの作品も

 

必ずしも評価が高いとは言えない気がします。

 

 

 

 

 

 

けれど、こういう映画は

 

一部の人に偏愛されている作品。

 

 

 

 

 

 

変だったり、バカバカしかったり

 

ご都合主義だったりですが

 

その作品を観に行った事自体が

 

青春の思い出だったりする

 

過去の記憶を蘇らせてくれる

スイッチのような映画

 

なのです

 

ヽ(=´▽`=)ノ

 

 

 

 

 


ですので、こういう映画も

 

記憶遺産として残しておくべきですね!

 

 

 

 

 

 

このシリーズで

 

本作品の推薦理由は3つ。

 

 

推薦理由①

壮大な世界観の映画が

一作だけで終わると

どうなるかを学べる映画だから

 

 

 

 

 

 

本作は、デストロイヤーシリーズという

 

長編アクション小説の映画化。

 

↑なんか色々盛沢山な感じの「デストロイヤー」

 

 

 

 

 

 

現在までに151冊が刊行され

 

新シリーズも4冊発刊されているという

 

ゴルゴ13のようなロングセラーなのです。

 

 

 

 

 


そんな人気シリーズだから

 

当然ながら映画化の話が持ち上がり

 

記念すべき第一弾は

 

主人公レモが誕生するまでを描いた

 

壮大な作品の序章となる予定の作品でした!

 

 

 

 

 


監督に選ばれたのは

 

007シリーズを手掛けたアクション映画のベテラン

 

ガイ・ハミルトン!

 

 

 

 

 


主役には

 

空軍に入隊経験もあるナイスガイ

 

フレッド・ウォード!

 

 

 

 

 


記念すべき第一弾に相応しく

 

自由の女神の顔の上での銃撃戦など

 

見どころ満載だったのですが…

 

↑007も真っ青なシーンだぜ!!

 

 

 

 

 

 


残念ながら本作は、興行的にあまり結果が出ず

 

本シリーズは打ち切りとなり

 

レモが本当に強くなる前に終わってしまったのです。

 

 


推薦理由②

ヒーローの成長過程は

映画的には

あまり盛り上がらない

 

↑バットマン誕生秘話である

「バットマン・ビギンズ」もイマイチ地味な話です。

 

 

 

 

 

 

 

ストーリーは

 

ニューヨークで刑事をしていたサムが


ある日、罠にはめられて

 

パトカーごと海に沈められる所から始まります。

 

 

 

 

 


自分は溺れ死んだと思っていたサムは

 

病院で意識を取り戻しますが

 

何故か顔を勝手に整形されていたのです!

 

↑えっ!俺こんな顔じゃなかったんだけど!?

 

 

 

 

 

 


彼の顔を変えたのは

 

大統領直属の秘密組織の仕業。

 

 

 

 

 

 

サムは、法で裁けない悪人を暗殺する

 

エージェントとなるべく選ばれ

 

死を偽装させられていたのです。

 

↑悪いね。お前さんは、選ばれたのじゃ!

 

 

 

 

 

 

 

彼のエージェントとしての新しい名前は

 

レモ・ウィリアムズ!

 

↑ふっ。俺がレモだ。以後よろしくな!

 

 

 

 

 


…でも、サムに一切の説明もなく

 

死の偽装や顔の整形を勝手に実行する

 

秘密組織ってあせる

 

↑ちなみに秘密組織のメンバーは3人だけ!

大丈夫なのか!?

 

 

 

 


レモは問答無用で暗殺者になる

 

訓練を始めさせられます。

 

 

 

 

 


彼を暗殺者に育てるのは

 

韓国の武術シナンジュの達人チュン!

 

↑この映画の真の主役ともいうべきチュン!

 

 

 

 

 


チュンはまるで

 

ジャッキー・チェンのカンフー映画の老師のように

 

厳しくレモにシナンジュを伝授していきます。

 

 

↑シナンジュをマスターすれば銃など当たらん!

 

 

↑シナンジュをマスターするために

観覧車を使って特訓じゃ!

 

 

 

 

 

 

そんなレモの最初の標的は

 

悪の軍事産業社長!

 

↑政府と軍を騙してニセの人工衛星計画で

大金をせしめようとしている極悪社長を抹殺せよ!

 

 

 

 

 


果たしてレモは初仕事を

 

華麗に遂行する事ができるのでしょうか?

 

 

 

 

 


それは是非、皆さん自身の目で

 

ご覧になって頂ければと思います。

 

↑さぁ、シナンジュをマスターするために

高層ビルの縁でランニングじゃ!

 

 

 

 

 

 

本作は1985年の作品。

 

 

 

 

 

そして80年代と言えば

 

ライトでポップなノリが受けた時代でした。

 

 

 

 

 


監督したガイ・ハミルトンは

 

そんな時代の007を担当した人。

 

 

 

 

彼の監督した

 

007/ゴールドフィンガー

 

007/ダイヤモンドは永遠に

 

007/死ぬのは奴らだ

 

007/黄金銃を持つ男

 

という4作は、ハードボイルド色が薄れて

 

なんだか軽いノリになった007シリーズでした。

 

↑敵の幹部の最後が、こんな感じの007!

これがガイ・ハミルトンのテイストあせる

(「007/死ぬのは奴らだ」より)

 

 

 

 

 

 

 

けれど007シリーズでさえ

 

80年代後半に登場した

 

スタローンやシュワルツェネッガーなどの

 

ウルトラバイオレンス路線に負け

 

軌道修正を余儀なくされていきます。

 

 

 

 

 

 

本作は、そんなバイオレンス時代の全盛期に

 

80年代風のライトなノリで登場し

 

観客を微妙な気分にさせてしまった

 

運の悪い作品でもあるのです。

 

↑あんまり迫力のないレモの戦闘シーンあせる

 

 

 

 

 

 

けれど今は、何でもありの2010年代!

 

 

 

 

 

ひょっとしたら約30年の時を経て

 

無敵のシナンジュをマスターしたレモの

 

真の戦いが始まるかもしれませんね!

 

 

↑ちなみにガンダムの「機動戦士ガンダムUC」には

シナンジュと名の付くモビルスーツが!!

 

レモ、これからはモビルスーツじゃ!

 

 

 

 

 

と言う訳で次回は

 

発掘良品シリーズを離れて

 

壮大な序章の悲劇

PART2

 

というテーマで

 

ダレンシャン

 

という映画を解説してみたいと思いますので

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆

 

↑チェンにシナンジュを習うために同居するレモ。

 

レモの着ている「I💛NYエプロン」などのギャグが

ちょっと古かったのでは…

 

 

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