こんばんは
ご覧頂きありがとうございます

\(^▽^)/






本日は

 

想像力と
発掘良品の再発掘

 

というテーマで

 

オスロ国際空港
ダブル・ハイジャック

 

 

という映画を

 

解説してみたいと思います。

 

 

 

 

 


場所を選ばず

 

一方的な主張のために行われるのが

 

テロという行為。

 

 

 

 

 


だからこそテロは

 

テロリストの主張が通りやすいと思われる場所で

 

行われることが多いのです。

 

 

 

 

 


このシリーズで

 

本作品の推薦理由は3つ。

 

 

 
推薦理由①
テロという行為は
当事国で行われるとは限らない

という事が

描かれた映画だから






本日の作品は、イギリスに対するテロ行為。

 

 

 




けれど事件の舞台はイギリスではなく

 

ノルウェーなのです。


↑位置関係を確認しておくと

イギリスとノルウェーは海を挟んだ隣国です。






ノルウェーの首都オスロで

 

イギリス大使の人質事件が発生!






テロリストはイギリス人。

 

捕まった大使館員もイギリス人。

 

 

 

 

 

 

だから当然

 

テロリストの交渉相手もイギリス政府です。

 

↑捕まったのは

オスロ駐在のイギリス大使と大使館員!

 

 

 

 

 


テロリストの要求は

 

イギリスに収監されている5人の仲間の釈放。






イギリス政府は、大使の命を優先させたいので

 

テロリストの条件をのむことにします。

 

 

 




おお!


事件は無事に解決ですね

 

\(^▽^)/






と言いたい所ですが、テロの戦いとは

 

そんな単純なものではありません。






この展開で一番困るのはノルウェー。

 

 

 

 



もし、この事件で

ノルウェーでテロを起せば
要求が認められる!


という認識がテロリストたちに広がれば

世界中のテロリストが

 

自分たちの主張を通すために

 

ノルウェーで人質事件を起すようになるかも

 

しれないのです!

 

 


推薦理由②
テロリストは
一度要求に屈した相手に
次々と新たな要求を

求めてくる!






ノルウェー側の責任者のタルビック大佐は

 

この作戦に不満を持っていますが

 

イギリス政府からは

 

テロリストの逃亡ルートは
既にマークしているので
彼らの要求をのんだフリをして
大使館員を取り返した後
テロリストたちを逮捕する計画だ

 

と告げられ、しぶしぶ承諾します。
 

↑ノルウェーとしては

毅然としてテロに対峙したいのですが

イギリス大使が人質なので、強くは主張できません。

 

 

 

 

 

 

けれど、事態はイギリス政府が考えるほど

 

スムーズには運ばなかったのです!






逃亡ルートがバレたのを察知したテロリスト側は

 

イギリス国内で釈放したテロリストの仲間を
 

ノルウェーに移送していた旅客機をハイジャック!

 

 

 

 

 

今度は乗客を人質に取り

 

大使館員と仲間を連れてくるように

 

要求してきたのです!

 

↑超法規的措置で

イギリスからノルウェーに向かわせていた

囚人テロリストたちが、新たに民間機をハイジャック!

 

おい!この飛行機に

仲間と大使たちを乗せるんだ!!

 

 






大使館員と飛行機の乗客。

二つの人質を取られてしまったノルウェー政府は

 

タルビック大佐に全権を任せます。

 

↑もうお手上げだ!

タルビック大佐、なんとかしてくれたまえあせる

 

 





さて、タルビック大佐は

 

2つの同時進行テロ事件を相手に

 

どう立ち向かっていくのでしょう?






それは是非、皆さん自身の目で

 

ご覧になって頂ければと思います。

 

↑ちなみにタルボット大佐を演じるのは

当時、無敵のスーパーエージェントの007を演じていた

ショーン・コネリーです!

 

 

 

 

 


本作は緊迫した状況の中

 

テロリストとタルビック大佐が

 

虚虚実実の戦略を練り

 

お互いの目標を達成しようと画策します。

 

↑テロリストたちが勝つのか?

 

↑それともタルボット大佐が勝つのか?

 






人質の生死を握っているテロリストに対して
 

タルビック大佐が唯一有利な点は
 

要求に対して

誠実に応える必要がない
 

という事!







要求に応じているフリをしながら

 

彼らが考えてもいなかった手段を講じて

 

事態を打開していこうとするタルビック大佐は
 

まるでポーカーの駆け引きのように
 

切り札を見せずに、最後の大勝負に望むのです。




推薦理由③
卑劣なテロにストに対して
誠実である必要なし!



↑テロリスト側に

俺たちの計画は完全に成功した!

と思わせない限り

反撃のチャンスは生まれません。

 

タルボット大佐たちは

2組のテロリストたちを両方とも騙して

反撃しようとするのです!

 






本作は

 

為政者がテロリストに人質を取られた時

 

実際に行われるであろう

 

人命を優先しながらも
最終的にはテロリストとは

絶対に妥協しない
 

という、リアルな駆け引きを描いた

 

考えさせられる展開の映画なのです。






という訳で次回は

 

重要拠点へのテロ攻撃


というテーマで
 

北海ハイジャック
 

という映画を解説してみたいと思いますので

 

どうぞよろしくお願いいたします。






ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆

 

↑仮にもし

日本で他国の飛行機がハイジャックされた場合

日本政府はどう対応すべきなのか?

 

逆に、もし日本人が外国で

テロリストの人質となってしまった場合

人命は最優先されるのでしょうか?

 

テロとの戦いでは

双方が妥協できないからこそ

冷徹な決断が下される可能性が高いのです…