こんばんは
ご覧頂きありがとうございます
\(^▽^)/
本日も
想像力と
かいぶつぞろぞろ
というテーマで
高慢と偏見とゾンビ
という映画を
ご紹介させて頂ければと思います。
文芸作品って
若干とっつきにくさがありますよね。
σ(^_^;)
たとえば…
二都物語
緋文字
怒りの葡萄
若きウェルテルの悩み…
↑ゲーテが書いた「若きウェルテルの悩み」。
なんか難しそうですね…
タイトルからして高尚で
本を読むのも、映画を観るのも
少し覚悟と勇気がいるような気がします。
けれど、もしこれらの作品のタイトルに
ゾンビ
という単語を加えたとしたら
一体どんな感じになるでしょう?
二都ゾンビ物語!
ゾンビの緋文字!
怒りの葡萄とゾンビ!
若きゾンビ、ウェルテルの悩み!
なんだかちょっと面白そうになりましたね
ヽ(=´▽`=)ノ
本日の作品は
ゾンビという存在を上手に利用した
文芸作品へのアプローチ方法。
高慢と偏見
だと堅苦しいイメージですが
高慢と偏見とゾンビなら
面白そうな雰囲気になっているのです!
このシリーズで
本作品を選ばせて頂いた理由は3つ。
推薦理由①
文芸作品とゾンビは
相性の良い組み合わせである
可能性がある事を
証明した映画だから
本作は女性視点の小説を書いた
ジェーン・オースティンの代表作である
高慢と偏見のパロディ
↑1813年に発刊された高慢と偏見は
イギリスの貴族社会時代が舞台のお話です。
けれどパロディといっても
お笑い映画ではななく
真面目な作品に仕上げられているのです!
↑ちゃんとした文芸作品テイストです。
時代、登場人物、話の展開などは原作通り!
舞台は19世紀のイギリスの田舎町。
主人公は、ベネット家の五人姉妹の次女エリザベス。
↑美しい5人姉妹ですが
男性優位の19世紀イギリスでは
女子は家督を継ぐことができないのです。
聡明だけどプライドが高いエリザベスは
気難しく誇り高い貴族のダーシーと
最悪なカタチで出会います。
↑笑顔なき出会いのダーシーとエリザベス!
ダーシーは寡黙で冷徹そうな男。
↑いつも笑顔がなく
エリザベスに冷たいダーシー。
ダーシーの言葉に侮辱されたと感じたエリザベスは
傲慢な男だと軽蔑するのですが
様々な事件を通してダーシーの本質が見えてくると
傲慢だと思っていた自分の考えの方が
偏見だったと気づいていくのです。
↑あ、あたしって…
これって今で言うツンデレキャラですね!
↑べ、別にダーシーの事なんて何とも思ってない…から
対立する二人はどんな風に出会い
どうなっていくのでしょう?
それは是非、皆さん自身の目で
ご覧になって頂ければと思います。
↑勝気なエリザベスと寡黙なダーシーの
ドキドキ恋愛映画なのです!
…ん?
ここまでの内容に
全然、ゾンビが入っていませんね
( ̄_ ̄ i)
いいえ。
実はゾンビは大活躍なのです!
この作品が原作と異なるのは
19世紀のイギリスにゾンビが来襲している所。
↑大英帝国はゾンビと戦っていました!
エリザベスたちの村には
まだゾンビが来襲していませんでしたが
ゾンビとの闘いは時間の問題。
だから5人の姉妹たちも生き残るために
武術を身に着けているのです!
↑女性たちは自衛のために
中国か日本に留学し、武術を身に着けます。
↑ゾンビたち、いつでも来いや!
イギリスの淑女たちがゾンビとバトル!!
これは刺激的な展開ですね
\(^▽^)/
この映画は
退屈になりがちな古典的な恋愛物語を
ゾンビのいる緊迫感のある世界観を加える事で
躍動感があって退屈しない作品へ変換しているのです!
推薦理由②
ゾンビが登場すると
どんな世界も
緊迫感を加える事ができる
↑ゾンビが出るなら
↑負けないわよ!
この考え方は
コロンブスの卵的な発想!
この手法を使えば
どんな古典的な作品だったとしても
刺激的な新作へと作り直す事ができます!
だからきっと将来
7人の侍ゾンビとか
華麗なるゾンビのギャッビーとか
風とゾンビと共に去りぬ
なんて作品が生まれてきて
それを観た観た若い世代の人たちが
原作にも興味を持って
古典的な映画を観たりする可能性だって
生まれてくるかもしれません。
過去の作品へのアプローチというのは
様々な方法があって良い
という事を改めて教えてくれるのが
本作の魅力なのです。
推薦理由③
古典的な名作も
様々なアプローチで継承されれば
忘れられる事はない
↑この映画を観て「高慢と偏見」に興味を持つ
というのだってアリなのです!
と言う訳で次回は
ナマハゲ・サンタ
というテーマで
クランプス
魔物の儀式
という映画を解説してみたいと思いますので
どうぞよろしくお願いいたします。
ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆
↑ゾンビ映画はキリがないのでこの辺で…。
次回からは
伝説の怪物たちを解説しようと思います。
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