こんばんは
ご覧頂きありがとうございます
\(^▽^)/
本日も
想像力と
かいぶつぞろぞろ
というテーマで
GANTZ:O
という映画を
ご紹介させて頂ければと思います。
今のシリーズのテーマは
かいぶつぞろぞろなのですから
怪物がゾロゾロ登場する作品を
紹介すべきですね。
そして怪物がぞろぞろ登場するといえば
何といっても百鬼夜行なのです!
百鬼夜行とは、夜中に徘徊する
100匹の妖怪たちのこと。
宇治拾遺物語や今昔物語集にも登場する
日本古来の怪談ですね。
↑ユーモラスな妖怪たちが100匹も登場する
かいぶつぞろぞろな百鬼夜行!
このような面白いモチーフは
当然、映画やマンガのモチーフになる事も多く
様々な作品に登場しているのです。
↑百物語を疎かにしたことで
妖怪たちの怒りを買って百鬼夜行に襲われる
「妖怪百物語」
このシリーズで
本作品を選ばせて頂いた理由は3つ。
推薦理由①
百鬼夜行をモチーフにした
新しくエクストリームな地獄絵図を
作り上げているから
本作の原作は
カルト的な人気の青年コミック。
内容をものすごく簡単に説明すると
死んだ人間を再生させる装置によって
蘇った人間たちが
地球に潜んでいる宇宙人を
探し出して抹殺するというミッションを
強制させられる
というお話です。
↑死者を勝手に蘇らせる黒い球には名称はありません。
ミッション終了後に点を判定するというのが
ロボコンに登場するガンツ先生に似ているので
ガンツと呼ばれているようです。
↑ガンツ先生は、毎週ロボコンたちの活躍を
採点する先生ロボットです。
勝手に蘇らさせれた人間たちは
状況を全く説明されず
宇宙人と戦わせられてしまうので
虐殺される事がほとんど!
けれど、ミッションを生き残っていく人間は
次第に強くなっていくのです。
↑宇宙人と戦うために支給される
黒いスーツと武器を持ち
死者たちは黒い球の部屋から
宇宙人のいる地域へと強制移動させられるのです。
↑移動はデジタル転送!
あっ!俺の頭がない!!!
宇宙人は地球に存在する何かに擬態しているため
ミッションに向かってみないと
どんな宇宙人と戦う事になるのか分かりません。
そして、本作のミッションは
原作でも屈指で過酷な戦いとなった
大阪における百鬼夜行との戦いなのです。
↑大阪、道頓堀は百鬼夜行に襲われました!
東京から派遣された死者たちは
妖怪のような宇宙人たちと遭遇しますが
あまりの強さに
太刀打ちできない状態に陥ります。
けれどそこに
大阪の死者たちがやって来るのです。
↑妖怪の網切(あみきり)は…
↑こんな感じでやって来ました!
怖い!!!!
↑けれど、そんな網切を苦もなく倒したのが
大阪チームだったのです。
今までずっと
関東地方でのミッションだった死者たちですが
今回ははじめて
大阪の死者たちとの宇宙人退治!
さて、彼らは無事に
妖怪退治をすることができるのでしょうか?
それは是非、皆さん自身の目で
ご覧になって頂ければと思います。
↑倒すべきボスはぬらりひょん!
↑一見、戦闘能力は低そうですが…
GANTZの魅力は
理不尽な状況と死
↑GANTZは、ストーリーよりも
エクストリームな状況を楽しむ作品です。
相手を倒さなければ死ぬという状況下は
倫理も、モラルも、慈愛もない
理不尽で非常な殺戮本能だけの世界。
そして大阪チームの死者たちは
そんな状況を楽しんでいる
快楽主義者たちだったのです!
↑網切を補足して嬉しそうな大阪のメンバー。
彼らは、殺戮を楽しんでいます。
推薦理由②
生死が交錯する状況においては
殺戮を楽しむ人間も存在する
彼らは宇宙人たちを倒す事で
新しい武器を手に入れられることを知っており
ポイントの高い敵を倒そうとして
妖怪狩りを始めます!
↑高得点を稼いだ結果
東京チームより強力なスーツをゲットしてる
大阪のメンバー。
けれど…
相手の死を弄ぶ者たちは
相手からも死を弄ばれることとなるのです…
↑あれっ!武器が効かへん!?
妖怪と人間が殺戮しあい
地獄と化した大阪!
現実では絶対に見る事ができない
地獄絵図は、恐ろしい反面
映画の世界だからこそ観る事が出来る
怪物たちの狂宴なのです!
推薦理由③
映画でしか観る事ができない
殺戮の百鬼夜行は
一見の価値がある!
↑本作は、美しいCGだからこそ楽しめる映画。
CGを意識しなくなった時観客は
地獄と化した大阪で
百鬼夜行に遭遇しているのです!
と言う訳で次回は
百鬼夜行の本質
というテーマで
平成狸合戦ぽんぽこ
という映画を解説してみたいと思いますので
どうぞよろしくお願いいたします。
ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆
↑転送先、地獄!
現実では起こり得ないからこそ
映画として表現する価値があるのです!
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