こんばんは

ご覧頂きありがとうございます

\(^▽^)/

 

 

 

 

 

本日も

 

想像力と辛苦の人生

 

というテーマで

 

ハイエナ

 

 

という映画を

 

ご紹介させて頂ければと思います。

 

 

 

 

 

卑劣な人間には

 

辛苦を感じる時があるのでしょうか?

 

 

 

 

 

人の弱みに付け込んだり

 

裏切ったりしながら生きている

 

ハイエナのような人間は

 

辛苦を感じる事などないのでしょうか?

 

↑死肉をあさると言われているハイエナは

辛苦を感じるものなのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

このシリーズで

 

本作品を選ばせて頂いた理由は3つ。

 

 

 

推薦理由①
ハイエナのような生き方とは
どんな人生なのかを
描いているから

 

 

 

 

 

 

本作の主人公は汚職警官のマイケル。

 

↑主人公のマイケル。

 

 

 

 

 

 

 

彼は犯罪組織の麻薬の売買を見逃す代わりに

 

代わりに分け前を要求する男。

 

 

 

 

 

 

彼に分け前をよこさない奴らは

 

警察権を行使して逮捕してしまい

 

押収した麻薬の一部を

 

犯罪組織に横流ししてしまいます。

 

↑映画の冒頭、違法クラブに突入し

現金も麻薬も押収するマイケルと仲間たち。

 

もちろん押収品の一部は

自分たちの懐にいれてしまいます!

 

 

 

 

 

 

そんなマイケルは

 

押収した麻薬を届けるために

 

トルコ人の売人の元に行くのですが

 

売人と話している時

 

突如アルバニア人ギャングが

 

店にやって来たのです!

 

 

 

 

 

 

トルコ人の売人は、あっという間に惨殺。

 

 

 

 

 

 

咄嗟に身を隠して

 

九死に一生を得たマイケルですが

 

トルコ人が殺された事で

 

今までの収賄ルートを失ってしまいます。

 

 

 

 

 

 

そこでマイケルは

 

トルコ人を殺したアルバニア人たちに接触し

 

麻薬売買を見逃す代わりに

 

収益をよこせと交渉するのですが

 

世界最凶と言われるアルバニア人ギャングは

 

今までの犯罪者と同じようには

 

扱えなかったのです…

 

↑トラブルが発生すると

たちまち殺傷沙汰になるアルバニア人たち!

 

一つ間違うとマイケルもあの世行きです。

 

 

 

 

 

 

さて果たしてマイケルは

 

新しい収賄ルートを確保できるのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

それは是非、皆さん自身の目で

 

ご覧になって頂ければと思います。

 

↑新しいカネづるを確保しないと…

 

 

 

 

 

 

マイケルはタフで頭の回転も早い男。

 

 

 

 

 

警官としては優秀ですが

 

モラルはありません。

 

 

 

 

 

 

 

麻薬の売買には直接かかわらず

 

売人たちを見過ごすことで儲けるマイケルは

 

正にハイエナ!

 

 

 

 

 

 

 

マイケルは部下たちを自在に操り

 

上司にも上手く根回しをし

 

犯罪者たちにも一目置かれています。

 

 

 

 

 

 

だからマイケルは

 

自分だけは上手くやれる

 

と考えているようです。

 

↑俺は上手くやっているぜ!

 

 

 

 

 

 

けれど、本当にそうなのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

ハイエナのようなマイケルの周囲には

 

同じくハイエナのようなマインドを持つ人間ばかりが

 

集って来るのです。

 

 

 

 

 

 

 

彼らもマイケルと同じように


俺ならマイケルより上手くやれる!

 

と考えているかもしれません。

 

 

 

 

 

 

そう。

 

 

 

 

 

 

ハイエナの周囲に群れるのは

 

やはりハイエナなのです。

 

 

 

推薦理由②
類は友を呼ぶ

 

↑マイケルの部下たちも

彼と一緒に旨い汁を啜っているハイエナたち。

 

信頼できる仲間たちですが

彼らだってハイエナたちなのです…

 

 

 

 

 

 

 

そんなマイケルは

 

汚職警官を摘発するテイラーに

 

目をつけられています。

 

↑家の前で張り込みをされているマイケル。

警官なのに、容疑者扱いです。

 

 

 

 

 

 

けれどマイケルは

 

決して尻尾は見せません!

 

 

 

 

 

 

だからこそテイラーも

 

ハイエナとなっていくのです。

 

 

 

 

 

 

映画の後半、マイケルは

 

想像もつかない状況へと追い込まれていきます。

 

↑ある日突然、配置換えになったマイケル。

彼の上司になったのは、以前の仲間だったのです。

 

また、一緒に上手くやっていこうぜ!

 

 

 

 

 

 

周囲の人すべてが

 

卑怯な行動をとりはじめる中

 

唯一マイケルを裏切らないでくれたのは

 

恋人だけでした。

 

 

 

 

 

 

けれど、そんな恋人が

 

アルバニア人に捕まってしまった時

 

人でなしのマイケルは

 

はじめて人生の辛苦を味わいます。

 

↑携帯電話で話す恋人の声がおかしいことに

マイケルはすぐに気づきます。

 

 

 

 

 

マイケルが狙われるなら

 

命を守るために戦うか逃げるかを選べます。

 

 

 

 

 

 

けれど、恋人が狙われているのなら

 

マイケルの命は安全です。

 

 

 

 

 

ハイエナだったら

 

安全な方をとればいいですよね。

 

 

 

 

 

 

けれど

 

それでいいのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

ハイエナの世界生きるマイケルは

 

恋人の命のために

 

戦う事はできるのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

逡巡し続けるマイケルの顔からは

 

ハイエナの辛苦がにじみ出ているのです。

 

 

 

推薦理由③

ハイエナとして生きるなら

愛する人間を

どう扱うべきなのかを

決定しなければならなくなる

 

↑俺は…どう決断すべきなんだ…

 

 

 

 

 

 

と言う訳で次回は

 

辛苦は知性と共に

 

というテーマで

 

カスパー・ハウザーの謎

 

という映画を解説してみたいと思いますので

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆

 

 

 

↑愛する人の事を逡巡しないハイエナの例としては

「エスコバル 楽園の掟」に登場する

パブロ・エスコバルが挙げられると思います。

 

彼にとっては、愛する家族ですら

捨て駒に過ぎないのです。

 

 

音譜エスコバル 楽園の掟の回はコチラ音譜

 

 

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