こんばんは
ご覧頂きありがとうございます
\(^▽^)/
本日も
想像力と辛苦の人生
というテーマで
廿日鼠と人間
という映画を
ご紹介させて頂ければと思います。
幸福に生きたいというのは
誰もが望むもの。
けれど時には、そんなささやかな願いすら
叶えられない場合もあるのです
(ノ_-。)
このシリーズで
本作品を選ばせて頂いた理由は3つ。
推薦理由①
善意による行動も
結果としては
不幸な結果を招くこともある
主人公は
ジョージとレニーの二人組。
↑ジョージ(右)とレニー(左)
彼らは大恐慌時代の
農地から農地へ渡り歩いている
日雇い労働者。
と言っても、映画の冒頭
彼らは追いかけられて逃亡しています!
。
という事は、彼らは犯罪者!?
いいえ。
彼らが追われている理由は
犯罪ではなくトラブル!
実は、レニーは精神的に不安定で
普通の生活を送るのが難しい男だったのです。
↑言ったことを覚えていくられないレニー。
一般常識も全く理解できません。
普通なら病院に行くべきレニーですが
ジョージは優し接していくれているのです。
レニーのトラブルで農場を追われた二人でしたが
ジョージは決して怒りません。
彼の頭が弱いことを知っていつつも
一緒に幸せを掴もうと
農場を転々としているのです。
↑次の農場では、もうトラブルを起こすなよ。
うん。分かったよ。
そんな二人の夢は
お金を貯めて、土地を買って農場を作る事。
レニーは
ジョージが語る農場の夢が大好きで
何度も話して欲しいとせがみます。
↑ねっ!また牧場の話をしてよ!
レニーの大好きなのは
ウサギなどの可愛いい生き物と
一緒に暮らすところ。
レニーの心は
まるで小さな子供と同じなのです
(*´∇`*)
↑体は大きいですが、心はとってもピュア!
さて、そんな二人の素敵な夢は
果たして叶える事ができるのでしょうか?
それは是非、皆さん自身の目で
ご覧になって頂ければと思います。
↑次に勤めた農場のオーナーはイヤな奴でしたが
彼らの前に、農場の夢を助けてくれる
パートナーが現れます!
本作は善行の美しさが描かれた作品。
ジョージの優しさによって
何度もヘマを繰り返すレニーも
何とか仕事に就くことができます。
けれど、一体どうして
ジョージはそんなに優しいのでしよう?
それは、過去にレニーの優しさに
助けられたことがあるから。
トラブルばかり起こすレニーは
ジョージにとっては迷惑な存在でもありますが
それでも
一人ぼっちで生きていくより
レニーと一緒に純粋な夢を追う事が
楽しかったのです。
推薦理由②
一緒にいたい関係とは
能力や才能の有無だけとは
限らない
けれどレニーの動物好きは
かなり注意が必要な癖。
レニーは
小さくてフワフワしたものが好きなのですが
力加減が分からないために
動物を殺してしまうことがあるのです。
↑新しい農場で子犬をもらって大喜びのレニー。
でも大丈夫?
そしてレニーのそんな癖は
女性の服などにも興味を呼び起こしてしまいます。
実は、前の農場でトラブルになった理由も
女性の服を触っしまい
レイプ犯と勘違いされてしまったから!
純真無垢であるからこそ
トラブルを引き起こしやすいレニーには
常にジョージの監視が必要だったのです。
↑レニーを一人にしておくと
何をするか分からないのです。
けれど…
レニーに興味を持った農場の息子の妻が
レニーに近づいて来てしまいます。
そして、そんな時
ジョージは、農場主になれる嬉しさで
仲間と飲みに行ってしまっていたのです…
↑大男さん。あなた可愛いわね!
農場主の息子に、愛想をつかしていた妻は
優しくて可愛い感じのレニーと
お話しようと近づいてきてしまうのです。
だれもが幸せになる事を願い
みんなが善意を持っていても
必ずしも幸福になれるとは限りません。
人生とは時として
運命に裏切られる辛苦を味わう事もある
残酷なものでもあるのです…
推薦理由③
人生の辛苦とは
悪に対する罰とは限らない
↑タイトルの廿日鼠(ハツカネズミ)とは
レニーが前に可愛がっていたペットのとこ。
彼は握りつぶして殺してしまった二十日鼠を
大事に持っています。
レニーには、殺すという事に対する罪悪感も
理解できないのです…
と言う訳で次回は
例え
状況が苦しくても…
というテーマで
ロックダウン
という映画を解説してみたいと思いますので
どうぞよろしくお願いいたします。
ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆
↑この映画のラストは、とても哀しい結末。
レニーもジョージも
善意の果てに
大切なものを失ってしまうのです。
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