こんばんは
ご覧頂きありがとうございます

\(^▽^)/

 

 

 

 

 

本日も

 

想像力と辛苦の人生

 

というテーマで

 

ウィンターストーム

雪山の悪夢

 

 

という映画を

 

ご紹介させて頂ければと思います。

 

 

 

 

 

 

怒りの解消方法に

 

激高する

 

というのがありますね。

 

 

 

 

 

 

確かに激高は

 

効果的なストレス解消法のひとつ。

 

 

 

 

 

 

けれど、他者に激高する事によって

 

失ってしまうものも確実に存在するのです…

 

 

 

 

 

 

このシリーズで

 

本作品を選ばせて頂いた理由は3つ。

 

 

 

推薦理由①

激高する事で

あらゆるものを失っていく

アイロニーが描かれているから

 

 

 

 

 

 

主人公のエリオットは

 

山奥で一人で暮らしている男。

 

↑ザ・山男という感じのエリオット。

 

 

 

 

 

 

彼は結婚していたのですが

 

暴力が原因で離婚。

 

 

 

 

 

 

二人の息子とも

 

めったに会う事ができません。

 

 

 

 

 

そんなエリオットが

 

久しぶりに息子たちと会えたのは

 

元妻と新しい恋人が

 

一緒に旅行に行く事にしたから。

 

 

 

 

 

 

久しぶり会った妻は

 

エリオットと息子を合わせるのは

 

あまり気が進まない様子。

 

 

 

 

 

 

二人の息子も

 

なんとなくぎこちない感じです。

 

↑友達と離れて父親の家に来た二人は

なんとなく不服そう。

 

 

 

 

 

 

妻たちが去った後


息子たちは、何もない山奥で退屈そう。

 

 

 

 

 

 

だからエリオットは思いついたのです。

 

 

 

 

 

そうだ!
 

息子たちに

銃の魅力を教えてやろう!
 

と…

 

↑都会暮らしの子供たちは

猟銃など見たことがありませんでした。

 

だから彼は

今日は俺が、銃の撃ち方を教えてやろう!

と、考えたのです。

 

 

 

 

 

さて、人気のない場所に向かう

 

二人の子供と、銃を持った元父親には

 

一体どんな運命が待っているのでしょう?

 

 

 

 

 

 

それは是非、皆さん自身の目で

 

ご覧になって頂ければと思います。

 

さぁ、親父らしくいいとこ見せるぞ!

 

 

 

 

 

 

 

子供たちが父親に対して

 

どうしてぎこちなく接していたのかは

 

映画の後半明らかになります。

 

 

 

 

 

彼らは、母親から

 

父親に、言ってはいけない秘密を

 

伝えられていました。

 

 

 

 

 

どうして言ってはいけないの?

 

 

 

 

 

 

それは

 

父親が激高するからです。

 

 

 

 

 

父親が山奥で暮らすことになったのも

 

離婚に至った理由も

 

どうやら激高した結果のようです。

 

 

 

 

 

 

また、エリオットは

 

手に包帯を巻いているのですが

 

その理由は、会社の上司を殴ったから!

 

 

 

 

 

 

彼は激高することで

 

自分の居場所を確実に失っているのです。

 

 

推薦理由②

激高に対する代償は

他者との隔絶

 

 

 

 

 

そんなエリオットですが

 

銃の撃ち方を子供たちに教えた後

 

調子に乗って

 

子供たちに運転を教えようとしますが

 

運転中にケンカになった子供たちのせいで

 

車は木に激突して故障してしまいます。

 

↑兄ちゃんのバカー!後ろからドンドン!!

その結果、遭難です。

 

 

 

 

 

子供たちのせい?

 

 

 

 

 

いいえ。

 

 

 

 

 

 

これはエリオットのせい。

 

 

 

 

 

子供との接し方が分からないエリオットは

 

銃や車の運転などの自分の好きなことしか

 

子供に教えられないのです。

 

 

 

 

 

 

自己嫌悪にさいなまれつつ

 

状況を改善しようと

 

エリオットは息子たちを連れて

 

近くの避難小屋を探して山道を歩きます。

 

 

 

 

 

 

 

けれど、現実の社会において

 

エリオットが歩く先には何があるのでしょう?

 

 

 

 

 

 

妻とは離婚し、職場も失い

 

家のローンも滞っているエリオットは

 

雪山から帰った後

 

人生に何一つ残っていません。

 

↑この先に待っているものって…

 

 

 

 

 

そして…

 

母親の秘密が明らかになる事で

 

彼は思うのです。

 

いっそ、この遭難が

永遠に続けばいいのに

 

と…

 

 

 

 

 

 

どうせ破滅すのであれば

 

子供たちと一緒に…

 

 

 

 

 

追い詰められた人間が最後にすがるもの。

 

 

 

 

 

 

それはひょっとすると

 

肉親と共に破滅する事かもしれません。

 

↑秘密を知った父親は

絶望による激高を起こします!

 

俺だけが破滅すれば満足なのか!?

 

 

 

推薦理由③

どうせ破滅するなら家族一緒に

という

恐ろしい誘惑が存在する

 

 

 

 

 

と言う訳で次回は

 

辛苦の清算

 

というテーマで

 

蛇男

 

という映画を解説してみたいと思いますので

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆

 

 

↑妻に激高すると離婚。

上司に激高すると解雇。

では自分自身に激高すると…

 

激高した代償というは

常に重く苦しいものなのです。