こんばんは
ご覧頂きありがとうございます

\(^▽^)/

 

 

 

 

 

 

本日も

 

想像力と辛苦の人生

 

というテーマで

 

トレーダーズ

 

 

という映画を

 

ご紹介させて頂ければと思います。

 

 

 

 

 

窮すれば鈍す

 

というコトワザがありますね。

 

 

 

 

 

 

意味は

 

人は貧乏になると

利口な人でも愚かになってまう

 

ということ。

 

 

 

 

 

 

人間の悲哀を的確に表した言葉ですが

 

自分の人生が行き詰まっている時に

 

正しい判断を下すのは

 

なかなか難しいのだと思います。

 

 

 

 

 

 

このシリーズで

 

本作品を選ばせて頂いた理由は3つ。

 

 

 

推薦理由①
窮すれば鈍すの究極の形は
命のやり取りである
という事が
描かれているから。

 

 

 

 

 

 

主人公は金融会社に勤めていた男。

 

↑以前はごく普通の男でした。

 

 

 

 

 

 

会社の業績は良く


男は大きなアパートを購入したのですが

 

取引に失敗して会社は倒産。

 

 

 

 

 

 

男も今までの生活を維持することが


難しくなってしまいます。

 

 

 

 

 

 

元同僚の一人は

 

借金を苦に車で大木に突っ込んで自殺。

 

 

 

 

 

 

彼自身も将来に不安を感じ始めた時

 

もう一人の元同僚が

 

妙な儲け話を持ち掛けてきたのです。

 

↑良かったら、話を聞いてくれない?

 

 

 

 

 

 

彼の儲け話とは

 

行き詰った人間同士で
賞金を懸けて命をやり取りする

 

というもの。

 

 

 

 

 

 

ネット上に

 

人生に行き詰っている人同士が

 

出会えるサイトを作り

 

お互いが同額の掛け金を賭けて殺し合い

 

勝った人間が賞金を総取りする

 

というものだったのです!
 

 

 

 

???

 

意味が良く分かりませんね…

 

 

(-"-;A

 

 

 

 

そう少し分かりやすく例えると

 

現在無職で貯金が50万円しかない人は

 

将来が不安ですよね。

 

 

 

 

 

だから、

 

そんな将来が不安な人がネットで出会い
 

お互いの50万円を持って現実の世界で会い

 

その後、殺しあって

 

生き残った方が相手の50万円を持ちかえれば…

 

 

 

 

 

 

そう!

 

 

 

 

貯金は倍になったのです!

 

 

 

 

 

 

同僚は、260万ユーロあれば

 

人生は安泰と考え

 

このゲームで何回か勝って

 

人生をやり直そうと持ち掛けてきたのです。

 

↑お互いの持ち金を賭けて殺しあえば

資産形成できるぜ!

 

 

 

 

…でも

 

主人公と同僚が戦えば

 

どちらかは死ぬって事ですよね。

 

( ̄_ ̄ i)

 

↑すでにサイトを作っいた同僚。

 

将来展望のない人間は

自分の資産を倍にできるチャンスに

乗ってくるはずだぜ!

 

 

 

 

 

 

さて、この命を懸けた賞金稼ぎは

 

どんな結果になるのでしょう?

 

 

 

 

 

それは是非、皆さん自身の目で

 

ご覧になって頂ければと思います。
 

 

 

 

 

 

本作の興味深い点は

 

資産がないことが

 

現代においては絶望だという事。

 

 

 

 

 

同僚の持ちかけを一度は断った男でしたが

 

家が差し押さえられる恐怖を感じた時

 

気持ちを翻して、同僚と対決することを

 

決意したのです!

 

 

 

推薦理由②

現代においては

資産と絶望は

深い相関関係にある

 

 

 

 

…けれど

 

戦う直前になって男は戦意を喪失。

 

 

 

 

 

 

だって、普通に考えて

 

人を殺す決断なんて簡単にできません!

 

↑殺し合いは、誰もいない荒野で行います。

アイルランドの地方は

ゴーストタウンのような場所がたくさんあるのです。

 

 

 

 

 

 

男は同僚に、殺し合いを辞めようと

 

もちかけますが

 

同僚は、どうしてもお金が必要なので

 

男に襲い掛かって行くのですが…

 

勝手に転んで

 

自分ナイフで胸を刺してしまうのです!

 

↑ギャー、痛て~よ~!!!

おい大丈夫か!?

 

 

 

 

 

 

同僚は

 

掛け金はやるから助けてくれ!

 

と男に頼み

 

男は期せずして、財産が2倍となったのです。

 

↑あれ?俺って今、ちょっと裕福??

 

 

 

 

 

 

彼は同僚を介護しながら考えます。

 

 

 

 

 

ひょっとしたらコレはありなんじゃないか

 

と…

 

 

 

 

 

男はサイトで挑戦者を探して

 

殺し合いを始めます。

 

 

 

 

 

 

殺しを躊躇していた男は

 

自分の資産の増加させるゲームに

 

魅力を感じ始めていたのです。

 

↑最初の相手はおじいさん。

勝てそうじゃん。俺!

 

 

 

 

 

 

男も、このサイトに群がる挑戦者たちも

 

みんな貧乏から脱出を願います。

 

 

 

 

 

 

けれど敗北した場合

 

自分の命を失ってしまうリスクは

 

頭の中から喪失してしまっているのです!

 

↑はい。無事終了!!

資産はさらに二倍になりました!

 

 

 

 

 

ん?

 

 

 

 

これって何かに似ていまんか?

 

 

 

 

 

 

はい。

 

もうお気づきですね!

 

 

 

 

 

 

これは、自分の資産を全部賭けて

 

株や為替に投資する

 

トレーダーたちの事を描いた作品でもあるのです。

 

↑参加者全員、金の亡者たち。

 

 

 

 

彼らは全員、自分の人生のために

 

持っている資金を賭けて

 

世界の誰かと戦い続けているのです。

 

 

 

 

 

敗北してすべてを失うその日まで…

 

 

 

推薦理由③

トレーダーというのは

資産形成のために

資産喪失のリスクを忘れて

戦う人の事である

 

 

↑主人公は家を失いたくないので

対戦相手を殺すのです。

 

これって相手を破滅させて設ける

投資家たちと同じですね。

 

 

 

 

 

 

と言う訳で次回は

 

瑕疵のリスク

 

というテーマで

 

ネイバーズ2

 

という映画を解説してみたいと思いますので

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆

 

↑主人公は、映画の中盤で

新しい勤め先で出世して給料の不安がなくなりますが

殺し合いを辞めようとはしません。

 

まるで十分な資産のあるトレーダーが

さらなるお金を求めて危険な賭けを続けるように

男は、貧の愚かさから脱した後

豊かゆえの愚かさを追求してしまうのです…

 

 

 

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