こんばんは
ご覧頂きありがとうございます
\(^▽^)/
ご覧頂きありがとうございます
\(^▽^)/
本日も
想像力と子供の環境
というテーマで
父を探して
という映画を
ご紹介させて頂ければと思います。
子供の環境をテーマにした本シリーズも
次回でおしまい。
1か月お付き合い頂き
本当にありがとうございました
ヽ(=´▽`=)ノ
子供の環境は
どんな場所でも問題山積!
貧しくても豊かでも
平和な時でも戦時でも
何の悩みもなく子供が生きていく事は
とても難しいのです。
では、そんな
悩める子供の視点で描かれた世界とは
一体どんな感じなのでしょう?
このシリーズで
本作品を選ばせて頂いた理由は3つ。
推薦理由①
小さな子供の視点で
世界を俯瞰すると
どのように見えるのかが
描かれているから
どのように見えるのかが
描かれているから
この映画は
ブラジルの子供の視点で描かれた映画
といっても実写ではなく
かわいいアニメーションで描かれています
↑主人公は、こんな感じ!
つまりこの映画では、現実の映像ではなく
子供の感覚で見た世界が映像化された
ものなのです。
少年は、農業をしている
お父さんとお母さんと一緒に暮らしていました。
↑お父さんもお母さんも音楽好きの
素敵な家族でしたが…
けれど農家では、生活ができないらしく
父親は出稼ぎに行ってしまいます。
↑3人で仲良く食べていたゴハン。
貧しいけれど楽しい日々…
少年にとって母と二人だけの生活はとても寂しく
父を探しに行こうと思った少年は
父親の乗ったのと同じ列車に乗ろうとするのですが
激しい雨が降ってきて洪水になり
溺れた少年は気を失ってしまうのです。
↑母に黙って家を出た少年は
深夜の駅で一人電車が来るのを待つのです…
その後少年が目覚めたてみると
知らない場所で寝かされていたのでした。
さて、少年が流れ着いた場所は
一体どこなのでしょう?
そして少年は
父親に再開する事ができるのでしょうか?
それは是非、皆さん自身の目で
ご覧になって頂ければと思います。
↑大好きなお父さんに、また会えるのかな…
少年の旅は
まるで不思議の国のアリスのようですが
大人である私たちは
彼が迷い込んだ世界の実際の光景を
想像ですることができます。
少年が最初にたどり着いたのは
大規模な綿花畑。
↑働いている人々は
↑まるでロボットのようです…
少年を助けた老人も働いていますが
年老いて労働力として価値がなくなった老人は
リストラされてしまいます。
↑もはや行くところのない老人。
そう。
この映画は、ブラジルの現実を
描いているのです。
推薦理由②
ブラジルの社会問題や環境問題を
子供の視点で描いている
↑紡績工場も…
↑完成した繊維を輸出する港も…
↑にぎやかな大都会も
子供の目ではこんな感じに…
少年は不思議な旅の中で
どんどん荒廃していくブラジルを眺めます。
↑都会って、こんなところなの…
大好きだった音楽隊も変わってしまいます。
↑色鮮やかなパレードも
↑気がつけば、こんな姿に…
なるほど!
これは子供にも、子供を育てている親たちにも
ブラジルの環境ってこのままでいいの?
と問いかけている映画なのです。
↑キレイだったブラジルはどこへ!?
ん?
でも変ですね。
子供が駅で溺れてしまうなんて
現実的ではありませんし
一人で綿花畑や大都市に行くのもあり得ません。
…という事は、これは夢?
はい。
そこがこの作品の鋭いところ!
この映画は
今の子供の視点であると同時に
子供の未来を描いたものでもあるのです!
↑現代であると同時に
子供の未来を予言したものでもあります。
推薦理由③
作品を観た子供たちに
今の状況だけでなく
未来の自分の姿も見えるようしている
↑未来のボクはどんな人生を…
本作の原題は
THE BOY AND THE WORLD
(少年と世界)
世界という環境を知り
自分の生末を考えた時にこそ
改革は始まるのです!
↑あまりにも切なく、そして美しい映像。
必見の予告編です。
と言う訳で次回は
たとえ世界が
過酷だとしても…
というテーマで
ルーム
という映画を解説してみたいと思いますので
どうぞよろしくお願いいたします。
ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆
↑少年よ、現実を見て、未来を創造しよう!