こんばんは
ご覧頂きありがとうございます

\(^▽^)/
 
 
 
 
 
 
本日も
 
想像力と子供の環境
 
というテーマで
 
Dearフランキー
 
 
という映画を

ご紹介させて頂ければと思います。
 
 
 
 
 
子供にとって
 
小さい頃の親との楽しかった記憶は
 
かけがえのない大切な思い出
 
 
 
 
 
けれどだからこそ

そんな思い出が作れない環境の子供は
 
心で寂しさを感じているのかもしれません…
 
 
 
 
 
このシリーズで
 
本作品を選ばせて頂いた理由は3つ。
 
 
 
推薦理由①
子供が心から望んでいるのは
親との楽しい思い出作りである事が
描かれているから
 
 
 
 
 
本作の主人公は母子家庭の親子
 
リジーとフランキー。
 
 
 
 
 
 
二人はまるで夜逃げのように
 
引っ越しを繰り返す生活を続けています。
 
↑引っ越しを繰り返しているリジーとフランキー。
一緒に祖母もついて来ます。
 
 
 
 
 
 
フランキーは聡明な少年ですが
 
難聴を患っており、喋ることもできません。
 
 
 
 
 
彼女たちと一緒に暮らす祖母は
 
フランキーは
喋ろうと思えば喋れる

 
と言っていますので
 
何らかの理由で喋れなくなったようです。
 
 
 
 
 
 
そんなフランキーが楽しみにしているのが

船乗りの父親との文通!
 
 
 
 
 
母と父は離婚しているのですが
 
父親はフランキーの事を想い
 
いつも海外から手紙を送ってくれるのです。
 
 
 



フランキーは父からの手紙を大切に保管し
 
送ってくれた魚や船の切手も
 
スクラップ帳で大切に保管しています。
 
↑父親から送られてきた切手を大切にしているフランキー。
 
 
↑お気に入りは、サメの切手です。
 
 
 
 
 
 
けれど実は…
 
 
 
その父親からの手紙は
 
リジーが書いたものだったのです!
 
↑フランキーが書いた手紙のあて先は私書箱。
 
リジーは、その手紙を読んでは
代筆をしていたのです!
 
 
 
 
 
 
 
フランキーの父親はDV夫。
 
 
 
 
 
 
フランキーが難聴になったのも
 
父親に暴力を振るわれたのが原因だったのです。
 
 
 
 
 
 
当時、まだ幼かったフランキーを連れて
 
父親の元から逃亡したリジーは
 
以来転々として父親から逃亡していたのでした。
 
↑架空の父親に手紙を出すフランキー。
 
 
 
 
 
フランキーには父親の記憶がありませんが
 
そんな乱暴な父親だったと知られたくないリジーは
 
パパは船乗りで世界を回っている
 
と嘘をついていたのです。
 
↑フランキーの書いた手紙を読み
返事を書くリジー。
 
 
 
 
 
 
けれど、偶然とは恐ろしいもの!
 
 
 
 
彼らが引っ越してきた港町に
 
父親の乗っている船が入港してくるという記事が
 
新聞に載ってしまったのです
 
( ̄□ ̄;)
 
 
 
 
 
 
もちろん
 
リジーが手紙に書いていた船の名前は
 
勝手に想像で作ったもの!
 
 
 
 

けれど、その船が実在し
 
彼らが住んでいる町にやって来るのですから
 
父親がフランキーに会いに来るのは
 
当たり前ですよね!
 
↑クラスの意地悪な友達は
お父さんがお前に会いに来るか賭けようぜ!
と、フランキーを挑発します。
 
 
 
 
 
 
さて、この緊急事態に

リジーは一体どう対処するのでしょうか?
 
 
 
 
 

それは是非、皆さん自身の目で
 
ご覧になって頂ければと思います。
 
↑パパは来てくれるかな?
… … …
 
 
 
 
 
 
普通に考えるなら
 
 
船乗りのお父さんが実在しない以上
 
ここが、架空のお話の終点。
 
 
 
 
 
 
リジーがフランキーに本当の事を話せば
 
事態は収束します。
 
 
 
 
 
 
けれどリジーは
 
終わらせたくなかったのです。
 
 
 
 
 
 
一体なぜなんでしょう?
 
 
 
 
 
 
それはきっとフランキーに
 
父親の存在を感じさせだかったから!
 
 
 
 
 
子供にとっても何よりも大切な
 
父親との楽しい思い出を
 
リジーは母であるにも関わらず
 
フランキーに与えてあげたいと願ったのです。
 
 
推薦理由②
例え親が不在であっても
代わりの誰かが
その寂しさを埋めてあげられる
 
 
 
 
 
リジーの困っているのを知った
 
仕事中の友人は
 
フランキーのために
 
そしてリジーの健気な想いのために
 
知り合いの男を紹介してくれます。
 
 
 
 
 
代わりの父親役を
 
一日だけ務めてくれる謎の男を…
 
↑1日だけ父親役になってくれる男!
幸いフランキーは、父親の顔を覚えていません。
果たしてニセ父親作戦は成功するのか?
 
 
 
 
 
 
リジーは謎の男に
 
フランキーが書いた父親への手紙を渡し
 
彼はそれを読んで
 
内容を知った上でフランキーに会いに行きます。
 
 
 
 
 
 
 
フランキーはお父さんが
 
手紙の内容を覚えていてくれた事を知って大感激!
 
↑はじめての父との抱擁です
ギュー(*´∇`*)
 
 
 
 
良かったねフランキー!
 
そしてリジー!
 
 
 
 
 
と言いたいところですが、この映画は
 
そんな単純なハッピーエンドではないのです。
 
 
 
 
 
フランキーと謎の男は
 
父親と子供として
 
とても幸せな1日を過ごすのですが
 
フランキーは
 
海辺で水切りを教えるために謎の男がくれた
 
水平な石を投げずに
 
そっとポケットに忍び込ませるのです。
 
↑一緒に遊んだ後、石をポケットにしまうフランキー。
 
 
 
 
 
お父さんから勧められた石だったら
 
投げてみるのが普通です。
 
 
 
 
 
けれど、フランキーにとって
 
石をもらった事は
 
別の意味でとてもうれしい出来事だったのです。
 
↑こんなただの石なのに
なんでそんなに嬉しかったのでしょう?
 
 
 
 
 
 
子供というものは
 
親が思うよりも世の中を見ているもの。
 
 
 
 
 
 
だからこそ
 
自分に向けてくれた想いこそが
 
何よりも嬉しいものであり
 
その想いに答えてあげる事が
 
子供から大人に向けての想いなのです。
 
↑一生懸命父親のフリをする謎の男。
 
それをじっと見つめるフランキーは
果たして何を想うのでしょう?
 
その答えは
映画のラストで明かされるのです…
 
 
 
推薦理由③
子供に向けられた大人の想いは
ちゃんと伝わっているもの
 
そして
そんな大人の想いに答えるのが
子供からの思いやりである
 
 
 
 
と言う訳で次回は
 
お休み前のおとぎ話
 
というテーマで
 
プリンセス・ブライド・
ストーリー
 
という映画を解説してみたいと思いますので
 
どうぞよろしくお願いいたします。
 
 
 
 
 
 
ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆
 
↑親は子供を想うもの。
 
けれど、その想いと同じくらい
きっと子供も
親の事を想っているのです。
 
涙なしには見れないラストは
是非、皆さんの目で!
 
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