こんばんは
ご覧頂きありがとうございます

\(^▽^)/

 

 

 

 

 

 

本日も

 

想像力と
ヒスパニック見聞録

 

というテーマで

 

エスコバル 楽園の掟

 

 

という映画を

 

ご紹介させて頂ければと思います。

 

写真出典:http://www.impawards.com/intl/misc/2014/paradise_lost_ver4.html

 

 

 

 

 

前回のタブロイドは

 

ヒスパニック系の多く住んでいる国

 

エクアドルのお話でしたが

 

中南米には他にも

 

ヒスパニック系住民が住む国がたんさんあります。

 

 

 

 

 


コロンビアもそんな国の一つ。

 

 

 

 

 

本日の作品は

 

実在したコロンビアの麻薬王

 

パブロ・エスコバルの映画。

 

↑実在した麻薬王パブロ・エスコバル

 

写真出典:ウィキペディア「パブロ・エスコバル」の項目

 

 

 

 

 


麻薬王と言っても

 

エスコバルはコロンビアでは人気者!

 

 

 

 

 

家族や親戚にも愛されているだけでなく

 

街中の人からの慕われています。

 

 

 

 

 

 

 

どうして?

 

 

 

 

 

それはもちろん

 

町の人のために尽くしてくれているからです

 

ヽ(=´▽`=)ノ

 

 

 

 

 


エスコバルは、困っている人々のために

 

町に診療所を作ってくれるような男。

 

 

 

 

 

 

政府にできないことを

 

みんなのためにやってくれるエスコバル!

 

 

 

 

 

 


だから多くのコロンビア人は

 

エスコバルに感謝し、応援してくれるのです。

 

↑うぉー!好きだ!エスコバル!!

 

写真出典:http://www.nydailynews.com/entertainment/movies/escobar-paradise-lost-review-drug-lord-story-lacks-clout-article-1.2271045

 

 

 

 

 

 

 

けれど、その診療所を作った資金は

 

麻薬で稼いだもの。

 

 

 

 

 


エスコバルは

 

アメリカに大量の麻薬を売りさばく

 

メデジン・カルテルという麻薬組織のボスでした!

 

 

 

 

 

 

 


本作の主人公は

 

エスコバルの姪と結婚した

 

コロンビアに移住したカナダ人の青年。

 

↑麻薬の事もエスコバルの事も

何も知らずにコロンビアにやって来た青年。

 

 

 

 

 

 

青年は、現地で知り合った女の子を

 

エスコバルの姪とは知らず愛し合うようになりますが

 

彼女と結婚すれば

 

彼もエスコバルの一族になります!

 

↑エスコバルの姪っ子は

とても心の優しい普通の女の子です。

 

 

 

 

最初は、麻薬王が親戚なんて怖い

 

と思っていた青年ですが

 

直接エスコバルと会話をしてみると

 

彼はとても人の良い感じの叔父さんでした。

 

↑パーティで直接話をしたエスコバルは

全然怖くありませんでした!

 

 

 

 

 

二人の結婚を祝福し

 

優しい言葉をかけてくれるエスコバル。

 

↑幸せになってくれよお二人さん!

ドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキ

 

 

 

 

 

なんだ、そんな怖い人じゃないぞ!

 

と青年は思いはじめますが

 

エスコバルの家で一緒に暮らし始めると

 

ある日、庭の端の馬小屋近くで

 

エスコバルの部下かが人間を殺しているのを

 

見てしまうのです!

 

 

 

 

 

( ̄□ ̄;)

 

…やっぱり怖いですね!

 

 

 

 

 

 


そんな麻薬王エスコバルでしたが

 

コロンビア政府も

 

メデジン・カルテル撲滅のためにアメリカと協力し

 

エスコバルを逮捕する事を決定します。

 

 

 

 

 

 

次第に追い詰められるエスコバルの周辺には

 

不穏な空気が漂い始めます。

 

 

 

 

 


このままでは僕たちも危ない!

 

そう思った青年は

 

妻と一緒に国外脱出を計画しますが

 

その最中、青年は突如エスコバルから

 

呼び出されてしまいます。

 

↑こんな感じで呼び出された青年。

汗汗汗汗汗

 

 

 

 

 

呼び出されたのは青年だけでなく

 

エスコバルの親戚の男たち一同。

 

 

 

 

 

彼らを前にしてエスコバルは言うのです。

 

 

 

 

 

 

俺は自首する事にしたが

 

財産は政府には奪わせない。

 

 

 

 

 

お前たち親戚は

 

俺の資金を

分散させて隠す手伝いをしてくれ

 

と…

 

 

 

 

 

さて、突然麻薬組織の手伝いをする事となった青年は

 

果たしてどうなってしまうのでしょう?

 

 

 

 

 

それは是非、皆さん自身で

 

ご覧になって頂ければと思います。

 

↑俺たち全員、一族のために命をかけるぞ!!

 

青年:お、おぅ汗汗汗

 

 

 

 

この映画は

 

本年私が観た映画の中でも

 

1、2を争う、怖い展開になる映画。

 

 

 

 

 

ですので

 

この後青年がどうなっていくのかは

 

詳しくは説明しませんが

 

普段、青年に優しかったエスコバルは

 

優しいだけの人間ではありません。

 

 

 

 

 

彼の優しさを形容する諺があるとすれば

 

情けは人のためならず

 

↑一族みんなに優しくしていたエスコバルには

ちゃんと目的があったのです。

 

 

 

 

 

親戚の中で唯一の白人である青年は

 

気がつけば

 

ヒスパニックの犯罪組織の残忍さの渦中に

 

放り込まれていたのです。

 

↑殺人どころか

銃さえ持った事がなかった青年は

コロンビアの奥地で

地獄のような体験をする事となるのです。

 

 

 

 

 

いざとなれば

 

殺人も躊躇しないヒスパニックの犯罪者は

 

我々の想像を遥かに超えた

 

残忍さと冷酷さを隠し持っているのです。

 

写真とGIF出典:https://www.tumblr.com/search/ESCOBAR%3A+PARADISE+LOST

 

 

 

 

 

という訳で次回はいよいよ

 

このシリーズの最終回

 

ヒスパニックと暮らす

 

というテーマで

 

スパニッシュ・アパートメント

 

という映画を解説してみたいと思います。

 

 

 

 

 

 

ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆

 

 

↑ちなみに、エスコバルを演じた

ベニチオ・デルトロは

コロンビア人ではなく、プエルトリコ人。

 

スペイン系のヒスパニックは

他のヒスパニック系の国の人間を演じても

違和感がないのだと思います。