こんばんは
ご覧頂きありがとうございます

\(^▽^)/

 

 

 

 

 

本日も

 

想像力と
謎解きヘプバーン

 

というテーマで

 

ローマの休日

 

 

という作品をご紹介させて頂ければと思います。

 

 

 

 

 


誰もが知ってるローマの休日に

謎なんてあるの?

 

(-"-;A

 

 

 

 

 

 

ヘプバーンの最も有名な映画であり

 

世界中の人から愛されているこの作品に

 

謎なんてあるのでしょうか?

 

 

 

 

 

はい。

 

 

 

 

 


実は、この映画は

 

かわいいお姫様の

1夜限りのラブストーリー

 

と認識されている事が多いのですが

 

当時の時代背景を描いた

ハードな歴史的名作

 

という側面もあるのです!

 

 

 

 

 

★ローマの休日とは?★


とっても簡単に説明すると

 

ヨーロッパを歴訪しているお姫様が

 

日々の任務に疲れて

 

イタリアのローマで夜中にコッソリ

 

大使館を脱出してしまいます。

 

↑出入りの業者の車に忍び込んで大使館を脱出!

 

 

 

 

彼女を保護したのは新聞記者。

 

↑脱出は成功したのですが

飲んでいた鎮静剤の為に、フラフラしていた王女は

見かねた新聞記者に助けられ

彼の家で一夜を過ごす事になりますが

新聞記者も

まさか助けた女の子が訪問中の王女とは

知らなかったのです。

 

 

 

 

 

彼女が王女だと知った新聞記者は

 

逃げ出した王女のスクープをゲット!

 

と喜んで

 

彼女の素性を知らないフリをして

 

ローマの街を案内します。

 

↑なんと!王女様がローマでお忍びヘアカット!

 

これは大スクープです

\(^▽^)/

 

 

 

 


王女はアイスクリームを食べたり

 

ベスパに乗って町を走ったりという

 

とても楽しい時間を過ごしますが

 

楽しい一日を過ごした後、公務に戻る事を決意。

 

↑一人の少女に戻って

思いっきり羽を伸ばす事ができたローマの休日!

 

 

 

 

 

ずっと一緒にいた新聞記者も

 

彼女の純粋な心に惹かれ

 

写真も記事も公開しないことにして

 

二人は別れを告げます。

 

 

 

 

 

翌日、謁見に現れた王女は

 

新聞記者と再会しますが

 

私的な会話はせず

 

ローマは本当に

思い出に残る街だった

 

という感想を言い

 

二人は分かれてました。

 


というお話です。

 

↑王女は無事に公務に戻りました。

めでたし、めでたし!

 

 

 

 

 


うん。

 

 

 


とっても良い感じの

 

ラブストーリーですね!

 

\(^▽^)/

 

 

 

 

 

 

…けれど

 

 


こんな

 

ライトタッチなラブストーリーが

 

アカデミー賞を3部門も受賞することが

 

できるのでしょうか?

 

(ちなみにノミネートは7部門です!)

 

↑初主演の映画で

いきなりアカデミー女優賞を受賞し

壇上に向かうヘプバーン。

 

 


 
 


ですので今回と次回は

 

なぜローマの休日が

アカデミー級の作品なのか?

 

という謎に迫りたいと思います。

 

↑えっ?

ただのラブストーリーじゃないの?

 

 

 

 

 

この映画は

 

最初に観た時には疑問に思わなかった事が

 

後でじっくり考えてみると

 

あれ?
なんでこんな展開なんだろう?

 

と不思議に思えてくる作品。

 

 

 

 

 

ざっと疑問をあげると

 

 

なぜ王女はたった一人で

ヨーロッパを歴訪しているの?

 

 

王女は一体

何に疲れて脱走したの?

 

 

彼女と新聞記者のローマめぐりの中で

一つだけ架空の名所である

「願いが叶う壁」があるのは何故?

 

↑二人が訪れた「願いが叶う壁」の意味は…

 

 


願いが叶う壁の前で王女は

「私の望みは、きっと叶わないわ」

と言うのですが

王女の望みとは何?

 

 

 

王女はローマの一日を楽しく過ごし

公務に戻ることを決意しますが

一体どうして

公務に戻る決意をしたのか?

 

 

などです。

 

 

 

 

 

 

はい。

 

 

 


これらに特に理由がないのであれば

 

この映画は

 

お姫様が気まぐれで公務を脱出し

一晩遊んだらスッキリしたので

帰る事にした

 

という

 

あんみつ姫みたいな映画になってしまいます…

 

 

 

 


ですので

 

これらの謎をじっくりと調べていくと

 

 

王女の任務は

父親や母親の代ではかなわなかった

ヨーロッパ共同体の設立であり

 

その重責に耐えられなくなった王女が

新聞記者との1日を過ごす事で

 

人の為に人生を捧げる素晴らしさ

 

というものに気づき

 

自分が生きる道を歩む事を決意して

公務に戻っていった

 

という

 

小さな女の子が天命に目覚めて
歩むべき道を歩みだす

 

という

 

大変感動的な映画だということが

 

分って頂けると思います。

 

 

 

 

 

 

もちろん、ライトなラブストーリーとして

 

この映画を楽しんで頂いても良いと思いますが

 

作り手の意図、アカデミーを受賞した理由

 

そして

 

オードリー自身が

この映画の王女を演じることで

自らも天命に目覚め

女優として歩むべき道を歩みだした

記念すべき映画

 

 

と考えると、今まで以上に

 

好きになって頂けるのではないかと思います

 

ヽ(=´▽`=)ノ

 

 

 

以前書いた、全ての謎の解説はコチラです。

音譜ローマの休日(解析編)はコチラ!音譜

 

 

 

 

 

 

 

という訳で次回は

 

ローマの休日に隠された

 

もう一つの謎である

 

孤立無援で戦う気概

 

について解説してみたいと思います。

 

 

 

 

 


ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆

 

 

↑この映画は、現代にも通じる

大変素晴らしいテーマを描いているのですが

そんな脚本を書いた人間にも

隠された秘密があったのです…