こんばんは
ご覧頂きありがとうございます
\(^▽^)/
本日も
想像力と
ヘプバーン七変化
というテーマで
シャレード
という映画を
改めてご紹介させて頂ければと思います。
この映画はミステリーなので
あまり詳細をご説明しない方が
観ていて楽しめると思いますので
本日は内容よりも
ヘプバーンの持ち味である
愛すべき天然ボケ
についてご説明したいと思います。
↑ほぇ?
ご存知の通りオードリー・ヘプバーンは
とても丹精で知的な顔立ち!
ローマの休日で演じた完璧なお姫様役は
彼女を永遠の美少女にしました!
↑これぞ、元祖1000年に一度の美少女!
けれど彼女の真の持ち味は
端正な顔なのに
行動がコミカルな天然キャラ
なのです。
前々回紹介させて頂いた
おしゃれ泥棒も
↑この格好で外出する天然キャラ!
パリで一緒にの書店ガールも
↑グリニッジビレッジの書店ガールが
憧れのパリに!
思わず踊っちゃいます!!
タイトルがスゴい
昼下りの情事も
↑ほぇ?
みんな
どこか一本抜けている
感じのキャラ
なのです。
かといって
おバカ
という感じではありません!
彼女の天然ボケの魅力は
誠実な人柄なんだけど
世間的な感覚とはちがう生き方をしてきた
無垢なボケ
という感じなのです。
↑ちょっとお間抜けだけど憎めない感じ!
これぞ
ヘプバーンの真骨頂なのです。
★シャレードとは?★
シャレードでヘプバーンが演じているは
未亡人のレジー。
↑大金持ちの旦那を持つレジー。
彼女はなぜ、未亡人になったのでしょう?
それは、映画の冒頭1分で
夫が列車の中で殺されてしまったからです!
けれどその頃レジーは
スイスのスキー場でのんびりバカンス!
くしっくりいかない夫と
離婚しようかな…と考えていました。
そんな彼女が自宅に帰ってみると…
何故か、家にあった豪華な調度品が全て消えて
空き家になっていたのです!!
↑あら? 家の中がカラッポ…!!
衝撃的な展開にも関わらず
レジーは、焦ったり怒ったり泣いたりせず
ぽかん
としているのです。
↑ほぇ?
そう!
この
ぽかん
がヘプバーンの持ち味なのです!
夫が不審な死を迎えたことも
全財産がなくなってしまったことも
夫が何枚もの偽造パスポートを持っていたことも
あらビックリ!
という位のリアクションで済ませてしまうレジー。
↑どうしよう!住むところもなくなっちゃったわ。
…おいおい
さて、夫が処分した莫大な財産は
どこへ行ったのでしょう?
そして夫の死後、消えた財産を狙う
何人もの怪しい男たちがレジーに近づいてきます。
↑お葬式で、夫の死体を本物か確認する男が登場!
レジーびっくり!!
けれど死後残された遺留品は
ごく普通の物だけ!
さて、天然のレジーの運命はいかに!?
それは是非、皆さん自身の目で
ご覧になって頂ければと思います。
夫の隠した財産を狙う男たちは
レジーが隠し場所を知っていると思い、次々と襲ってきます!
どうなるレジー!?
ヘプバーンの愛らしい天然の魅力を
この映画で満喫して頂ければ幸いです!
以前に書いた詳しいブログはコチラです
↓
【おまけ】
レジーの可愛さ全開のシャレードなのですが
実は、作品としての魅力はそれだけではありません!
この映画のオープニング映像は
超有名なタイトルデザイナーのモーリスピンダー!
↑CGではありません!
レジーの服を担当したのは、ジバンシィです!
↑ヘップバーンは
ジバンシィのイメージガールでもありました!
映画とは、作品としての魅力だけではなく
当時のファッションやデザインが記憶された
貴重な歴史遺産でもあるのです!
シャレードと比較する映画としては
シャレードと同じ60年代のファッションでありながら
ジバンシィとは対極にあった
イタリアン・ポップ・ファッションが記憶された
女性上位時代
をご紹介いたします。
こちらは、既に忘れ去られつつある映画。
理由は、ソフトエッチ路線のアイドル映画なので
時代と共に忘れられる作品だからです。。
けれど…
60年代のポップファッション・ファンにとっては
最高の参考書だったりもするのです!
↑かわいさ、色々!
この映画の主人公も未亡人!
けれど喪服はこんな感じなのです。
↑おいおい…
彼女は夫の死後
彼女に隠していた夫の隠れ家を見つけ
そこで、自分の知らない
愛し方があることを知ってしまうのです!
↑何、このエッチな部屋
彼女は思います。
夫は、別の人と
どんな愛を交わしていたのかしら…
そして彼女は、冒険を始めるのです!
知らない愛を求めた、未亡人のアバンチュールを…
↑この人はどうな風に私を愛してくれるのかしら…
ドキドキ
…まぁ、こんな作品では
歴史に残るのは難しいですね。
けれど90年代に、この作品に注目した
日本のミュージシャンがいました!
その名はピチカート・ファイブ!
彼らは、60~70年代に流行った
過去のクールなものやカッコいいものを再発掘して
自分たちのモチーフにしていきました!
↑ピチカート・ファイブのアルバムに
「女性上位時代」
というのが存在するのです!
文化というモノは
忘れ去れても、発掘する人がいれば
新しい命を吹き込んでもらえるものなんですね
ヽ(=´▽`=)ノ
↑ピチカートなどのプッシュにより
日本でもDVDが発売された女性上位時代!
以前に書いた詳しいブログはコチラです
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という訳で次回は
少女の想いと男気
というテーマで
麗しのサブリナ
という映画を解説してみたいと思います。
ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆
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