こんばんは
ご覧頂きありがとうございます

\(^▽^)/

 

 

 

 

 

 

本日も

 

残穢【ざんえ】
-住んではいけない部屋-

 

 

という映画を通して

 

想像力と
真夏の夜の怖い夢

 

というテーマでお送りしたいと思います。

 

 

 

 

 

 

真夏の夜の怖い夢シリーズも

 

そろそろおしまい!

 

 

 

 

 

 

最近の多彩なホラー作品と

 

過去の名作を対比しながらご紹介する

 

という趣向でしたが

 

いかがでしたでしょうか?

 

↑ホラーは新旧の区別なし!

 

最近の絵本では

妖怪の実存について描いた

「いるの いないの」が怖いのですが…

 

 

 

↑昔の絵本でも

問答無用で子供を連れ去ってしまう

「ねないこだれだ」は

根源的な恐怖を描いた作品だと思います。

 

 

 

 

 

 

最後はどちらの作品も

 

虚構の現実化

 

という怖いテーマで

 

締めくくりたいと思います。

 

 

 

 

 


ホラー映画が楽しいのは

 

あくまでも作り物のお話だから!

 

 

 

 

 


怪物や幽霊やおばけは

 

虚構の中だけの存在だからこそ

 

安心して怖がれるのです。

 

 

 

 

 


けれど、もし

 

虚構だと思っていたことが

 

現実かもしれないと

 

感じさせる作品があったとしたら…

 

 

 

 

 


なんだか急に

 

不安になってきませんか?

 

 

 

 

 

 

本日の残穢は、そんな

 

虚構だと思っていた怪奇現象が

実存するかもしれない

 

と、思わせるような作品。

 

 

 

 

 

 

ものすごく怖い怪物や

 

幽霊が出る訳ではないのですが

 

映画を観ている観客にまで

 

怪異に対して不安な気持ちにさせる

 

影響力の大きな作品です。

 

 

 

 

 


映画の最初は

 

本当にあった怖い話系の

 

小さな恐怖譚を集めような感じです。

 

 

 

 

 


主人公は

 

投稿者から送られてくる小話を

 

リライトしているライターさん。


↑小説家というより

ホラー体験談を文章化する仕事をする

ライターさんのような主人公。

 

 

 

 

 


彼女はある日

 

送られてきたとある投稿に

 

興味を持ちます。

 

 

 

 

 


投稿の内容は

 

引っ越した家の和室から

 

畳を掃くような音がする

 

というもの。

 

↑…ん? なんの音!?

 

 

 

 

 

…まぁ、よくある怖い話ですね。

 

(;^_^A

 

 

 

 

 


では、どうして主人公は

 

そんな普通の話に興味をもったのでしょう?

 

 

 

 

 

 

それは…

 

以前に同じような手紙を

 

読んだ記憶があったからなのです。

 

↑あれ?

この話、記憶があるんだけど…

 

 

 

 

 

 

以前の手紙も

 

同じマンションに住む住人から

 

送られてきたもの。

 

 

 

 

 

 

けれど部屋番号は

 

全くちがっていたのです!

 

↑その部屋では

小さな子供が「何か」を見ているのです!

 

 

 

 

 

ちがう部屋に

 

同じ幽霊が出るということは

 

ひょっとしたら

 

マンション自体に何かが?

 

 

 

 

 

 

 

彼女は、投稿者と一緒に

 

この謎の音の正体を探ることにしますが

 

調べた結果、このマンションで

 

過去に自殺した人などはいなかったのです。

 

 

 

 

 

 

けれど…

 

 

 

 

 

 

投稿者の前に、その部屋に住んでいた男が

 

引越し先で自殺していたことが分り

 

主人公たちは

 

何か得体の知れない

怪異があることは間違いない

 

と、確信するのです。

 

 

 

 

 

 

その後、調べてみると

 

マンションが立つ前にあった家では

 

様々な不自然な出来事があった事が

 

わかってきます。

 

 

 

 

 

 

けれどそれは

 

畳を掃くような音とは関係ないものも

 

たくさん出てくるのです。

 

 

↑手紙を出したマンションの住人は

大学のミステリー研究会。

 

二人は、様々な方法で

マンションの怪異の謎を探りはじめます。

 

 

 

 

 


不気味な無言電話

 

隙間なくゴミを敷き詰めた屋敷

 

床をはいずる赤ん坊の声…

 

 

↑過去の思い出話を調べていくと…

 

 

↑この土地に起こった怪異は

布の音だけではないことが、分ってくるのです。

 

 

 

 

 


次から次へと出てくる怪異の謎を探るうち

 

主人公たちは、知ってはならない禁忌へと

 

足を踏み入れて行くのです…

 

 

 

 

 

 

さて、一体主人公は

 

何を知ってしまうのでしょうか?

 

 

 

 

 


それは是非、皆さん自身で

 

ご覧になって頂ければと思います。

 

↑彼女たちには何も悪いことをしていないのに

怪異に巻き込まれていくのです。

 

 

 

 

 

 

先ほどの書きましたとおり

 

この映画には

 

ものすごく怖いお化けは出てきません。

 

 

 

 

 


けれど

 

この映画が終った時には

 

とても怖い気分になっています。

 

 

 

 

 

 

その理由は

 

主人公たちが知ってしまった秘密を

 

私たちも知ってしまったから!

 

↑彼女たちは、知ってしまったことで

気づいてしまいます!

 

ということは

この映画を見た私たちも…汗

 

 

 

 

 


彼女たちが恐怖しているコトは

 

ひょっとすると

 

明日私たちの周囲にも

 

起こることかもしれないのです。

 

 

 

 

 

 

虚構だと思って観ていたら

 

気がつけば…

 

 

本作は、そんな恐怖が残る

 

超上級のホラー映画だと思います。

 

 

 

 

 

 

 

という訳で次回は

 

過去の作品で本作と同様の

 

虚構の現実化

 

というテーマを扱った

 

マウス・オブ・マッドネス

 

という映画を解説してみたいと思います。

 

 

 

 

 


ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆

 

↑この映画観た後はもう、引っ越せません。

 

だって、そこには

何かいたかもしれないのですから…