想像力と真夏の夜の怖い夢（その４）「ローズマリーの赤ちゃん」（子供への愛の落とし穴）

こんばんは
ご覧頂きありがとうございます
＼(＾▽＾)／

 

 

 

 

 

 
本日も

 

ローズマリーの赤ちゃん

 

 

という映画を通して

 

想像力と
真夏の夜の怖い夢

 

というテーマでお送りしたいと思います。

 

 

 

 

 

 

昨日のＭＡＭＡは

 

狂気の中で自分の子を探し続け

 

ついには怪物になってしまった女性のお話。

 

 

↑私の子供はどこ～！！！

 

 

 

 

 

 

母親の愛というものは

 

人間の想いの中で

 

最も強いものなのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

本日のローズマリーの赤ちゃんは

 

そんな

 

母親の子供に対する
愛情から生まれる不安

 

を描いた作品。

 

 

 

 

 

有名な作品なので

 

オチをご存知の方もいらっしゃると思いますが

 

この作品のすごい所は

 

赤ちゃんを産むお母さんの

 

期待と不安がリアルに描かれているところ

 

だと思います！

 

↑生まれて来る赤ちゃんを愛したい！

だからこそ

今の状態が不安になるのです！

 

 

 

 

 

 

主人公のローズマリーは

 

早く赤ちゃんが欲しいと思っている若奥さん。

 

 

 

 

 

 

俳優の夫と仲良く暮らしていますが

 

夫の仕事は少なく

 

子供を養える状況ではありません。

 

↑仲良しだけど

夫の仕事は上手く言っているとはいえません。

 

 

 

 


けれどそんな夫婦に

 

ビッグチャンスが訪れるのです！

 

 

 

 

 


古いけれど豪華なアパートに空き室が出て

 

入居できることになったのです！

 

 

 

 

 

 

立地はＮＹのど真ん中！

 

↑こんな立派なアパート！

 

 

 

 

 

どうしても入居したかったローズマリーは

 

夫を説得します！

 

↑絶対、あそこに住みましょう！

 

 

 

 

 

 

けれど…

 

住んでみると、このマンションには

 

なんだかおかしなところがあったのです。

 

 

 

 

 

特に変だったのは

 

隣人の老夫婦。

 

 

 

 

 

 

老夫婦は必要以上に彼女たちを歓迎し

 

色々気を遣ってくれるのです！

 

↑ドアの覗き穴から見た老婦人。

 

 

 

 

 

 

老婦人は

 

必要以上にローズマリーに関心を持ち

 

家の中に入り込んでくるのです。

 

↑あら、すてきに改装したのね～！

 

 

 

 

 

最初は

 

近所づきあいに消極的だった夫も

 

彼らとすっかり打ち解け

 

夫は、様々な事を老夫婦に相談するように

 

なっていきます。

 

↑演劇の事にも詳しい年老いた隣人に

夫はすっかり夢中！

 

 

 

 

 

 

すると突然

 

夫に運が向き始めたのです。

 

 

 

 

 

夫と配役を奪い合っていた俳優が

 

突如、失明！

 

 

 

 

 

夫は仕事を念願の大役を

 

得ることができました！

 

↑やったよ！

 

 

 

 

 

仕事の目処がついた夫は

 

ローズマリーの念願だった子作りを提案！

 

 

 

 

 

 

そして、めでたく

 

妊娠したことが分るのです。

 

 

 

 

 

おめでとう、ローズマリー！

 

ヽ(=´▽`=)ﾉ

 

 

 

 

 

 

けれど、妊娠直後から

 

彼女はどんどん不安になっていくのです。

 

↑なんだか怖い…

 

 

 

 

一体どうしてなのでしょう？

 

 

 

 

それは是非、皆さん自身で

 

ご覧になって頂ければと思います。

 

 

↑…　…　…

 

 

 

 

 

彼女の不安の原因は様々！

 

 

急に仕事が忙しくなって

帰りが遅くなった夫

 

 

妊娠を知ると異常に張り切って

事あるごとに

ローズマリーの世話をしようとする老婆

 

↑これ薬草入りジュース。

体にいいから今すぐ飲みなさい！！

 

 

隣人の勧めで

変えることになった産婦人科医

 

↑名医と言われていますが

ローズマリーは面識がありません。

 

 

彼は、妊娠の本には

嘘が書いてあるから読むな！

と忠告してきます。

 

 

 

 

 

昔、黒魔術を行う姉妹が

住んでいたという

アパートにまつわる悪い噂

 

 

 

 

 

そして

 

ものすごく辛い腹痛…

 

↑死ぬほど…痛い…

 

 

 

 

 

 

それら全ての不安で

 

彼女の神経はボロボになっていくのです。

 

↑妊娠したら太るはずなのに

顔色も悪く、どんどん痩せていくローズマリー。

 

 

 

 

 

けれど彼女の不安は

 

根拠のあるモノだといえるでしょうか？

 

 

 

 

 

いいえ。

 

 

 

 

どの不安も

 

彼女に直接危害を加えるものでは

 

ありません。

 

 

 

 

 

ローズマリーが感じているのは

 

ただ漠然とした不安。

 

 

 

 

 

 

けれど、だからこそ

 

この映画の不安は

 

妊娠されたすべての女性が

感じる不安

 

なのではないかと思うのです。

 

 

↑老婆がくれた怪しい匂いのするペンダント。

これだって

本当に体にいいのか？

という不安はよぎります。

 

 

 

 

 

 

妊娠するということは

 

体内の赤ちゃんの安全を

守りたい

 

という思いで

 

様々な不安がよぎるもの。

 

 

 

 

 

 

だから、この映画は

 

ローズマリーが不安に思っている事が

 

何か悪いことなのか

 

それとも、彼女の不安から来ている

 

強迫観念なのかが

 

見分けがつかないのです！

 

 

 

 

 

赤ちゃんを守りたいと思うからこそ

心を病んでいってしまう

 

 

 

 

 

これって

 

ホラー映画の怪物なんかより

 

ずっと恐ろしい事ではないかと思うのです…

 

↑彼女の恐怖が本物なら

怪奇現象ですが

もし思い過ごしだとしたら

心の病なのです。

 

 

 

 

 

 

という訳で次回は

 

恐怖から少しはなれたコメディ系ホラーで

 

思わず出る本音

 

というテーマで

 

ゾンビ・スクール！

 

という映画を解説してみたいと思います。

 

 

 

 

 

 

ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆

 

↑映画のラストで

全ての謎が解けた後でも変らなかったもの。

 

それは

赤ちゃんへの愛だったのです！

 

当然といえば当然の答えのようで

実は恐ろしいラスト。

 

皆様は、どのような感想となるのでしょうか…