こんばんは
ご覧頂きありがとうございます

\(^▽^)/

 

 

 

 

 

本日も

 

007/ムーンレイカー

 

 

という映画を通して

 

想像力と
スペクターへの道

 

というテーマでお送りしたいと思います。

 

 

 

 

 


007シリーズが他のスパイ映画と

 

決定的にちがうところ。

 

 

 

 

 

それは

 

現代科学を超越した兵器が

 

多数登場することです!

 

↑ボンドカーは海中に転落しても安心です!

(「007/私を愛したスパイ」より)

 

 

 

 

 

 

これは

 

シリアス系のスパイ映画ではご法度!

 

 

 

 

 


もしレオンやボーン・シリーズなどで

 

潜水艦に変身する車や

 

火山の中をくり抜いた秘密基地が登場すれば

 

リアリティがなくなってしまいます!

 

↑ボーン・シリーズでは…

 

↑あくまでも現実にあるモノしか登場しません!

 

 

 

 

 

でも…

 

 


もし、ドラえもんに秘密道具が一切出なかったら

 

それはドラえもんと言えるでしょうか?

 

 

 

 


ドラえもんは

空想科学マンガ!

 

 

 

 

 

だから読む人は、リアルな発明よりも

 

想像力で考えられた秘密の道具を受け入れ

 

楽しんでくれているのです

 

\(^▽^)/

 

↑コレだって、ドラえもんならアリです!

 

 

 

 

 


もちろん映画にも

 

そういう空想科学を楽しむ作品は

 

たくさん存在します。

 

 

 

 

 

フラバー

 

ゴーストバスターズ

 

バック・トゥ・ザ・フューチャー

 

マーベルコミックのアメコミ映画たち!

 

↑知性ある弾性ゴムを発明したよ!

(「フラバー」より)

 

 

 

 

 

 

どの作品も

 

空想科学を受け入れることで

 

楽しめる映画となっていてるのです。

 

 

 

 

 

 

もちろん007も

 

そんな空想科学で楽しむスパイ映画!

 

↑実は空想科学SF映画なのです!

 

 

 

 

 

 

敵も、あの手この手の新兵器で

 

襲ってきますので

 

味方にも空想科学に強い人材が

 

絶対に必要です!

 

 

 

 

 

 

007の空想科学担当はQ

 

↑Qファンの皆様、大変お待たせいたしました!

 

 

 

 

 

 

武器調達係(Quartermaster)の

 

頭文字を取ったQは

 

007の主要キャラの中で

 

最もコミカルで変なキャラなのです!

 

↑こんな顔して、危険人物!

 

 

 

 

 

特にロジャー・ムーアのシリーズでは

 

Qの奇妙発明は暴走気味!

 

 

 

 

 

 

007の行く先々に秘密基地があり

 

大勢の部下と一緒に

 

トンでも実験を繰り返している

 

一種のマッドサイエンティストなのです!

 

↑Qの珍発明①

 

 

↑Qの珍発明②

 

 

 


本日のムーンレイカーは

 

007の敵の中でも屈指の科学力を持つ敵が

 

登場するSF色の強い作品!

 

↑敵は大金持ちのビジネスマンです!

 

 

 

 

敵はなんと

 

自分たちが選んだ人間を

 

スペースシャトルを使って

 

スペースコロニーへと移住させた後

 

地球に猛毒ミサイルを打ち込み

 

人類を全滅させた後で

 

自分たちの理想の世界を作って

 

君臨しようとしてたのです!

 

↑今の人類ダメだから

とりあえず全滅させることにしたよ!

 

 

 

 

 

これはナチスのような

 

狂気の選民主義!

 

 

 

 

彼らは複数のスペースシャトルで

 

宇宙へ飛び立つ計画をしていたのですが

 

そのうちの一機に不備が見つかり

 

急遽、もう一台を調達しなくてはならなくなり

 

イギリスが購入し

 

飛行機でロンドンに運んでいる最中の

 

スペースシャトルを強奪してしまうのです!!

 

↑飛行機の上にスペースシャトルを乗せて運ぶ

というトンでも設定!

 

さすが70年代ですね!!

 

 

 

 

 

さて、そんな宇宙的スケールの陰謀に

 

果たして007は

 

どのように立ち向かうのでしょうか?

 

 

 

 

 

それは是非、皆さん自身で

 

ご覧になって頂ければと思います。

 

↑もちろん行くさ!宇宙にでも!!

今回のボンドガールは

CIAの英才ホリー・グッドヘッド。

頭の良さそうな名前です!

 

 

 

 

 

この映画の前半は

 

ひたすら大活劇!

 

 

 

 

 

ムーア・ボンドらしい

 

敵と味方のトンでもアクションを

 

満喫できます!

 

↑ベニスのゴンドラに乗っていても…

 

↑敵は襲ってきます!

 

↑危ないボンド!!!

 

↑もちろん反撃!

 

↑これぞビデオなき時代の

エンターテイメント!

 

 

↑もちろん敵は彼だけではないので…

 

 

↑Qの作った発明で

 

 

↑これでどうだ!

 

 

↑これがムーア・ボンドだ!!

 

 

 

 

 

そして後半は

 

かなり本格的な大宇宙での活劇

 

なのです!

 

↑敵のスペースシャトルに乗り込んで

 

↑ジェームス・ボンドが世界を救う!!

 

 

 

 

 

ちなみに

 

この映画が公開されたのは1979年!

 

 

 

 

 

スターウォーズ第一作が

 

世界的に大ヒットを記録して

 

大SFブームが到来していたのです。

 

 

 

 

 

そんな時代の要求にも答え

 

007でありながらSF超大作に仕上げた

 

ムーンレイカーは

 

変りつつある時代のニーズに果敢に挑戦した

 

プロフェッショナルとしての

矜持を感じる作品

 

でもあるのです!

 

スペースコロニーの造形などは

かなり本格的!

 

 

↑娯楽大作であると同時に

新しい時代にも007が愛されるよう工夫した

変化への対応作なのです。

 

 

 

 

 

という訳で次回は

 

Qについてもう少しご説明するために

 

異能の天才

 

というテーマで

 

イミテーション・ゲーム
エニグマと

天才数学者の秘密

という映画を解説してみたいと思います。

 

 

 

 

 

ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆

 

 

↑エンディングはいつものように

グッドヘッドとのラブシーン!

 

↑Qもヤレヤレですね…

 

チャンチャン!