こんばんは
ご覧頂きありがとうございます
\(^▽^)/
本日は
007/ドクター・ノオ
という映画を通して
想像力と
スペクターへの道
というテーマでお送りしたいと思います。
本日の作品は
記念すべき007シリーズの第一弾!
公開されたのが1962年ですので
50年以上前の映画です!
↑時代を感じる50年前のポスター。
今観ても、なかなかカッコイイですよね
ヽ(=´▽`=)ノ
50年間愛され続けた映画シリーズというのは
他に類を見ないような気がします。
ジェームス・ボンドシリーズが
50年以上愛され続けた理由は
一体何なのでしょう?
きっと様々な理由があると思われますが
大きな要因の一つとして
観客と一緒に
お約束事を楽しめる映画
だったから
ではないかと思います。
007は
MI6というイギリス諜報部に所属している
スパイのコードネーム。
↑このかっこいいオープニングもお約束の一つ!
00ナンバーを持つ諜報部員は
イギリス政府から
殺人許可書を発行されているというのが
超基本的な設定!
↑00ナンバーの諜報部員は
人を殺しても罪に問われません!
けれど…
実はこの設定自体は
あまりストーリーに関係ないのです。
(;^_^A
忘れてもOKな設定です
観客たちが007を愛するは
彼の行動パターンやその他の登場人物が
一定のパターンを持っているから!
↑オープニングで
女性のシルエットが踊るのもパターン
ファンにとっては
007の基本フォーマットを知っていて
今度の映画では
どんなアレンジが加えられるのか?
というのを
楽しむこともできるシリーズなのです。
似ているものの例としては
特撮の戦隊モノがあると思います。
↑こちらも基本フォーマットを楽しむシリーズ
特撮モノのフォーマットとは
悪と戦う秘密戦隊である
基本は5人組である
彼らを導く上司や司令官が存在する
それぞれのメカがあり合体する
敵の組織にも階級がある
などなど…
戦隊モノのファンはきっと
新作が登場するたびに
基本フォーマットを楽しみつつ
新作ならではアレンジも
楽しんでいるのだと思います。
007シリーズも
続編が作られるたびに
基本フォーマットが少しずつ増えていき
いつしか
007らしさを楽しむ映画
となっていったのです。
007/ドクター・ノオのストーリーは
ジャマイカから発信されている
月面ロケット発射を妨害する
謎の妨害電波を調査していた
イギリスの諜報部員が殺され
後続の調査要員として
ジェームス・ボンドが派遣される
というお話。
近海の島を所有する
謎の東洋人ドクター・ノオが怪しいと睨んだボンドは
彼の島に乗り込みますが
その島には、謎の美女
ハニー・ライダーがいたのです!
↑敵か?味方か?ハニー・ライダー!
ドクター・ノオとはどんな人物か?
↑鋼鉄の義手を持つ謎男ドンター・ノオ。
そしてジェームス・ボンドと
ハニー・ライダーの運命は一体?
それは是非、皆さん自身で
ご覧になって頂ければと思います。
↑とても分りやすいイラスト発見!
こんな映画ですヽ(=´▽`=)ノ
アクション映画なので
展開を細かく説明するのは差し控えますが
本作では
基本① 007の上司の名称はM
↑わがままで生意気な007と
頑固で真面目なMとのやり取りはシリーズの基本!
基本② 007に優しいMの秘書
ミス・マネーペニー
↑マネー・ペニーと007のやり取りもお約束!
基本③ 007がMの部屋に入ると
帽子掛けに向かって帽子を投げる
↑これもお約束!
基本④ 007は敵味方かまわず
美女と関係を持つ
↑美女が登場すると
ほぼ確実に007にメロメロになります。
基本⑤ ドライマティーニを好み
ステアでなく、シェイクで注文する
(007マティーニ)
↑お酒や服などにこだわるのもお約束!
基本⑥ 水着または
セクシーな衣装の美女が登場する
(ボンド・ガール)
↑セクシー美女もお約束!
などが確立されていきます。
これらは
その後の作品でも度々登場する基本設定。
↑俳優が変ってもお約束は受け継がれます。
まずはこの第一作をご覧になり
これらの基本フォーマットがどのように変化していくか
を楽しんで頂ければと思います。
↑まずは大胆不敵な007のご活躍を
お楽しみ下さい!
という訳で次回は
007の第二作…ではなく
本作で、007が背広を仕立てている
サヴィル・ローというお店が登場する
キングスメン
という映画を解説してみたいと思います。
ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆
↑60年代モダニズムを楽しめる
ドクター・ノオのオープニング。
あの有名な「ジェームス・ボンドのテーマ」も
この映像からスタートしました!
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