こんばんは

ご覧頂きありがとうございます

\(^▽^)/




本日も

28週後...


という映画を通して

想像力と
SEKAI NO OWARI

というテーマについて

考えてみたいと思います。





前回の

エボラ・シンドローム
悪魔のウィルス


危険な病原菌は、無責任な人間によって

想像以上の規模で世界に広がる可能性がある

ということを描いた作品でした。








では

そんな人がいると想定するなら

為政者はどのような体制をとるべきでしょう?







それは恐らく

感染拡大のレベルによって
厳しい対応にしていく

という

段階的対処法

になると思われます。








本日の

28週後…


28日後…

という映画の続編。

↑紛らわしいですが
コチラが第一作目の「28日後…」です。







けれど

28日後…が

ソンビ映画の亜種のような

サバイバルアクション映画

なのに対し

本作は

政府のパンデミック対策

が描かれた

全く異なったテイストの作品なのです。


↑パンデミック対策の傑作といえば
「ザ・クレイジーズ」ですが
DVDレンタルされていないのが
残念です(>_<)









このシリーズに登場するのは

レイジ・ウィルスという

感染力の高い細菌。


↑「28日後…」は
病院で昏睡状態だった男が目覚めた時
ロンドンは無人!

一体何が!?

という映画です。








レイジ・ウィルスは

人から人へ接触感染するウィルスですが

潜伏期間が一瞬!

という、とても凶悪なウィルス。






感染者は

知性を失い暴力的になって

周囲の人を襲いまくるのですが

彼らに噛まれた人は

次の瞬間から感染者となって

人を襲い始めるので

一人でも感染者がいると

周囲の人全員がレイジウィルス患者となって

全速力で走って

次の獲物を探しはじめる

という

手のつけられないウィルスです!


↑全力疾走してくるレイジウィルス患者!

ヤバいです!!








けれど、このウィルスにも

弱点がありました。






それは

知性が消滅するので食料を調達できず

やがて餓死する

ということ。







ゾンビのように死んでいる訳ではないので

死ぬのを待てば良いのです

\(^▽^)/






第一作目で

レイジウィルスに襲われたイギリスは

ほぼ全ての人が全滅!






けれどイギリスは島国なので

感染者は他国には移動できず

発生から28週間(半年)たって

全滅(餓死)したのです。






それを確認したアメリカは

ロンドン復興すべく行動を開始!







死体を片付け、除菌をし

わずかに生き残った人と

事件当時海外にいた人々が

少しずつ帰って来て

ロンドンを復興させつつありました。

↑建物は無事なので
少しずつ開放区画を広げていきます
\(^▽^)/






そんな中、事件当時

スペインに修学旅行に行っていた

二人の姉弟が帰ってきます。


↑帰還した二人は
今、ロンドンで最も若い人間です。






彼らの父母は

どうしていたかというと…








レイジウィルス地獄のイギリスで

何とか生き残ろうと

家の中に隠れていたのですが

凶暴化した人々が家に侵入した際

父親は、母親を見捨てて

逃げ出してしまっていたのです。


↑感染者から隠れて
暮らしていた二人ですが…




↑感染者の襲撃にパニックを起した夫は
妻を見捨てて逃走!



↑妻の姿は窓から消えたのです…






その後、無事に逃げ延びていた父親は

やっと姉弟と再会!

↑会いたかったよ~





けれど、母親を見捨てた

という事は言えず

母は殺されたと言うのです。







けれど姉弟は、

どうしても一度実家に帰りたくて

こっそり隔離地域を抜け出して

自宅へ向かってしまいます。


↑こっそり家に向かう二人!





そして

そこで発見したのはねなんと…








家の中で生き延びていた

母親だったのです!


↑お母さん。生きてました!!




(-""-;)




???



あれ?





奥さんは感染者に

襲われたんじゃなかったの?





はい。





彼女は

レイジウィルスに免疫がある女性

だったのです!






彼女は保護され隔離されますが

妻の生存を知った夫は

彼女も元にやって来て、泣いて懺悔します。


母さん、ごめんよ…




そして愛する妻に口づけを…



あっ!




彼女は免疫があるだけで

感染しているんですが…






残念ですが

もう手遅れです!!


↑免疫のないお父さんは
あっという間にレイジウィルスに感染!




さて、一度は平穏を取り戻したロンドンは

一体、どうなってしまうのでしょう?






それは是非、皆さん自身で

ご覧になって頂ければと思います。







この映画は、ここまでが前半!






後半は

大パニックに陥った市民に対する

軍隊のリアクションが描かれていきます!





軍隊は

コード・レッド

という名称の危機管理対策を策定。






状況におうじて

三段階の対策を用意しています。





第一段階は

感染者の殺害



まぁ、これが普通ですね。




けれど

感染者が増えすぎて

殺害しきれなくなったとしたら

第二段階へと移行します。




第二段階は

封じ込め





一つの区画の中に

感染者だけを囲い込む作戦ですが…






この状況で、囲い込めるでしょうか?






だから最終的には

第三段階へ移行するのです。




第三段階である

区画内全ての殲滅

に…








感染拡大を防ぐための最終手段。





それは…

今の世界を
終らせてしまうこと

なのかもしれないのです…







という訳で次回は

この世で最も絶望的な
SEKAI NO OWARI


というテーマで

トゥモーロー・ワールド

という映画を解説してみたいと思います。






ではまた(*^ー^)ノ



↑あまりにも情けないお父さんの行動。

けれど私たち自身だって
このような状況下で
理性と誠意のある行動ができるとは
断言できないのです…






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