こんばんは

ご覧頂きありがとうございます

\(^▽^)/




本日は

ザ・イースト


という映画を通して

想像力と
SEKAI NO OWARI

というテーマについて

考えてみたいと思います。






世界の終わりは、どのような感じで

やって来るのでしょう?







残念ながら

一番リアリティのありそうなのは

人為的な破滅

ですね

(ノ_-。)





資本主義が世界中に発展すると

人々が

利潤の追求

を目指すようになります。






極端に資本主義を
追求する


というのは

地球の保全


永続的な発展

とは

対極にある考え方







資本主義である以上

資本家に
利益をもたらすことが
最も重要な目的

になりますので

企業は利潤が上がらないと
破滅してしまいます


( ̄□ ̄;)!!






だから当然

地球や環境に配慮したり

平和や安全よりも

利潤を第一に考えるものなのです。



↑企業の極端な利潤追求は
地球環境の保全とは対極になる
可能性があります。






本日の

ザ・イースト


そんな利潤を追求し続ける企業に対して

テロ攻撃を敢行する市民ゲリラ

を描いた問題作です。







主人公は

民間のセキュリティ会社に勤めているサラ。




元FBIに務めていたジェーンは

企業の安全を脅かそうと活動している

イーストというカルト集団への潜入操作を

命じられます。

↑頭脳明晰な上
FBIで訓練を受けていたジェーン






イーストは全く謎の組織。


↑謎の組織イーストのメッセージは
特定の人のGulty(有罪)!





彼らは

ターゲットにした問題企業に対して

その企業が起した問題を

企業で働く人自身にも与えて罰する

という

因果応報型テロ

を越しているのです!




例:

危険な後遺症が残る可能性があるこを知りながら

薬を売って収益を上げている

大手製薬会社のパーティに忍び込み

シャンパンの中に

その危険な薬を混入させ

彼ら自身に飲ませてしまいます!

↑問題の薬を混入したシャンパンを
こっそりと混入して…


↑さぁ、関係者の皆様。

乾杯!!





因果:
危険な薬だと知ってて売る

応報:
その危険な薬を自分たちも飲む


確かに、因果応報ですね!






サラは

そんな過激なイーストに潜入するため

サラと名前を変え

放浪者のフリをして

彼らのメンバーに接触します。


↑髪もブリーチして


↑社会に反感を持つ放浪者となり


↑ついに、イーストのメンバーと
接触できました!







そして知るのです…





彼ら自身が

遊びやイタズラで

テロ行為を仕掛けているのではない

ということを。


↑謎に包まれたイーストのリーダー。







では、いーとは一体どんな理由で

テロを行うでしょう?






それは是非、皆さん自身で

ご覧になって頂ければと思います。



↑まるで怪しいカルト集団のような
イーストのメンバーですが
彼らは狂った集団ではなかったのです…






この映画においては

企業側にもイースト側にも偏ることなく

双方の問題点を浮き彫りにします。


↑捨てられていたリンゴも
躊躇なく拾って食べるイーストのメンバー。

汚い?

それとも
ほとんど食べないのに捨てる方が問題?






利潤のために活動するのは

サラの勤めているセキュリティー会社も同じこと!








イーストのメンバーが

シャンパンに薬を混入することを知ったサラが

会社に通報しても

その会社は

うちの会社のクライアントじゃないから

放っておきましょう、と言われます。



↑えっ!
この人たち、みんな危ない薬を
飲んじゃうんですけど…





セキュリティー会社の論理で言えば

この事故が起こってくれれば

他の会社のセキュリティー意識が高まり

自分たちの収益が増える可能性があるのですから

防ぐ理由はありませんよね。



↑私の会社って…





そして

眼には眼を!

というイーストの行動は

憎しみの連鎖


生み出すことになります。


↑企業側としては
イーストのメンバーを排除するために
あらゆる手を使います。

…そういえばサラ自身も
イーストをスパイするために
潜入したのでした!





イーストによって被害にあった人々は

今度はイーストのメンバーを憎むようになります。






そして

イーストのメンバーが被害にあえば

今度はイーストに共感する人や友人たちが

更なる復讐を計画する可能性があります。

↑イーストの目的を知るうちに
サラは次第に
彼らに同情的になっていきます。

果たして正義はどっち!?






企業の倫理欠如によって生まれる

憎しみの連鎖は

場合によっては

因果応報が
無限にループする争い

へと発展する可能性があるのです。


↑自分たちの愛する故郷が
こんな感じでも
許してあげられますか?






王様や支配者のいない世界では

個々の倫理の欠如が

結果的に世界を滅ぼしてしまうかも

しれないのですから…


↑映画のラストで
悩んで悩んで悩んだ末の
サラの行動。

皆さんは、どう判断されますか?







という訳で次回は

開発の副産物による
SEKAI NO OWARI

というテーマで

猿の惑星 創世記

という映画を解説してみたいと思います。






ではまた(*^ー^)ノ



↑企業が暴走しても
その企業に個々がテロを起しても
結局地球は救えません…

この問題は
環境だけでなく
様々な問題で世界中の終わりを
呼び寄せてているのです。