こんばんは

ご覧頂きありがとうございます

\(^▽^)/






本日は

「モンキー・ボーン」




という映画を通して

想像力と
ハロウィンの晩に

というテーマについて

考えてみたいと思います。






日本における

ハロウィンのイメージは…







恐らく

百鬼夜行

なのではないかと思います

ヽ(=´▽`=)ノ






様々な妖怪たちが

我が物顔で辻を歩き回る百鬼夜行






こわいようで

どこか楽しいようで…






そんな百鬼夜行は

ハロウィンの夜の光景と

結構マッチしている気がするのです。






百鬼夜行の映画と言えば

「平成たぬき合戦ぽんぽこ」

↑「平成狸合戦ぽんぽこ」では
人間に畏怖の心を取り戻させようとした
百鬼夜行は
ハロウィンのイベントみたいに
受け取られます。

「平成狸合戦ぽんぽこ」の回はコチラ




大映の妖怪三部作

などですが

↑大映の妖怪三部作とは
「妖怪百物語」
「妖怪大戦争」
「東海道お化け道中」
です。



どちらも

思いっきり日本の妖怪なので

ハロウィンには

ちょっと違和感があります

(^▽^;)










ですので

海外の映画で
百鬼夜行のような感じの作品は?

というテーマで

本日の

「モンキーボーン」

を、ご紹介したいと思います






モンキーボーンとは

アニメのキャラクターの名前。


↑このサルがモンキーボーン。





一見かわいらしいサルですが

実はイタズラで皮肉屋で

スケベで乱暴な

エクストリームなキャラです。


↑やりたい放題のモンキーボーン。






型破りの

モンキーボーンのアニメは大人気!






キャラクター商品も

続々と製品化され

作者のステュも大金持ちに…






と思ったら

ステュはモンキーボーンの商品化に

全然興味を持たなかったのです。







なんで?





実はステュ自身は

とっても内向的な人物。








以前のステュは

精神的に病んだ絵を描く

アウトサイダー系のイラストレーター

だったのですが

精神科医のジュリーと出会い

彼女の勧めで

利き腕じゃない方の手で描いた

軽いタッチのモンキーボーンによって

苦悩から開放された人

↑精神を病んでいた頃描いていた絵は
こんなダークなタッチ。






だから

モンキーボーンは商品ではなく

彼の心を癒してくれた
大切な存在


だったのです。




仕事も成功!

精神科医のジュリーとも恋仲になり

順風満帆だったステュですが

幸せの絶頂の時

不慮の交通事故にあって

意識不明になってしまいます!


↑意識不明となったスチュ!





意識不明ということは

もうステュのお話はおしまい!?





いいえ。






意識不明となったステュですが

映画を観ている私たちは

ステュの意識の中へと

入っていくのです。



↑ズブズブと沈み込むベッド。




ステュの意識が向かった先は

ダーク・タウンという夢の世界。





と言っても

死の世界に隣接している
悪夢の世界

です。



↑遊園地のような
夢の中の世界ダーク・タウン。





ここの住人たちは

悪夢の産物!



↑悪夢の住人たちが歩き回る
百鬼夜行の世界!







ここにいる人間は

意識不明状態の人だけ!







うまく意識が戻れば

地上に帰ることができますが

意識が戻らず死んでしまえば

死の世界へと連れて行かれます。


↑ダーク・タウンの管理者は
悪夢の神・ヒプノス

ステュは地上に帰してくれるよう
お願いしますが
蘇らせるかどうかの権限は
死の国にあるのです!






ダークタウンで

途方に暮れていたステュですが

この街には

なんと

ステュの生みだした性悪ザル

モンキーボーンも存在していたのです!


↑よう!
お前、ここに来ちまったのか?





さて

なんとか現実世界に戻りたいスチュと

全く信用できないモンキーボーンとのコンビは

果たしてどうなってしまうのでしょう?


↑… … …





それは是非、皆さん自身で

ご覧になって頂ければと思います。





この映画を監督したのは

「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」



「コララインとボタンの魔女」

を作った

天才パペットアニメーターの

ヘンリー・セリック



↑ヘンリー・セリック!




彼の作る世界は

悪夢のキャラが蠢く不思議の世界!





だからこの映画も

これでもか!

という位たくさんの魔物が

登場するのです

\(^▽^)/


↑画面の後ろには
不気味なキャラが続々!





ストーリーを楽しむだけでなく

彼の作り出す

悪夢的なキャラ造形を見ているだけで

ハロウィンの参考に

なるのではないでしょうか?


↑これでもか!



↑これでもか!




↑これでもか~!!!





ちなみに

この映画のストーリーは

二転三転して大変面白いので

これ以上の説明は

控えさせていただきます。



↑モンキーボーンは
ステュの想像したキャラですが
決して彼に従うキャラではありません!

悪夢の中で出会う
自分の心の中にいた悪魔!

それが
モンキーボーンなのです。







という訳で次回は

きたないメイクの
思わぬ効果


というテーマで

「マーダー・ライド・ショー」

という映画を解説してみたいと思います。






ではまた(*^ー^)ノ



↑ちなみに
ものすごくスムーズに動く
モンキーボーンは
ストップ・アニメーション!

人形を一コマ一コマ動かして撮影する
超絶技巧は
ヘンリー・セリックの真骨頂なのです。







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