こんばんは

ご覧頂きありがとうございます

\(^▽^)/






本日も

「ガタカ」




という映画を通して

想像力と
替え玉人生

というテーマについて

考えてみたいと思います。






替え玉はニセモノ






けれど

替え玉になってまで
やってみたいことがある人

というのも

時には存在するのです。







本日の

「ガタカ」


とっつきにくいタイトル。






ガタカって

どういう意味なのでしょう?







実はガタカというのは造語。






原題は

「GATTACA」




GとAとTとC
の組み合わせです。


↑オープニングでも
GとAとTとCが登場します。






この4つの文字は

guanine(グアニン)

adenine(アデニン)

thymine(チミン)

cytosine(シトシン)

という

DNAの基本塩基の頭文字



↑DNAは生命の設計図です。



※タイトルの説明については
ウィキペディアを参考にさせて頂きました



ガタカの項目はコチラ








つまりこの映画は

DNAを
テーマにした映画

なのです。






…DNA?


(-"-;A


なんか難しそう…







いえいえ。





DNA

別の言葉に
言い換えると

生まれ持った運命

という事です

ヽ(=´▽`=)ノ







主人公ヴィンセントの父母は

とてもモラルのある夫婦。






映画の舞台は近未来。





理想的とする
DNAの組み合わせで
子供が作れる時代

となっていましたが

夫婦は

私たちは自然に任せます!


DNA操作をせず

出産することに決めました。





すばらしいですね

ヽ(=´▽`=)ノ


↑自然の摂理を尊重する
すばらしい夫婦。





けれど

その結果として生まれてきた

ヴィンセントは

目が悪く、心臓も弱い子供

として生まれてしまいます。





さらに

DNA検査をすると

予想寿命が30年

だったのです!




( ̄Д ̄;;

30歳で人生終了!?






自然の摂理に従った以上

そういう可能性もないとは限りませんが

これって

かなりショッキングですね。






もちろん

父母も大ショック!





…だから

次の子供を作る時は

ちゃんとDNA操作して

健康で背が高くてカッコイイ次男を

生んだのです。




!!!


( ̄□ ̄;)!!




ヴィンセント

かわいそうじゃん!


↑弟アントンは
背が高くなるようDNA操作されているので
2歳年上のヴィンセントより
背が高くなります。






更にかわいそうな事に

この時代は



優秀な
DNAを持っている人を

適正者



そうでない人を

不適正者

として区別し

就ける職業や住む場所が

制限されていたのです。


↑ヒョロヒョロのヴィンセント(左)と
ガッシリとしたアントン(右)は
将来も既に決定してしまっているのです。






これって

ヴィンセントのにとっては

絶望の世界

です。






けれどヴィンセントには

小さい頃からの夢がありました。





それは

宇宙飛行士になること!





彼は

徹底的に宇宙の事を調べ

宇宙飛行士に必要なスキルや知識を

学んでいきます。


↑小さい頃から
宇宙に対して関心があった
ヴィンセント。






けれど

宇宙飛行士に

なれる資格があるのは

適正者のみ!





当然

不適正者のヴィンセントには

資格がないだけでなく

宇宙関係の仕事場に近づくことも

許されてません!


↑いくら勉強しても無駄。

彼がなれたのは
宇宙研究所の清掃員でした…







さて

DNAという壁に阻まれた

ヴィンセントの宇宙飛行士の夢は

果たして叶えることができるのでしょうか?






それは是非、皆さん自身で

ご覧になって頂ければと思います。








この映画は

NASAが選ぶ
最も現実なSF映画

と評価された作品。





けれどそれは


ヴィンセントの生き方に
関して



ではなく


遺伝子操作で
子供が作れるという未来が
現実的


ということです。







確かに

父母にとっても、当人にとっても

優れたDNAを持って生まれた方が

人生楽しいと思います。






けれどそれは

DNA操作を
されなかった人間が

生また瞬間に
差別される可能性がある
デストピア

でもあるのです。






…ということは

これは絶望的な映画。








いいえ。





こんな状況においても

人間には

一つだけ残された希望

があります。






それは

絶望しない魂

です。






これだけは

DNAは関係ない

ですね

\(^▽^)/






ヴィンセントの不屈の魂は

ほとんど成功する可能性のない

適正者の替え玉になって
宇宙飛行士になる

という

誰にも打ち明けられない
秘密の計画

へと

突き進んでいくのです!




↑ヴィンセントに協力したのは
遺伝子操作で生まれたにも関わらず
二位で終ってしまった水泳選手のジェローム。

ジェロームは絶望し
自殺を図って、半身不随になった男。

遺伝子操作をしても
勝者と敗者は生まれてくるのです
(>_<)






そして

そんなヴィンセントの涙ぐましい努力は

観ている私たちに

才能やDNAにも負けない
人の魂のすばらしさ

を実感させてくれるのです。


↑ジェロームになりきるために
足を強制的に伸ばそうとするヴィンセント。

激痛があったとしても
夢は捨てられないのです!








という訳で

替え玉人生シリーズ



おしまいです。







永らくお読み頂き

本当にありがとうございました

(*´∇`*)





発掘良品シリーズに関しては

また別のテーマで

お送りできればと思っています。







ではまた(*^ー^)ノ




↑たとえ、周囲の人間のDNAが
全員自分より優秀だとしても
情熱や魂が負けるとは限りません。

実際の人間とは
DNAを超越する奇跡の存在でも
なり得るのです。