こんばんは

ご覧頂きありがとうございます

\(^▽^)/






本日は

「北海ハイジャック」




という映画を通して

想像力で考える
テロとの戦い

というテーマについて

考えてみたいと思います。







人々が世界中を自由に往来でき

それぞれの主張がぶつかり合う現代は

テロはいつ、どこで起きても不思議ではない

という時代だと思います。






TSUTAYAさんの発掘良品シリーズは

第一弾に

テロと戦う4つの映画

を選んでいるのですが

そのどれもが

現代においても
テロとして起こり得る
シチュエーション

なのです。







という訳で

この4つの映画を通して

このような状況だと
どうすればいいのかな?

という事を考えてみたいと思います。






本日の

「北海ハイジャック」

の舞台は

海上に浮かぶ石油採掘施設。


↑映画ではなく、実際ある
海に浮かぶ石油掘削施設
(石油プラットホーム)は
かなり巨大な施設なのです!





最近は、日本近海にも

多くの海洋資源が眠っていることが

分かってきましたので

海上で孤立している採掘拠点を
どう守るのか?

というのは

考えておくべきことだと思います。

↑実際に、攻撃され炎上したイランの
石油プラットホーム。

こうならないためには
どんな準備が必要なのでしょう?






この映画の石油採掘施設は

イギリスのもの。






と、いっても

石油を採掘するのは、あくまでも企業!





当然

常時、国や軍隊が

守ってくれる訳ではありません。



↑北海に浮かぶ
巨大な石油プラットホーム!






ですので

企業側は万が一に備えて

多額の保険金を

石油施設にかけているのです。






その結果、保険会社は

石油施設が何者かに襲われた場合のことも想定し

民間の海事専門の傭兵部隊に

襲撃された場合をシミュレーションさせ

訓練を続けさせています。



↑海事専門の警備部隊!

海外ですと、軍隊あがり傭兵部隊は
結構ありますが
日本にはあるのでしょうか?






傭兵部隊のトップは

フォークス

↑フォークスを演じるのはロジャー・ムーア。
007役として有名ですが
フォークスは、女嫌いの無骨な男です。




フォークスは

潜水、格闘、暗殺などに長けた男






チームの中で最も優秀な

自分から行動するトップです。


↑海事専門なので
得意な武器は
水中で使えるモリとナイフです。







そして、ある日

心配していたことは的中します!






石油施設を取材するジャーナリストに化けた

テロリストたちが

貨物船エスター号を乗っ取り

石油採掘施設のジェニファーと

採掘した石油のパイプ施設であるルースの下部に

爆弾をセットしたのです。


↑テロリストは、石油施設に資材を運ぶ
小型貨物船を乗っ取りますが
船長を脅して運行を続けさせたので
外部からは
船が乗っ取られたという事実が
分りませんでした!





爆弾はエスター号で

コントロールすることが可能!






彼らの要求する2500万ポンドを

支払わなければ

最初にルースを


↑ルースは掘った石油をくみ出すパイプ施設

用途が限られているので
小さいものですが…




その後に

ジェニファーを爆破すると

通告してきたのです。


↑一方のジェニファーは
海底を削り、石油を掘り出すという
海に浮かぶ工事現場なので
とても巨大です。





海底油田の採掘施設を破壊されれば

石油が取れなくなる

だけでなく

周辺の海洋への深刻な汚染

そして

ジェニファーで
採掘の仕事をしている
650人の命

が失われることになります!



↑ジェニファーは
一つの小さな町くらいの規模









( ̄□ ̄;)

破壊されれば大惨事ですね。





そう!




海上のような
孤立した場所にある重要施設


テロリストに襲われてしまうと

奪還できない状況に
陥ることになる可能性がある

のです!





英国政府は

テロリストに屈服しないことを決定し

フォークスのチームを

派遣するとになり

制限時間ギリギリまで

テロリストとフォークスたちが

お互いの裏を読み合う心理戦



行っていくのです!



↑この映画は、こういう感じの
無敵の男たちが肉弾戦で敵を倒す!
というものではなく…



↑相手を油断させ
そのスキをついて反撃しようとする
見えない敵との心理戦
になっていきます。





さて、緊迫した心理戦を制するのは

フォークスとテロリスト

一体どちらなのでしょうか?





それは是非、皆さん自身で

ご覧になって頂ければと思います。




↑テロリストを騙すには
全員がミスなく行動する必要がある!

一分一秒を間違うな!!







テロからエネルギー施設を守るというのは

資源を守るためだけでなく

周辺の自然環境や

働いている人々の安全のためにも

絶対に考えておくべき問題の一つ

ではないかと思います。






という訳で次回は

もし他国で
自国の人間が人質になったら?


というテーマで

オスロ国際空港
ダブル・ハイジャック


という映画を

ご紹介したいと思います。






ではまた(*^ー^)ノ



↑女嫌いで
ネコをこよくな愛するフォークスは

いつでも死ねる覚悟を持った男。

テロと対峙するには
そんなタイプの人が存在する組織が
必要なのかもしれません