こんばんは

ご覧頂きありがとうございます

\(^▽^)/






本日も

「めがね」




という映画を通して

想像力で考える
罪と罰

というテーマについて

考えてみたいと思います。






良心の呵責

といのは

罰なのでしょうか?





心苦しい…

申し訳ない…

なにもしてあげられない…




こういった気持ちになるのは

できることが見つからない

という

自分自身の罪悪感がもたらすもの

だとするならば

良心の呵責もまた

罰の一種

なのだと思います。






本日の

「めがね」


スローライフ賛歌

のすばらしい映画







別に

罪も罰も出てきません。







けれど

登場人物の一人である

タエコが

スローライフの真の意味を理解するには

ちょっとだけ罪悪感

が必要だったのです

(*´∇`*)






タエコは

南の島にやって来た旅人。


↑一人でやって来たタエコ。

なんだか
呆然としています。







この島に来た理由は

携帯電話のないところに
行きたかったから

です。






詳しくは語られませんが

タエコは、何らかの理由で

携帯電話を遮断する生活を送りたい

と願い

この島に来たのだと思われます。






そして

その願いは叶えられるのです

\(^▽^)/





彼女の宿泊するハマダは

携帯がつながりません!



人里離れたハマダ。

海がすぐちかくの静かな場所にあります。





彼女は

さぁ、スローライフを満喫するぞ!

と思っていると…



なんか

イメージしてたのはとちがう

スローライフが待っていたのです。







店主のユージは

歓迎してくれますが


到着したばかりのタエコに

今日は大切な人が来てくれたので
一緒にご飯を食べましょう!

と言って

重箱の中に料理を詰めて

出かけようとします!




(-"-;A



えっ?



お客の私が

なんで見ず知らずの人と夕食を?






と不審に思ったタエコは

いいえ。私は結構です。

と、言って断ります。







するとユージは

そうですか。

では、私は行きます。

夕食は冷蔵庫の中のものを
適当に食べてください

と言って

出て行ってしまいます。


( ̄□ ̄;)

えっ。おいてけぼり!?






タエコは仕方なく

バナナを一本食べて眠りにつきます。





そして

朝、フト目覚めると…




目の前に

老婆が坐っていたのです!



ニコニコして坐っていたのは
こんな人!





( ̄Д ̄;;




老婆は

おはようございます。

今日も、いい天気(^^)

体操しませんか?


と言います。




(@ ̄Д ̄@;)

何じゃここは!





タエコは再び

いいえ。私は結構です。

と言って断ります。





すると老婆は去り

しばらくすると外の海岸から

珍妙な音楽が流れて来たのです。


↑音の正体は
老婆が行っているメルシー体操のBGM。

彼女の周囲には
一緒に体操しているたくさんの人も!






さて

タエコはこの環境に

耐えることができるのでしょうか?





それは是非、皆さん自身で

ご覧になって頂ければと思います。






ユージや

サクラと名乗る老婆は

距離感なくタエコに話しかけてきます。





そういうのって

都会ではNGですよね!






けれどタエコは

都会的な環境から逃げて

この島に来たはず。






ならば

都会のルールでのおもてなしを

期待するのは

間違っている気がしませんか?






ユージもサクラも

タエコに親しく近づいてきてくれます。






そんな暖か味が

次第に理解できるようになると

違和感のあった接触も

なんだかとっても嬉しい出来事

となっていくのです。



↑道で途方に暮れていたタエコは
サクラさんの自転車の後ろに
乗せてもらいます。


人の自転車の後ろに乗せてもらう。

これって実は
嬉しいことなんじゃないでしょうか?






実はサクラも

毎年この季節だけ

この島にやって来る旅人






サクラはこの島で

心を込めた

あずき入りのカキ氷を

欲しい人に作ってあげているのです。



↑あずきを茹で、氷を削って作る
サクラさんのカキ氷。


そんなカキ氷
都会で食べられるでしょうか?





カキ氷の値段はおいくら?





それは

食べた人次第です。





ユージさんは

カキ氷のお礼に

ウクレレを弾いてくれます。


↑サクラさんのために弾くウクレレ。

とっても素敵なお礼ですね!







小さい女の子は

自分で作った折り紙をサクラさんに

プレゼントしてくれます。



↑折り紙をもらったサクラさん
嬉しそうですね(^^)






では

タエコは一体、何をプレゼントすれば

良いのでしょう?


↑おいしい!!

でも、私は何をお礼にすればいいの…






今まで

いいえ。私は結構です。



他者との接触を立ってきたタエコは

サクラさんに
喜んでもらえるもの


を見つけられず

どうしていいか途方に暮れる

のです。





できることがみつからない

のは

罪悪感の一種






でも安心してください!

できることがみつからないことに

気づいた時点で

すでに

何かをやってあげたい人
なっている

ということ

ヽ(=´▽`=)ノ





その気持ちを込められたなら

どんなものでも

最高のプレゼントとなるのです!


↑気がつけば、
今まで彼らがしていたことは全て

タエコに何かをやってあげたい

だったのです。





人は

罪悪感を覚えた時にそ

人間的に成長できるのかも

しれませんね






ではまた(*^ー^)ノ




↑ちなみに
この映画のロケ地は与論島

観た後にはきっと、与論島に行って
メルシー体操したくなりますよ!






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