こんばんは

ご覧頂きありがとうございます

\(^▽^)/






本日も

「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」




という映画を通して

想像力で考える
罪と罰

というテーマについて

考えてみたいと思います。






とは

常に
他者から与えられるもの

とは限りません。





自責の念
心を痛め続ける
というのも

罰の一種

だと思います。






この映画は

ヴァンパイアにインタビューを行う

という

面白い設定の映画。




語り手は

200歳になるヴァンパイアの

ルイです。


↑インタビューを受けるルイは
あまりヴァンパイアっぽく見えませんが…






ルイは

アメリカの南部で

優雅な暮らしをしている男でした。





けれど彼は

愛する妻と娘を亡くし

生きる気力を失ってしまいます。


↑ああ…
もう生きる気力が見つからない。






そんな時に

彼の前に現れたのが

ヴァンパイアのレスタトでした。


↑レスタトは、長く生きてきたヴァンパイア





レスタトは

絶望するルイを

ヴァンパイアにします。


↑血を吸った後レスタトは
「ヴァンパイアになるか、死ぬかは自分で選べ」
と、いいますが
ヴァンパイア初体験のルイに
選択肢はないですよね。







ということは

二人のヴァンパイアが

街中を恐怖に陥れる話?



↑俺たちで
街中の人間の血を吸い尽くそうぜ
\(^▽^)/







いいえ。





そういう

ホラー系ではないのです。



↑そういう映画なら
「30デイズ・ナイト」がおススメ!

なんと白夜の町に
ヴァンパイア軍団がやって来る映画!

30日間、太陽が登りません
(>_<)







ルイは

生き血を吸わねば生きていけない

ヴァンパイアになったことを

悔やみます。


↑うわー。
なんてモノになったちゃったんだ、オレ…





人間の血は吸えず

ネズミなどの血を貪るルイを

レスタトは嘲笑します。


↑ほら!
君のために獲物用意してあげたよ!

レスタトは
苦しむルイをニヤニヤ笑いながらも
生き残れるよう
色々手助けをしてくれます。







けれどある日ルイは

クローディアという幼い女の子の

生き血を吸ってしまうのです!


↑クローディアは小さい女の子。





なんで

小さな女の子の血を…




ひょっとしてルイは
○リコン?


( ̄□ ̄;)!!





いいえ。


そういう訳では、ありません。






クローディアは

目の前で母親に死なれた女の子。





彼女が死んでいくのを哀れに思ったルイは

助けてあげよう

と思い

ヴァンパイアにしてあげたのです。

↑おかげ様で
立派な少女ヴァンパイアになれました。







あれれ?

(・・;)





でもルイは

自分がヴァンパイアになったことを

後悔してたんじゃなかったの?





はい


これが
ルイの罪なのです







彼が

クローディアを助けた建前は

哀れみを感じたから

です。






けれど

ヴァンパイアとなったクローディアは

子供っぽい無邪気さで

人を殺しまくります。

↑精神的には子供なので
殺人に対するの葛藤はありません。

お腹がすいたら殺すのです。







そんな彼女を作り上げてしまったことを

ルイは後悔しますが

彼女を始末しようとも

自殺しようともしません。







ルイは

建前では
善人を装っていますが

実は

ヴァンパイアとして
孤独に生き続けることが
寂しかった

のです。






そしてそれは

レスタトだって同じ。






レスタトにとっても

話し相手がいない
永遠の人生

というのは

耐え難いものだった

のです。


↑これで長い人生も、寂しくないですね。





さて

そんな3人のヴァンパイアは

一体、どうなってしまうのでしょう?






それは是非、皆さん自身で

ご覧になって頂ければと思います。




↑精神的に子供のクローディアは
やがて成長しない自分に
苛立ちを覚えていくのです。

どうして私は
大人の女になれないのよ!







映画の後半

ヴァンパイアの仲間を探し

ヨーロッパに渡ったルイとクローディアは

長く生き続けた結果

すっかり堕落して血を貪るだけの存在となった

退化したヴァンパイアたちと出会います。






彼らは

生きることに目標も意義もない

単なるミディアン(怪物)。


↑血をくれ~
という日々だけを生きている
退化したヴァンパイは

新しい時代を受け入れられず
気がつけば
食べるだけの存在になった存在です。







人間とは、

たとえ永遠の人生を手に入れたとしても

一緒に歩んでくれる友人

がいなければ

寂しく苦しいだけの人生に
なっていく

のかもしれませんね…



↑たとえ争うことになったとしても
話し相手いる人生は

話す相手が誰もいない人生

よりは
救われるものなのかも
しれませんね。






ではまた(*^ー^)ノ