こんばんは
ご覧頂きありがとうございます
\(^▽^)/
本日も
「肉」
という映画を通して
想像力で考える
罪と罰
というテーマについて
考えてみたいと思います。
けれど、その前に…
「肉」!
↑ザ・肉!
という感じの邦題
という感じの邦題
すごいタイトルですね
「肉」のイメージ!
原題は
「WE ARE WHAT WE ARE」
アメリカの諺に
「We are what we eat」
「私たちは(私たちの)食べたものからできている)」
というものが、あるそうなのですが
ちょっと似ていますね
(^^)
上記に似せて訳すなら
私たちは
(私たちが)してきたことでできている
(私たちが)してきたことでできている
という感じでしょうか?
なんだか哲学的です。
( ̄ー ̄;
この映画は
ショッキングなオープニングで始まります。
舞台は、アメリカの田舎町。
中年の女性が
肉屋に買い物に来ています。
肉屋に買い物に来ています。
彼女の指は小刻みに震え、
肉をミンチにする機械を見て
表情が暗くなります。
買い物を終えて車に戻ろうとすると
彼女は突然、吐血!
↑突然、吐血!!!
そのまま横転して
用水路のような溝に頭を打ち
死んでしまうのです。
↑女性は頭を打ち
そのまま水の中へと沈んでいきます。
そのまま水の中へと沈んでいきます。
パンデミック映画!?
↑コチラは、宇宙からの病原体で
町のほとんどの人が死に絶えてしまう
町のほとんどの人が死に絶えてしまう
「アンドロメダ…」という映画です。
いいえ。
そうではありません。
彼女は、病気が発症して
死んでしまったのです。
↑町の中での突然の不審死だったので
当然、解剖されることになり
彼女の病名は、後にハッキリとします。
当然、解剖されることになり
彼女の病名は、後にハッキリとします。
残された彼女の家族は4人
お父さんと娘二人、そして小さい男の子です。
↑小さな弟
家族は悲しみますが
彼らはこの日から二日間の
断食を始めたばかり!
こんな状況でも
食事は一切とりません!
↑お姉ちゃん。お腹すいたよ…
断食をする理由
それは
家族が代々大切にしてきた
儀式のためのための準備だから!
彼らの先祖が
アメリカに入植してきた時の日記を
お父さんは聖書のように
大切に保管しています。
日記が書かれたのは
1770年代!
1770年代!
200年前のご先祖様の日記を
聖書のように敬い
そこに書いてあることを
忠実に実行している父親は
とても先祖想いで信心深い人間
といえるかもしれません。
↑寡黙なお父さんの心の中は
ほとんど語られませんが
日記に書かれた一族の儀式は
絶対に遂行する強い意志があります。
ほとんど語られませんが
日記に書かれた一族の儀式は
絶対に遂行する強い意志があります。
彼らが断食を終えるのは
二日後の日曜日。
日曜日は
先祖が食した尊い糧と同じものを
家族で感謝して食べる日です。
↑さあ、断食は終わりだ!
先祖の食したものを
我々も食べようじゃないか。
先祖の食したものを
我々も食べようじゃないか。
けれど
日記の通りに、儀式を実行するのなら
食料を裁くのは母親の役目。
母親が死んでしまった以上
その役割は
娘のアイリスへと
引き継がれることとなりました。
↑アイリス。
これからはお前が
我が家の伝統を受け継ぐのだ!
これからはお前が
我が家の伝統を受け継ぐのだ!
さて
200年以上続く
パーカー家の聖なる食事とは
一体、何なのでしょう?
そして
この一家の行く末は?
それは是非、皆さん自身の目で
ご覧になって頂ければと思います。
伝統を守り続ける
というのは
美徳の一つ
けれど
もしその伝統が
悪しき習慣
だったとしたら…
↑これからは、私が伝統を受け継ぐ…
姉さん!
もうイヤだよ。こんなの!
姉さん!
もうイヤだよ。こんなの!
悪習を続ける罪
を犯している
この一族には
この一族には
悪習を続けた罰
を
受けることとなるのです。
受けることとなるのです。
↑母さんの死因は
悪習を続けてきたことによる罰
だったのです。
悪習を続けてきたことによる罰
だったのです。
母親と同じく
父親も、いつも指が震えています。
母を解剖した医師は
その原因が
クールー病だと気づきます。
↑お父さんはずっと前から
指が震えてるの?
クールー病とは
かなり特殊な病気。
あるモノを食べていると発症する
クールー病は
ある意味
人類として許されない罪
に対する罰
のようなものなのです。
↑うん、うまい。
↑さぁ息子よ。お前も食べるのだ。
ではまた(*^ー^)ノ
↑なお、この映画は
2010年のメキシコ映画のリメイク。
2010年版は
兄2人妹1人のようです。
ということは
かなり展開が違ってくると思うので
こちらも是非
DVD化して頂ければと思います。
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