本日は

「FRANK」


という映画を通して

想像力と
成功の押し付け

というテーマで考えてみたいと思います。






成功

とは

何でしょう?






この答えは

きっと

人それぞれ

だと思います


ヽ(=´▽`=)ノ






お金がいっぱい!


成功だという人も
います






良い友達に
恵まれる


成功だという人も
います






だからこそ

他者に対して
成功を強制する

というのは

必ずしも

相手の描いていた
成功ではない

かもしれないのです

(>_<)





本日の

「FRANK」


そんな

他者の価値観を
理解できず

自分の描いた成功を

他者に押し付けたら
どうなるか?

を描いた作品です。






主人公のジョンは

ミュージシャン志望の男。







と言っても

バンドを組んでいる訳でもなく

いつも頭の中で

歌詞を創作し続けている

ごく普通のサラリーマンです。



↑ミュージシャンを夢見るジョン。

けれど
納得行く曲が作れたことは
まだないようなのです…






彼の作る詞は

町で見た
何気ない出来事を
ベースに作る

もの。






海の波が~

青いコートの女性が~






( ̄_ ̄ i)






なんか

あんまり
名曲にならなさそう

な感じですね。






けれど

ある晩

偶然出合ったバンドの中に

彼と同じ作風にも
関わらず

素晴らしい音楽を
作り上げられる天才

フランク

に出会うのです。






ちなみに

フランク

は、こんな人。



↑やぁ。フランクです(^^)







( ̄□ ̄;)





ちょっと
(かなり)

不気味ですね






彼は

仮面を
つけ続けて
生活している人


↑大自然の中でも
仮面は取りません(^^)






バンドのメンバーも

フランクの素顔を知らないのです。


↑フランクとは
「この仮面をつけた男」
なのです。






そんなフランクに誘われて

一緒に音楽活動をすることになったジョン


彼と生活を共にすることで

より一層

フランクは天才だ!

と思う気持ちを強くしていくのです。


↑この人、本物の天才だ!!!






彼らの創作活動は

時間をかけて

納得の行くものを作る

クリエイティブなもの。






紆余曲折を経て

完成した


メンバー入魂の
完成度

でした


↑こだわりぬいて作られた曲は
他の誰も作れないような
幻想的な曲です







だからこそジョンは

フランクを世界中の人に
知ってもらいたい!

と思い

バンドの曲を
勝手にネットに流し

バンド・フェスティバル
にも
黙ってエントリー

してしまうのです。






なんか

よくある
バンド・コミック
みたいな
展開

ですね


(*´∇`*)






ジョンの思いは

フランクに
成功してもらいたい!

というもの。





決して

悪意がある訳では

ありません。






けれど

ジョンの描いている
成功


フランクの望む
成功


同じものでしょうか?






他のメンバーの不安を無視して

彼らは

バンド・フェスティバルへと

向かいます。






さて

一体、彼らには

どんな結末が待っているのでしょうか?







それは是非、皆さん自身で

ご覧になって頂ければと思います。







フランクのモデルは…



フランク・ザッパ



キャプテン・ビーフハート


などの

異端派ミュージシャン

では

ないかと思われます。






彼らは

自分の音楽を
追求することを目指し

音楽活動をした人


↑フランク・ザッパのアルバム
Weasels Ripped My Flesh 


わが道を行くジャケットですね。






だからフランクは

今まで一度も

他者に受ける音楽を
作ったことはありません

でした。






フランクの仲間たちも

同じ方向性で

音楽と向き合っています。






けれど

ジャックだけはちがいます。





ジョンの成功

とは

リスナーに
認められること!






ここで言う

成功


幸福

に言い換えても
良いかもしれません






自分の幸福


他者の幸福

とは

限らないものなのです…




↑「大丈夫!絶対、成功するから!」
というジョンの思いは
フランクにとって幸福なものなのでしょうか…







ではまた(*^ー^)ノ




フランクの作る曲のイメージはこんな感じ…

これは
メジャーでヒットするように曲
なのでしょうか?