想像力と青春映画の奇跡のコラボレーション「マチネー／土曜の午後はキッスで始まる」

本日は

「マチネー／
土曜の午後はキッスで始まる」

という作品を通して

想像力と青春映画の
奇跡のコラボレーション

というテーマについて

考えてみたいと思います。

自分の
青春の思い出

というのは

大切にしたいもの。

人それぞれに

思い出は異なりますから

青春時代も人それぞれ！

だから当然

青春時代を
テーマにした映画

も

様々なタイプが存在するのです

(*´∇｀*)

本日の

「マチネー／
土曜の午後はキッスで始まる」

も

青春映画

けれどこの映画は

他とはちょっと違うのです！

普通の青春映画は

主人公の周辺で起こった事

が

ストーリーの中心です。

例えば

「グリース」

は

ダニー
（ジョン・トラボルタ）

と

サンディ
（オリビア・ニュートンジョン）

の恋物語。

舞台は学校周辺！

タイプのちがう二人が

恋におちるラブストーリーです。

とっても身近なお話ですね！

けれど

マチネーの場合は

３つの視点で描かれている
青春映画

なのです。

第一の視点

は

タイトルの

「土曜の午後はキッスで始まる」

でも分るとおり

主人公の恋物語の視点。

この映画の主人公は

ホラー映画が大好きな少年！

お父さんが空軍に勤めているので

基地から基地への

転校ばかりの生活です。

そんな彼の

はじめて体験する

恋のお話！

映画と恋

↑こういう展開ですね(^^)

ヾ(＠°▽°＠)ﾉ

いい感じですね～

第二の視点

は

キューバ危機の時代

という視点です。

キューバ危機とは

１９６０年代にあった

人類滅亡の危機

のこと。

ソビエトの核ミサイルが

アメリカの隣国キューバに

配置される可能性が発生！！

これって

アメリカにとっては大事件！

絶対に核ミサイルを
持ち込ませない！

というアメリカとソ連は

核戦争になるかどうか
一触即発の状態

だったのです。

これって

映画以上に緊張する展開ですね！

∑ヾ(￣0￣;ﾉ

この映画は

そんな

キューバ危機の時の
アメリカの状況

が描かれています。

町の人たちは

戦争の不安でややパニック気味！

今日世界が終るかもしれない

緊張した状況での恋物語！

↑映画の中で恋する二人は
核攻撃用のシェルターに
閉じ込められてしまいます！

これからずっと二人だけ？

これも、なかなか良い

シチュエーションです

ヽ(=´▽`=)ﾉ

そして

第三の視点

は…

Ｂ級映画を作る人たち
の日常

なのです！

…

(・・；)

なにそれ？

はい。

最初に書いたとおり

主人公はホラー映画が大好き！

そして

キューバ危機の緊張な中

少年の町では

一日限りのホラー映画が

上映されることになるのです！

なんで一日限り？

それはもちろん

今日しかないよ

という理由で

ガッポリ
稼ぎたいから！

そう！

Ｂ級ホラー映画は

正攻法じゃ稼げないから

あらゆるテクニックを使って

お客を映画館に誘い込む

インチキ見世物小屋

みたいなジャンルだったのです！

町で上映する映画

「アント」

を監督したウールジーは

食い詰めたＢ級映画監督！

↑ニセ・ヒッチコック・テイストの
ウールジー。

ハッタリの帝王です！

けれど

Ｂ級だからこそのたくましさで

あらゆるテクニックを駆使して

「アント」

をヒットさせようとするのです！

↑ちなみに「アント」は
「蠅男の恐怖」をパクッたような
どうしょうもなくＢ級の作品(^^)

悲鳴のシーンまでパクッてます！

ステルス
マーケティング！

炎上商法！

ハッタリ宣伝！

↑映画館の上映中にアントが！
一体、何が！！！

いまも使われる

インチキ・マーケティングが

すべて登場！

さてさて

映画館のラブストーリー

と

キューバ危機

と

ハッタリＢ級映画の
広報戦略

は

一体、どんな感じで

交わっていくのでしょう？

↑Ｂ級映画をハッタリ広報で
大ヒットにしてしまえ(^^)

それは是非、皆さん自身で

ご覧になって頂ければと思います。

この作品は

青春映画でありながら

歴史的な世界の事件と

Ｂ級映画が人気があった時代を
懐かしむことが出来る

奇跡の
コラボレーション映画

なのです

ヽ(=´▽`=)ﾉ

ではまた(*＾ー＾)ノ

子供を怖がらせる！
だけど、また観たくなる！

愛すべきＢ級映画は
実はサービス満点なのです(^^)

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