本日は

「Bo 堕ちていく少女」


という映画を通して

想像力と
現実的な因果律

というテーマで考えてみたいと思います。






昨日の

「17歳」


17歳という
子供と大人の
境界線上にいる少女

の映画。







まるで白日夢のような

少女の
感覚的な日々


描いたものでした。






けれど

彼女が行っていたのは

援助交際。






彼女自身としては

感覚的な気持ちでの冒険

かもしれませんが

現実の世界では

極めて危険な行為です。






本日の

「Bo 堕ちていく少女」


援助交際の行く末を

かなりシビアに描いた作品。






感覚的な
17歳の冒険


現実的な
15歳の行く末


比較してみたいと思います。






主人公の少女はデボラ。




彼女は

現実に不満がありました。

↑彼女が主人公のデボラ。

学校に通っていますが
家には不満がいっぱいです。






母子家庭ですが

母はすぐに仕事をクビになる

短気なタイプ。





今は無職のため

祖父の家で同居しています。






父親が不在。

母が怒りっぽい。

お小遣いも少ない。

家はせまい。






デボラにとっては

面白くない日々

だったのです。






だから彼女は

友達のやっている

エスコートガールの仕事



興味を持ちます。






エスコートガールとは

男性とデートをして

お小遣いをもらう仕事。


↑車での送り迎え付き!

デボラは知らない世界へと
足を踏み入れるのです…






最初の仕事は

高級レストランで

横に座って微笑む程度の

なんとなくこなせる仕事

でした。







デボラは仕事上では

ボー

と呼ばれるようになります。






そして

あっという間に

エスコートガールから

援助交際へと

仕事の内容は

変化していくのです…

↑お金もらって抱かれる
エスコートガールは
娼婦ということですね。

15歳なのに…







金回りも良くなった彼女は

母親に

ホテルの掃除のバイトを

することにしたと言いますが

そのウソも

やがてバレる日がやって来ます。






不相応なお金について

激しく追求されたデボラは

家出!






援助交際の相手の

ホテルに駆け込みますが

その日のうちに

彼と共々警察に逮捕されてしまいます。






15歳との援助交際ですので

相手は重い罪に問われ

彼女は

鑑別所に送られます。






どうして

逮捕されたのか?






それは

母親が通報したから!


↑母親は隠していますが
ボーは捕まった原因が母だと
知ってしまうのです…







彼女はいよいよ

母親を憎むようになります。






ボーは

エスコートガールの元締めに

一緒に暮らしたい!

と連絡し

出所した当日

母の目を盗んで失踪。






彼と共に

地方に雲隠れするのですが…


↑髪もバッサリと切り
色も変えて
失踪届けとは別人になるボー。

もはや
何のための逃亡なのか…





というお話。






デボラは

どんどん不幸になっていきます。





けれど

彼女を待ち受けている

もっと恐ろしい
運命




ここからだったのです。


↑命の危険が訪れるボー!

果たして彼女は
生き延びられるのでしょうか?







一体、この後何が!?


(゚_゚i)





それは是非、皆さん自身で

ご覧になって頂ければと思います。






青春時代は

感情的に
なりやすい

もの。






現実的な判断よりも

今の気持ちに
流されてしまうこと

もあるでしょう。

↑こんな日々が
ずっと続けばいいな~

みたいな…






けれどそれは

現実社会を
消し去ってしまうこと

ではありません。






現実で行った行為

に対しては

どんな感情だったとしても

結果を
享受しなくてはならない


ものなのです。






だからこそ若い人には

この映画と

「17歳」

を併せて観て頂き

感情と現実は
セパレートするべきだ



理解してもらえると

良いのではないかと思います。





ではまた(*^ー^)ノ


↑現実に不満があったから
やってきた事で
幸せになれているかは

不幸になってみないと
分らないかもしれませんね…




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