本日は

「NINIFUNI」




という映画を通して

「想像力で考える
而二不二とは?」

というテーマで考えてみたいと思います。






而二不二??






なんだか

顔文字みたいですね

 
ヽ(*・ω・)人(・ω・*)ノ


みたいな…






何と読めば

良いのでしょう?






これは


ににふに
而二不二


と読みます(*´∇`*)






而二とは、

二つの面という意味。




不二とは、

二つではないという意味。






二つの面は、
二つではない?






どういう意味??






それはつまり…



二つの面は、二つではない


というコトですので、


物事の二つの面は、
実は一つなんですよ。


という意味になりますね。






楽しい事の裏には

悲しい事もあります。






成功する時もあれば

失敗してしまうこともあります。






人生が希望に満ちている時もあれば

人生が絶望的に思える時もあります。






どちらか一つしかない
のではなく
常に相反する二つが
存在しているのが世の中なのです






という考え方です。






本日の作品

「NINIFUNI」

は、

タイトル通り

而二不二

がテーマの映画です。






この映画の主人公は

名前も分からない青年。


↑青年はポツンと一人。
目的もないように見えますが…






彼は一人で

自動車を運転します。






どこに行くの?






海岸です。






何のために?






それは、

ここに書くこは

できません。






彼は、あまり感情がなく、

表情も虚ろです。








そして

彼が海岸について

しばらくすると、

ももいろクローバー


やって来るのです!





…!



(@_@;)


えっ!

どういう展開!?






という疑問は、

実際この映画を観た後では

きっと出てこないと思います。






出てこない理由。






それは

とても重大な展開


ここに書いていないからです。






青年のとった行動を

1つのできごと
(裏)


とすると、





ももクロの行動も

1つのできごと
(表)

なのです。






ももクロが来た目的は

ミュージックビデオを

撮影すること!






明るく元気なメンバーは

ニコニコしながら

「行くぜっ! 怪盗少女」

を歌います(^^)







未来に向かって頑張る
明るい少女たち



けれど

その反対に



虚ろな表情で一人
自動車でやって来た青年






両者は

互いが見えない状態ですが

すぐ近くにいます。






まるで

「陰と陽」

のような

二つの存在。






はい。






これが、

この映画で提示された

而二不二

なのです。







人生には、

ももクロのような時期もあるが

青年のような時期もあるかも…






ということを知っておくことも

生きていく上では

大切な事なのだと思います。






而二不二は

仏教の用語。






煩悩(迷い)と菩提(悟り)は

而二不二であり、

二つであっても二つではない。






二つの人生を同時に見せることで

生きる価値や意味について

観客自身に考えてもらいたい

という思いで作られた(であろう)

この映画は、

極めて哲学的であると同時に

人間というものの価値

を説いた

大乗仏教的な思想の作品なのです。






ではまた(*^ー^)ノ


↑この映画は衝撃的な内容で
拒否反応出る可能性もある映画。

アイドルにはリスキーな選択
だった思います。

にも関わらず、
作品の意図である「陽」の面を
思いっきり演じた
ももいろクローバーッには、
心より敬意を表します。



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