本日は

「バーニー/
みんなが愛した殺人者」


という映画を通して

「想像力と審判すること」

というテーマで書かせて

頂ければと思っています。




裁判員制度

というものがあります。



これは「裁判」において、

裁判員たちの

意見心情

判決に加味するために

設けられた制度。




つまり私たちの

「審判するチカラ」

が問われる制度です

(ノ´▽`)ノ





けれど、

人を裁くというのは

かなり難しいこと。




だからこそ、

映画で想像力を

働かせてみる

というのはいかがでしょう?




本日の映画

「バーニー/みんなが愛した殺人者」

は、実際にあった

殺人事件を基に

作られた映画。




といっても、

陰惨な内容ではありません(^^)




これは

ドキュメンタリーのように

人々の証言を中心に進む映画。




ドラマティック

というより、

裁判で色々な人の

証言を聞く感じです。




つまりこれは、

陪審員制度に参加するような

映画なのです

\(^▽^)/




事件はアメリカ、

テキサス州の

穏やかで比較的小さな町で

起こります。




小さい街なので、

みんな知り合い\(^_^)/




被告となる

バーニーという男性は、

その街の葬儀社で働く青年。


つまり


“おくりびと”


ですね(*´∇`*)




彼はとても仕事熱心。




死んだ方への礼節も忘れず、

とても丁寧な仕事ぶり。


↑誰にでも優しい好青年(^^)



歌も上手く、

様々なアイディアで

死をいたむ人の

心を慰めてくれます。




当然、

地域の人々は

彼に親しみを感じます。




だって、

自分の愛した人を

大切に弔い、

一緒に泣いてくれる

優しい人って、

あまり存在しないですから。




そんな彼は、

ある大金持ちの未亡人と

仲良くなっていきます。




彼女はバーニーとは

正反対の性格。



気位が高く、

かんしゃく持ち、

お金を融資する仕事ですが、

彼女は

「融資を断る」

のが大好き。




ひねくれ者の

意地悪ばあさんです

(`ε´)

↑顔つきから、
意地悪が溢れています
( ̄_ ̄ i)




当然、友達もいなく、

親族とも絶縁状態!




そんな彼女は、

優しく接してくれる

バーニーに惹かれ

次第に二人は

仲良くなっていきます。




彼ら二人は、

いつも一緒(^^)






海外旅行にだって同伴する

年の差ラブラブカップル

の誕生です\(^▽^)/




誠実でみんなに
愛されているバーニー。


意地悪だったけれど、
愛を得たおばあさん。




二人は末永く

幸せに暮らしました、

とさ…ヾ( ´ー`)




とは、

残念ながら

行かなかったのです!




おばあさんの性格は、

前のまま。




たとえバーニーを

愛していても、

周囲の人には

相変わらず意地悪!



その上バーニーを

奴隷のように

扱うようになりました

↑パシリのように扱われるバーニー
あたしのパンツたたんどけ!!



けれどバーニーも、

彼女と付き合うように

なってから

服装や装飾品は派手になり、

自家用飛行機なども

買うようになりました。


↑何気に豪華な
ファッションのバーニー。
お金遣いも荒くなっていきます。




そんな二人の関係は、

次第に「険悪」な感じに

なっていくのです…





そして…





街ぐるみで愛されていた

バーニーが

殺人事件を起こした時、

思いもかけない

「問題」が起こるのです。




それは、




彼は

「罰せられるべき者」
なのか


それとも

「許されるべき者」
なのか



という問題です

( ̄□ ̄;)!!



街のみんなは言います。



彼は

「善人の見本」

のような人だ!!




けれど彼は

殺人者でもあります。



殺人者は

「罰せられるべき」

存在のハズです。




さてこの場合、

私たちは一体、

どう判断すれば

よいのでしょうか?




「審判」というのは、

どちらが正しいのかを

「私自身が決める!」

ということ。


では、私たちが

バーニーの問題の

審判を任されたとしたら…




そんな想像力を

働かせてみると、

「人を裁くことの難しさ」

が、

改めて理解できるのでは

ないかと思います。




難しいけれど

答えをださなくては

いけない…




それが裁判員

というものなのです。




ではまた(*゚▽゚)ノ