「日本コミックの影響を強く受けた作品たち」の二日目は、

「日本のPOPカルチャー」に対するリスペクト映画
「スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団」
をご紹介したいと思います(^^)

↑ポスター観ただけで、フツウじゃないことが…


なんか変なタイトルですね~。


けれど内容はもっと変のです(@_@;)


主人公はスコット・ピルグリムという少年。

彼はカナダのトロントに住む、オタク系少年。


インディーズのバンドでベースを担当していますが、
メンバーで一番元気が良いのは女子(ドラマー)!


彼が得意なのはゲームセンターの音ゲーだったり、
「パックマンって、どういう意味か知ってる?」といった
オタクの小ネタくらい。。。。


そんな彼はある日
「紫色のヘアが奇抜な女の子」に
一目ぼれをしてしまいます!


彼女の名前はラモーナ。


そんな「パッとしないスコット」
「不思議な少女ラモーナ」との恋物語。


…ここまでだと、なんか
「フツーの恋愛映画みたい」
ですよね(^^)


けれど、ここから先の展開が違っているのです!


ラモーナを自分のバンドのコンテスト会場に呼んだスコットですが、
彼女と近づこうとした時、突如ライブハウスの壁が炸裂


壁をパンチで吹き飛ばして、
変なインド系の兄ちゃんが
飛びこんで来るのですΣ(゚д゚;)!





なに?


何で壁こわせるの??


なんで、この人飛んでるの???


(^^)

はい。


ここで疑問を持っちゃいけません!


だって「うる星やつら」のキャラにも
科学的な考証なんて求めてないですよね!


つまりこの映画は
「日本のマンガやアニメなどのライトでPOPな感覚」
そのまま映像化しちゃった作品なのです(^^)


飛んできたインド人はラモーナの元カレ!


ラモーナと本気で付き合いたかったら、
彼女の元カレ7人を倒さなくてはならない
という展開なのです(@_@;)


もちろん7人は、まるでアニメの登場人物のようなクセモノばかり!


悪魔を召還できる踊るインド人とか!


ベジタリアンで超能力者の人気ベーシストなど


とにかく変なキャラのオンパレード


その上、彼らと戦う場面では
「ストリート・ファイター」そっくりの
「コンボ」が画面に炸裂するのです!


日本のマンガ、アニメ、ゲームなどをこよなく愛する原作者と、
「ジャパンPOP」をバッチリ理解している映画監督によって
作られたこの映画を観ていると


「日本のカルチャーは世界で支持されてるんだな~」


って、ちょっと嬉しくなってきます(*゚▽゚)ノ

さて、へなちょこスコットは、7人の邪悪な元カレを倒し、
ラモーナの氷の心を溶かすことができるのでしょうか?


そんな「バトル&ラブコメ」を、楽しんでいただければ幸いですヽ(=´▽`=)ノ


ではまた(*゚▽゚)ノ


たとえ死んでも「1up」取っていれば大丈夫!