本日は、少し古い映画「アニーホール」
ご紹介できたらと思います(^^)


アニー・ホールは1977年の映画。


↑古い外国映画のポスターって、
何気にカッコいいですよね





けれどこれは「永遠に古びない映画」だと思います。




なんで?




それは、この映画のテーマが
「女性に対する男性のデリカシーのなさ」
だからです。




ねっ。




これって永遠のテーマでしょ (^_^;)




主人公のアルビーを演じているのは監督自身。


つまりコレ、監督が主人公を演じてる映画なのです!


こういう映画は、監督自身が思っていることを
ストレートに表現できるので「内容がブレない」のです。

(日本では、北野武さんが自分を主役の映画監督です)




メガネが大きく、マンガっぽい感じの彼の名はウディ・アレン。


↑主役であり監督さんです。




「映画好きの方」なら説明不要ですね(*゚▽゚)ノ



そんな彼と競演しているのはダイアン・キートンさん。

今でも活躍しているベテラン女優さんです。


↑ちなみに、この映画での彼女の
ボーイッシュなファッションは大人気となり、
アニー・ホール・ルックと言われました(*゚▽゚)ノ
ネクタイはラルフ・ローレン!




そんな監督兼主役のアレンとダイアンの関係はというと…



はい。
お察しの通り、恋愛関係です\(^▽^)/


けれど、ただの恋愛関係ではありません!



この映画を作った当時、二人はなんと…




すでに破局しちゃっているんです( ̄□ ̄;)!!



だからこの映画は
「元カノと自分のラブストーリー」!




これって、
「普通の人には作れない」
のでは?




自分の元カノと競演!?



…( ̄_ ̄ i)



それも内容は、
「インテリだけどデリカシーのないアルビーが、
彼女と付き合い始めるけれど、やがて振られてしまう」

という物語。


観ると分りますが、どう見ても
「アルビーは彼女に対してヒドイ」
のです。


つまりこれは
「いかにしてウディ・アレンがダイアンにふられたのかを、
観客に分りやすく説明している映画」

なのです!!!!




これは勇気がいりますね~。




自分の欠点をそのまま自分自身で演じ、
実際と同じように彼女に見捨てられたミジメな姿もさらす!




…ムリでしょ!こんなこと!!




けれどだからこそこの映画は、普遍的な名作となったのです。


男性の独善的な発言や行動が、
「いかに女性を傷つけ、見捨てらていくか」を描いた
アニー・ホールは、これからもずっと
「デリカシーのない男性が観て恋愛を学ぶ教科書」
として語り継がれるべきだと思います。


男性が、胸に手を当てて観るべき恋愛映画。


こういう作品って、結構貴重ですよねヽ(=´▽`=)ノ



ではまた(*゚▽゚)ノ



俺が!俺が!は、彼女の心を傷つけますよ…