実は塾を辞める時に相談に乗ってくれた高校の友人Kちゃんがいまして。彼女はプロの家庭教師をしています。


去年自分のお子さんは、実質塾には通わずに自宅学習だけで第一志望校に合格。


もちろん彼女自身がプロなのでできる技。だと思ってはいましたが、塾を辞めるにあたり背中を押してもらい、『私はこんなふうに勉強指導した』と教えてもらったことが1月家庭学習を進める上で大変参考になり、さらには『○○ちゃんなら(家で教えるの)出来るよ❣️』という根拠なきエールをいただき爆笑



ある意味それがプレッシャーだったのですが、そう言われたらやるしかないなと(単純)、頑張る気になったのでした。ありがとう〜。コロナ明けたらご飯を奢りたいと思います🤣




その彼女のアドバイスの一つが


受けるところは行くところ



でした。



つまり、滑り止めだろうが練習だろうが、受けて受かったら、必ず行く!という学校だけを受けてね、と。行く気ないけど練習したいからとテキトーに受けては、子どもが混乱すると。



そういう点では、帰国子女試験が12月から始まったのはとてもラッキーでした。行きたいところだけをピックアップしたら自然に第一志望より前に他を受けることができました。




とはいえ、偏差値で行けば12月の初戦が1番チャレンジレベルで、帰国子女塾の先生からはしきりに『○○校をその前に受けて、ひとつ合格をとっておくと安心ですよ』といくつか進められた学校がありました。確かにそっちのほうが試験も簡単そう。




でもなんせ我が家周辺は帰国子女過疎地のため、どこも遠い💦そして見学に行ったところもありましたが、そこまで学校に魅力を感じられなかった。



ので、どうしても受ける気になれませんでした。



結果、12月と1月の帰国入試は落ちて、2月の一般入試で、第一・第二志望校から合格をいただけました。



結論から言うと、受けたいところだけ、行きたい学校だけ受けて、最初の2つがよい練習(経験)になったのは、とてもラッキーでした。



だから、やっぱり本命より前に、『ここなら受かったら行く』と本人も思えるところを受けておけると良いと思います。


そしてそれが『安全圏』の学校だったら本当にラッキーだと思います。


我が家で第二志望にしていた学校は、偏差値で言ったら30台の学校でした。12月までの長男の偏差値レベルですら『合格』判定が出ていた学校ですニコニコ



もしここだけ受かった場合には、公立行くか、ここに行くかの選択肢かしら?と悩んだ時期もありましたが(帰国子女はもしかしたら中学より高校受験のほうが選択肢広く科目も受けやすいのではないかという疑惑あり。リサーチ不足で結論は出ず🤣)、その学校の校長先生にすごく感銘を受けて、ここなら先生が責任を持って教育してくれるだろう、そして長男の自律を望めるのではないかと思った学校だったので、最終的には私が『ここだけ受かったら、ここに行こう!』と心を決めることができました。


長男自身も、説明会で校長先生の話を聞く時思わず前のめりになるくらい熱心に聞いていて『ここは面白そう』とやる気になってくれていました。



過去問も解きやすくて、高得点が出せるから、それが勉強の癒し?にもなっていたと思います。



その学校は1日の午後に算数1科で受けました。算数だけで受けに来る子の数は少なかったのですが、国・算で受けてる子達がたくさんいて、両方合わせての募集人数しか書いていなかったので、実は倍率高いのかしら?どうなんだろうとヤキモキしました。



一方の長男も、『ボクお守り5回くらい触っておいた』(12月に神社で合格祈願のお守りをもらってリュックにつけていました)なんて殊勝なことを言っていたので、鈍感力強い長男でも、2校落ちた後の2月1日はさすがにプレッシャーを感じていたようです。



1番最初に出た合格がこの学校だったので、本当に嬉しかったです。



うちの長男に関して、いわゆる難関校を受ける気は全くなく、中堅校(以下?)をリサーチしていましたが、いまどきの私立中学は個性がそれぞれで、魅力的な学校がいくつもありました。そんな『行きたい学校』を幅広くいくつも見つけられたら、心の余裕も増えるかもしれません。



長男自身は偏差値とか未だに全く分かっていない(その存在すら知らないと思う😅)ので、単純に2つから合格をもらえた💮ということが、ずいぶん自信になっている様子。



あんな子(←言い方🤣)でも、ずいぶん成長したと思います。いい意味で少し自信がついたと思います。


第一志望の学校は、帰国子女過疎地の我が家から通える範囲内に唯一あった、帰国生の多い学校。


入試の間口も広くて一発芸突き抜けてます系の子も受け入れてくれるような学校で、中学に入った途端にガツンとやられるような画一的な学校ではない(と信じている)ので、入学後は英語を拠り所に、というか足掛かりに、勉強の興味の幅を広げていってくれたらいいなと思っています。そして何より一生の友となる人たちに出逢えるといいなと思います。