京阪本線西三荘にて
 京阪8000系8001F 特急 淀屋橋行き
 京都と大阪を結ぶ京阪本線の特急専用車、京阪8000系です。
 鳩マークでお馴染みの京阪特急の4代目として登場し、最初は特急増便のために製造されました。8000系の一部の車両は特急の増結のために先代特急車の旧3000系に組み込まれていた車両も存在します。しかし、8000系が好評だったために旧3000系を1本残して全て置き換えることになり、置き換えられた旧3000系は富山地方鉄道と大井川鐵道へ譲渡されました。
 8000系は登場時、下半分が赤、上半分が黄色の京阪特急色を纏っていましたが、京阪中之島線開業に伴う塗装一新の関係で、エレガントサルーンと呼ばれる写真のカラーリングになりました。
 8000系には先代3000系に連結して好評だった2階建て車や京阪初の指定席車「プレミアムカー」が連結され、京阪間のライバルのJR·新快速と対抗してサービス面でも差をつけています。また、平日のラッシュ時間帯には全席指定の「ライナー」にも充当されています。
 京阪本線·鴨東線の京阪特急·ライナー·快速特急洛楽で、京阪本線系統最後の2扉車として活躍しています。