阪急宝塚線十三にて
 阪急8000系8005F 特急 日生エクスプレス 能勢電鉄線日生中央行き
 平日の朝夕ラッシュ時に運転される能勢電鉄線に直通する特急日生エクスプレスに充当される阪急8000系8005Fです。
 この編成は宝塚線所属では唯一未更新で残っており、宝塚寄り2両がセミクロスシートになっています。
 特急日生エクスプレスは朝に能勢電鉄日生線日生中央から能勢電鉄妙見線を経由し、川西能勢口駅でスイッチバックをして宝塚線大阪梅田行き、夕方に大阪梅田から川西能勢口駅でスイッチバックして能勢電鉄妙見線を通って日生線日生中央行きとして運転しています。基本は平日ラッシュ時のみなのですが、過去には沿線のイベントに合わせて休日に運転されたこともあります。
 なおこの列車は、能勢電鉄線において唯一の優等列車になっています。
 使用される編成は阪急·能勢電鉄所属車のうち、阪急線·能勢電鉄線両方に乗り入れが出来る8両編成に限定されており、阪急1000系、阪急8000系、阪急6000系、能勢電鉄6000系6002Fに限定されています。ダイヤ乱れなどで直通運転が取りやめになった場合は、大阪梅田~川西能勢口で特急、川西能勢口~日生中央で日生急行が代走します。その場合、阪急線内は非乗り入れ車の阪急7000系、阪急9000系が入ることがあり、能勢電鉄線内の日生急行は1700系や5100系、7200系といった4両編成が使用されます。