近鉄大阪線堅下~安堂にて
 近鉄30000系V03 特急 賢島行き
 近鉄標準軌路線の幹線系統を縦横無尽に走る近鉄30000系ビスタカーです。先代ビスタカー10100系置き換えのために誕生した形式で、大阪·京都·名古屋から伊勢志摩への観光特急で運用を開始しました。
 更新工事でビスタEXとして名を変え、喫煙室設置と新塗装化でイメージを一新しました。
 ビスタカーの特徴は中間車の2階建て車両で、2階は通常の客室、1階部分はグループ専用席となっています。
 なお、30000系の電算記号「V」は「Vista car」から来ていて、近鉄50000系しまかぜ(電算記号「SV」)、近鉄80000系ひのとり(電算記号「HV」)はビスタカー由来の「V」が付いています。
 運行範囲は近鉄標準軌線の名阪特急を除く系統に充当され、特に京奈特急や阪伊·名伊特急に使用されます。