近鉄大阪線堅下~安堂にて
 近鉄8A系8A01F 試運転
 近鉄の新型一般車両である近鉄8A系です。
 近鉄一般車としては2000年の9020系グループである「シリーズ21」以来なんと24年ぶりの新形式で、一般車としても2008年の9020系EE38、EE39の2編成以来16年ぶりとなります。
 初期デザインの白基調の車体に赤帯と青帯を通したスタイルから大きく変わり、近鉄らしいマルーンを基調に太い白帯を通したスタイルで登場しました。また関西私鉄や西日本の車両では珍しい集中型クーラーを搭載います。(関西私鉄での集中型クーラー搭載の現役車は山陽5000·5030系、山陽3000系列くらいです)
 正面·側面ともに行先表示器が大型化され、特に正面は近鉄22600系のように出っ張っているのが特徴です。
 近鉄のプレスリリースによると、まずは2024年度は10月以降奈良·京都線系統に4両12本を順次導入、2025年度には奈良·京都線系統に4両9本、大阪線系統に4両2本、名古屋線系統と南大阪線系統に4両3本が導入される予定となっています。また現在のところ阪神線桜川以西へ乗り入れる計画は無い予定になっています。
 近鉄一般車24年ぶりの新形式、営業運転開始が楽しみです。