中古で集めていたKATOのJR西日本223系2000番台旧ロット品を6両分集めて、223系6000番台近キトP01編成を製作しました。

 この編成は元々網干所属で、京都支所の国鉄型のうち、6両編成の117系を置き換えるために京都支所へ転属してきました。このP01編成と、一緒に転属してきたP02編成は網干所属でも2本しかいなかった2000番台5次車の6両編成です。

 この編成の特徴の一つとして、嵯峨野山陰線·湖西線·草津線の冬季対策の為にパンタグラフを増設されました。そのため、223系の中で唯一パンタグラフを増設したグループになりました。
 (宮原所属のMA21·22を除くMA編成と、宮原から転属した京都支所のR200編成は新製当初から第2パンタを装備しています)
 そのため、第2パンタ増設とパンタグラフ間の配管を新たに引いています。配管は∅0.4mmの真鍮線を使用し、配管止めはレールクラフト阿波座さんの配管止めAを使用しました。模型でもパンタ増設準備の跡があるので、そこに∅0.5mmの穴を開けて配管止めを差していきました。

 2000番台5次車·2500番台3次車の特徴として、窓枠が岡山所属のマリンライナー用5000番台と同じ下降窓に変更されていて、窓の形状の変更と窓周りの枠の追加、窓周りの茶色·灰色の帯がそれまでの編成よりも細くなっています。
 今回は、以前X(旧twitter)のポストで見たとある加工方法を真似をして窓枠を黒のサフェーサー→銀色を塗装して再現しました。窓もKATO製の223系は窓の横桟も造形されているので、彫刻刀で窓の横桟を削正し、2500番の紙やすりで整えてクリアーを塗装しております。
 本来は後221系性能を示すオレンジ帯が必要なのですが、手元にないので購入し次第オレンジ帯を貼り付けを行います。


 実車の編成です。運用区間は琵琶湖線京都~草津、湖西線京都~永原、草津線草津~柘植、嵯峨野山陰線京都~園部で、221系京都支所のF編成と同じ運用に入っています。