今年6月、娘が不登校だった頃に力になってくれた同じクラスの女の子。
当時その女の子は、腹痛を訴えることが多くなり保健室で休んでいることが増え、娘が教室登校を始めた頃には、別室登校になっていました。
体育や校外学習などにはみんなと離れて参加しているようですが、教室にはなかなか入ることができないようです。
最初はクラスから離れた空き教室に別室登校していたようですが、最近は同じ階の空き教室に登校していると娘が教えてくれました。
「少しずつクラスに近づいてきているね。一回勇気を出して入れれば大丈夫なんだけどね」と娘。
きっと娘には、自分も同じだったけれど自分の力で乗り越えた。という自覚があるのだと思います。
先日、その女の子と一緒に給食を食べたいとみんなの前で挙手し、別室で一緒に給食を食べ、その後の昼休みに校庭で鬼ごっこをしたようです。
娘が不登校だった時、その女の子は娘の力になってくれました。
次は娘の番です。
『利他心』
娘は場面緘黙ですが、話せる、話せないに関わらず人の役に立つことはできます。
貴方は良いものをもらって生まれてきたからね。その女の子が貴方の力を必要としているよ。
と、その女の子の話題になる度に私は娘に伝えています。
その女の子の力になることで娘自身にもまた、自信の水が溜まっていっていると感じています。
大人になってもそうですが、誰かの役に立てることって幸せなことですね。