皆さん、こんにちは

ぐっちゃんす!です

 

 

 

我が家(築45年)のリフォーム計画ですが

ようやく工事開始となりましたよ!

 

当初は【シロアリ駆除】が目的でしたが

検査段階で『かなり深刻な状態』と判明

 

3部屋の床全面を含んだ広範囲の改修工事が

早急に必要な状況となり

大規模リフォームへと大幅な計画変更が

決まったのは4月の初めのことでした

 

 

 

あれから約2ヶ月半が経過し

計画内容が決まったのは6月初めの事です

 

なぜこんなに時間が掛かったのか・・・

今回はそんなお話です

 

 

 

私の部屋が業者さんの床下調査の結果

工事(シロアリ対策)の対象となり

部屋全面の改装が必須となった事で

中身を全部退避させる必要が出てきました

 

 

 

ええ、この時点で

私の壮絶な荷造り・引っ越し作業が確定

 

脱サラ後、約2年掛けて部屋の半分を

作業スペースとして模様替えを行い

 

それに合わせてIT環境だったり

スマートホーム化を構築したのですが

全てを一旦撤去させねばなりません

 

サッシの外にプレハブ小屋でもレンタルして

一時的に荷物を運び出そうとも考えましたが

ひとつの妙案を思い付きました

 

このタイミングで両親が寝起きしている

【離れ】と私の使っている寝室を入れ替えて

両親が『トイレ』『風呂』『台所』など

生活導線を近くできる計画です

 

親父・お袋とも80歳を超えており

幸いにも大きな病気はしておりませんが

腰痛や関節痛は呟くことが増えており

10年後は、どうなっているか分かりません

 

 

 

この部屋交換については

お袋の家事導線が短くなる利点や

今回の断熱性能を上げる改修もあって

提案時から両親とも乗り気でした

 

 

 

建築士さんも私の考えに賛同しており

断熱性やバリアフリーなどを取り込んだ

新しい居室の計画が練られていきました

 

こうして床下、居室、トイレの改修計画が

ほぼ完成していきました

 

 

 

さて、最後に私が移り住む【離れ】の

改修計画となりました

 

この建屋は約25年程前に

親父の知人の建築士が建てたもので

一言でいえば『意匠設計』で建てられました

 

見た目や材料は随所に拘りが見られますが

住宅性能としては【非居室】と同レベル

(もちろん断熱材など全くない)

 

ひとつ例を挙げると

部屋って四面の壁があると思いますが

一面がサッシ、二面が襖、一面が作り棚

・・・あれ?壁が無い?

という感じなんです

 

 

 

「なんでこんな造りにしたんや?」

 

 

 

「さぁ、なんやったか忘れたけど

 設計士さんに任せとったなぁ!」

 

ああ、この人の性格を忘れてた・・・

『無知なことは、無知のままでいる』

余分な知識を溜め込まないんだった

 

 

 

もう15年物の愛車のナビ操作ですら

毎回お袋に設定を頼んでいて

自分では全く操作ができないんだわ

 

 

 

それでいて昔から

欲しいものは買ってしまう性分で

我が家には価値の分からん物が

色々と置いてある

 

 

 

でっかい将棋の駒とか

壊れて動かないのに100kg近くある置時計とか

木彫りの仙人みたいなのとか・・・

 

 

 

外にも2mくらいの石灯篭とか

慣れるまで帰宅時に『ビクッ』っとしていた

信楽焼の古狸だったりとか・・・

 

 

 

お袋が『いくらで買った』と聞いても

毎回テキトーに誤魔化していたそうな・・・

 

まぁ、自分の稼ぎで買っていたんだし

他にこれといった趣味も持っていなかったので

ある程度は放任していたみたいだけど

 

 

 

親父が亡くなったら

【なんでも鑑定団】に売っぱらおう!

(お袋も同意してる)

 

さてさて、話は戻り

 

 

 

【離れ】を内見していると

建築士さんの表情がみるみる青ざめ

明らかに無口になっていきました

 

断熱性能が無いことに加えて

電源の少なさも問題であり

部屋には3カ所しかコンセントがないのよ

 

照明も事務作業に必要な光量は

明らかに足りない状況であり

照明を増やすには天井も張り替える

必要がある模様なのだ

 

 

 

部屋をしばらく観察していた建築士さん

「たぶん、本宅より費用が掛かるかも」

とのコメントでした

 

 

 

「そりゃ、そうでしょうな!」

 

それから更に10日程経って

【離れ】の改築案が出てきました

 

簡単に言いますと

天井も床も襖も全て取っ払いまして

新しい天井・床・壁を入れることに

 

 

 

しかし、ここにきて

親父から物言いが入りました

 

 

 

拘った材料で造った天井も

 

 

 

今ではなかなか見れない

一本杉を使った柱と土壁も

 

 

 

新しいプランでは外観以外のすべてが

現代風に造り替えられてしまう事に

迷いが生じたみたいです

 

 

 

 

いやいや

夏はクッソ暑くてエアコン効かんとか

冬もクッソ寒い言うから

オイルヒーターとか布団乾燥機とかも

買ってあげましたやん!

そんな部屋に引っ越すワシのことも考えろよ

 

まぁ、そうは言っても親父の建てた家なので

出来るだけ現状の形ままで

建築士さんと計画を練り直しました

 

しかし、仕事場の環境的に照明器具の増設や

コンセントを増やすための壁の新設など

今の構造体では厳しい部分が多々出てきます

 

 

 

『後々お前の家になるんやから

 使い勝手のええように計画したらええ』

と、言っていた親父も判断し辛いみたいです

 

結局、私はそんな親父の表情を見て

「生きているうちは、いまのままにする」

と決断しました

 

 

 

本来の私であれば

【やらずに後悔するより、やって後悔する!】

という性格なのですが、あくまでもそれは

『リスクを背負うのが自分の場合』の話

 

大抵、大きな物事を決める時

私の場合は『迷ったらステイ(とどまる)』

とするが多いです

 

 

 

これは9割の人が損をするとも言われる

【投資】の界隈では大事な考え方みたい

 

私の場合はそんなに深い考え方ではなく

判断に【迷う】という心理は

後悔する確率が50:50以下だと思った時に

沸いてくる感情だと勝手に思っています

 

 

 

私から入れ替え計画を白紙に戻す

と提言したところ、親父は安堵した様子

まぁ、良かったとしましょう

 

 

 

 

「えっ・・・あ・・・

 そういう事になったんですね」

 

業者さん、ここ一ヵ月の計画書が水の泡に

 

 

 

さすがに悪いと思って

引っ越し無しプランの概要を

私の方で予め作っておきました

 

 

 

「ありがとうございます

 これに沿ってプラン検討します」

 

【こっちを立てれば、あっちが立たず】

 

こうして最終的なプランが出来上がり

先週から第一期工事として

【応接間】【トイレ(玄関)】と

【お袋の作業部屋】の床下工事が開始

 

 

 

私はこの間(約三週間)に

荷造り・退去(運搬)・仮住まい構築

と、超ハードな生活が始まります

 

第二期工事は来週(7月第1週)から始まり

【寝室(兼作業部屋)】【トイレ(居室)】

の全面改装工事となります

 

進行具合は追って掲載予定ですので

次回もお楽しみに!