三菱自動車工業(株)は、22日(火)に中華人民共和国内の合弁会社でのエンジン生産を終了すると発表しました。
これに拠り、既に2023年3月に自動車の完成車の生産を終了していたことから完全に中華人民共和国内から撤退することとなりました。
因みに、三菱自動車工業(株)は、1997年に中華人民共和国遼寧省瀋陽市で現地の中国航天汽車などと合弁会社を設立し完成車の生産を開始していましたが、今年6月にはこの合弁関係も解消したとのことです。
中華人民共和国内に於いては、BEV(Battery Electric Vehicle)が国策として然も中華人民共和国内企業が優遇される状況ですので、採算が合わない場合は早目の撤退が得策と思われます。
白物家電でもそうでしたが、技術やノウハウが持ち出されている状況から内燃機関等の最新技術は日本国内に留めておくべきと思います。
(特に、HEV(Hybrid Electric Vehicle)関連技術等は温存すべきです。)