本田技研工業(株)と日産自動車(株)及び三菱自動車工業(株)は、経営統合に向けた協議入りを発表しました。
三社の記者会見に拠ると、この協議は2025年(R7年)1月末を目途に本田技研工業(株)と日産自動車(株)の経営統合の可能性について方向性を見出すとのことです。
本日17時から、本田技研工業(株)の三部敏宏社長、日産自動車(株)の内田誠社長及び三菱自動車工業(株)の加藤隆雄社長が、動画配信を伴う記者会見で明らかにしました。
そして、本日はこの基本合意書(Memorandum of Understanding)を締結したとのことです。
キーワードは、モビリティの電動化と知能化の様で、それらのシナジー効果で有って、合理化・削減では無いとのことです。
なお、本田技研工業(株)と日産自動車(株)は、今年3月15日(金)にEV(Electric Vehicle)とソフトウェアに関連する分野での協業に向けた包括的な覚書(Memorandum of Understanding)を発表していました。
因みに、日産自動車(株)と言えば、1966年(S41年)8月1日にプリンス自動車工業(株)の吸収合併があり、有名な引継車種としてはスカイライン、グロリア(~2004年(H16年))及びチェリー(~1978年(S53年))が有りますし、特異なものとしてはプリンスロイヤル(御料車)が有り、自動車レースシーンではR380が有りました。
日本の基幹産業の一角、他国に負けない様にして欲しいと思います。