2023年(R5年)5月8日(月)に感染症法上の2類相当から5類に移行された新型コロナウィルス感染症ですが、ここに来てまた再感染拡大の気配が有る様です。
厚生労働省に拠ると、各都道府県が一週間毎にまとめる一定点医療機関当たりの感染者数は沖縄県が最も多く29.91人(6月24日(月)~30日(日))になったとのことです。
また、今回流行している新型コロナウィルス感染症は、新しい変異株『KP.3』と言うものの様で、ワクチンから逃れ易いものとのことです。
なお、今回は第11波とのことですが、第10波とは今年1月29日(月)から2月4日(日)迄の様で石川県が24.52人と最多となり流行したのは変異株『JN.1』とのことです。
因みに、厚生労働省が発表している第5波から第7波迄をまとめた資料は、次のとおりです。
●第5波、第6波、第7波の比較(まとめ)≫
●オミクロン株による第8波における死亡者数の増加に関する考察≫
それと、新型コロナウィルス感染症の取扱いの変遷は、次のとおりです。
- 2020年02月01日(土):新型コロナウィルス感染症が、政令(令和2年1月28日公布・政令第11号)により指定感染症に定められる。
- 2021年02月13日(土):感染症法の改正(令和3年2月3日公布・法律第5号)に拠り新型インフルエンザ等感染症に変更された。
- 2023年05月08日(月):感染症法上の2類相当から5類に移行された。
- 2023年09月30日(土):新型コロナウィルス治療薬の全額公費負担で無料が終了した。
それと、最近はエンテロウィルス(enterovirus、EV)を原因ウィルスとする手足口病(Hand, Foot and Mouth Disease、HFMD)、アデノウィルス(Adenoviridae)を原因ウィルスとするプール熱(Pharyngoconjunctival Fever、PCF)、そしてRSウィルス(Respiratory Syncytial virus)に依る急性呼吸器感染症などの流行が報道されますが、十分に注意は必要ですが過度に報道されている帰来もあるので余り恐れる必要性は無いと思います。
(またぞろ、専門家と称する方々の専門チームなるものが出来て、既得権益化しますから。休業補償、GoTOキャンペーンなどムダに公金を使ってしまいました。)