ミネラルウォーターからPFAS | GTZ&RSのブログ

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兵庫県神戸市は、兵庫県明石市の辻本達也市議会議員(52歳、兵庫県明石市大久保町)からの情報公開請求に拠り『神戸市内製造のミネラルウォーターから水道水暫定目標値を上回るPFAS(Perfluoroalkyl and Polyfluoroalkyl Substances、有機フッ素化合物)が検出された』との情報を公開しました。

なお、このミネラルウォーターの製造メーカーは非公表となっていますが、今回は100ng/ℓのPFAS(Perfluoroalkyl and Polyfluoroalkyl Substances、有機フッ素化合物)が検出された様です。

現在、水道水に対するこうした化学物質の規制値は無い様ですが、厚生労働省では暫定目標値を設定していて50ng/ℓとなっている為、今回はその2倍の濃度を検出したことになります。

また、このミネラルウォーターの原水となる地下水からは最高310ng/ℓが検出された様です。

因みに、ミネラルウォーターは食品衛生法上の清涼飲料水となる為にPFAS(Perfluoroalkyl and Polyfluoroalkyl Substances、有機フッ素化合物)などの規制は無く、且つ水道水では無いので水道法・第4条(水質基準)の水質基準に該当せず、水道水質管理上注意喚起すべきものとしての水質管理目標設定項目となっている様です。

それと、このミネラルウォーターのPFAS(Perfluoroalkyl and Polyfluoroalkyl Substances、有機フッ素化合物)問題は、2022年(R4年)12月の厚生労働省からの情報提供であり、このミネラルウォーターの製造業者が製造過程に活性炭フィルターを設置したのは2023年(R5年)12月だったとのことです。