自動車メーカー等を立入検査 | GTZ&RSのブログ

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国土交通省は、6日(木)の(株)スズキ本社(静岡県浜松市中央区高塚町)の立入検査に続いて、本日、本田技研工業(株)本社(東京都港区南青山)道路運送車両法に基づいて立入検査を行いました。

国土交通省は、スズキの2014年(H26年)12月から2017年(H29年)12月迄の間に製造・販売したアルト(HBD-HA36V)ブレーキ試験の成績書の虚偽記載について、社内規定の確認及び事情聴取をした様です。
このブレーキ試験の成績書の虚偽記載は、制動距離を実際よりも短く記載しているもので、過去のこととは言え悪質性は高いと思います。

また、スズキは2016年(H28年)には燃費の不正記載事案もあり、2018年(H30年)には完成検査にも不正がありました。

そして、本日のホンダの立入検査では、対象車種がフィットやN-BOXなどのホンダの人気車種であったことと、2007年(H19年)から2022年(R4年)まで製造販売された22車種約325万台と規模が大きいことが懸念されます。

まぁ、騒音試験はともかく、ユーザーとしてはエンジン出力試験の不正は出力不足や燃費に影響する為、該当車種の一番のメリットを損なうものだと思います。

それと、色々な意見などがある様ですが、先ずは製造者に於いては指示された検査や検査方法などはキチンと遵守して欲しいと強く思います。
(ルールを徹底遵守した上で、そのルールを批判すれば良い。中には、やはりムダなものや妥当性の低いものも有る様だ。)

やはり、日本製と言うブランドを守って欲しいし、嘗ては過剰品質と呼ばれた日本製に戻って欲しいと思います。

グローバル化に依る低価格は、ある程度は止むを得ないけれども、どうしても日本製には拘って欲しいと思います。