柏崎刈羽原子力発電所、運転禁止解除。 | GTZ&RSのブログ

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原子力規制委員会(山中伸介委員長)は、12月27日(水)に、原子炉等規制法に基づき事実上の運転禁止命令が出されていた東京電力(株)柏崎刈羽原子力発電所について、この運転禁止解除を正式に決定しました。

これは、テロ対策上の問題が相次いだ東京電力(株)柏崎刈羽原子力発電所に対して、2021年(R3年)4月14日に原子力規制委員会(更田豊志委員長)原子炉等規制法に基づいて事実上の運転禁止命令を正式決定・発出していたもので、その後も設備面や運用面での課題が解決されず、約2年8月後の本日に漸く運転禁止解除になったと言うものです。

東京電力(株)柏崎刈羽原子力発電所
1号機沸騰水型軽水炉(BWR)1985年9月18日110万kW東芝製
2号機沸騰水型軽水炉(BWR)1990年9月28日110万kW東芝製
3号機沸騰水型軽水炉(BWR)1993年8月11日110万kW東芝製
4号機沸騰水型軽水炉(BWR)1994年8月11日110万kW東芝製
5号機沸騰水型軽水炉(BWR)1990年4月10日110万kW東芝製
6号機改良型沸騰水型軽水炉(ABWR)1996年11月7日135.6万kW東芝/日立/GE製
7号機改良型沸騰水型軽水炉(ABWR)1997年7月2日135.6万kW東芝/日立/GE製
 * 総出力は821万2,000kWと、世界最大の原子力発電所である。

なお、東京電力(株)柏崎刈羽原子力発電所の運転再開については、柏崎市刈羽郡刈羽村では賛成の声が聞こえてきますが、周辺市町村や新潟市などでは反対の声の方が多い様に感じます。

やはり、この発電所で発電する電力は地産地消では無い為、どうしてもデメリットが目に付き、メリットを感じることは難しいです。
(原子力規制委員会(山中伸介委員長)も、『お墨付きを与えたものではない』との言葉は重いと思います。)

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