拉致被害者帰国から21年。 | GTZ&RSのブログ

GTZ&RSのブログ

GT-Z&RSでは、コンピュータ関連情報や地域情報を中心に発信しています。

北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)に依り拘束・拉致された日本国民が初めて帰国されて21年になりました。

2002年(平成13年)10月15日に、日本国政府のチャーター便(全日本空輸 Boeing 767)で羽田空港に約24年ぶりに帰国されました。
(とても衝撃的な映像でした。)

ただ、帰国された方は僅か5人で、警察庁が発表している北朝鮮による拉致の可能性を排除できない行方不明者871人には遠く及びません。

しかも、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)は、2012年(平成25年)2月12日に一方的に特別調査委員会の解体宣言をして再調査の約束を破棄してしまいました。

その一方で、核兵器開発や弾道・巡行ミサイル兵器の開発に勤しんでいる状況です。
(当地は、1959年(昭和34年)12月14日からの北朝鮮帰還事業の出発港でしたので、とても複雑です。)

今日は、鳥取県米子市で政府や鳥取県などがこの問題についての集会を開いた様です。

印象的だったのは、この拉致被害者の親御さんでご存命の方はたった二人との言葉です。

我が国の外交能力の低さを痛感します。